7/13 憂鬱とカンナ
2022/02/12 読んだ感想 後書きにこれからは書くことにしました。
クッションなく原液で読んでほしいので
7/13
月曜日だ。
憂鬱な月曜日、始まりの月曜日。
日常に深い喜びも吐き気を催すような激情をも抱くことがない私にとって繰り返しの開始地点ほどたまらないものはないと思っている。
最初というのは中腹よりも道のりがキツく見える。すぎて仕舞えばどうということなくとも、想像上の道のりがなによりも重たいのだ。
気づけば日曜日になっていようとも、月曜の朝というのは人を憂鬱な気持ちにさせることができると私は思っている。
さて、そんな月曜日は何をしたのか。
ここだけの話にしてもらいたいのだが、私は学生である。小学生でも大学生でも夜間学校でも好きなものを想像してもらって構わないが、私は学徒なのだ。
私は学校という施設に対して何も頭脳だけを育む場だとは思っていない。社会通念や社交性というものも自然と育つものなのだろう。
しかし、残念なことに私は頭脳もなければ社交性もない。前回記したように最弱なのだ。
何も持っていない。
何も持っていないことしか誇れない人間だ。
偏見ではあるが、小説家の三分の一から半分程は社交性やら口車やらが余り上手くない方だと思う。
でもそれが馬鹿であるとか、間抜けであるとかの短絡的な帰結に及ぶことはあり得ない。
少なくとも小説家とは自分の書きたい理想があり、それを伝えるだけの術を持っているはずだ。
ではそれがどうして現実社会の舌戦の中で出せないかと言えばーー緊張から来るのだろう。
緊張だ。
人間誰しもがする。
恐怖に似た強張り。
私はいつも己の緊張に負ける。相手がどんな人間であろうとも、自分の方が圧倒的に弱いのだからへり下って、下手に出ようとしてしまう。
どんな相手であろうとも、年下でもなければーーであったとしても緊張することだろう。
そして何より会話の話題が少ない。
これは私が趣味が少ないとか、ではなく単純に相手に伝わりやすい趣味ではないと思っているからだ。
自分の中のマニアックを切り捨てて、切り落としていった結果そこに残っていたものの小ささは本当に自尊心というものを傷つける。
ヘドロのように纏わり付いた顕示欲が一斉に落とされて、本心で語らねばいけないアンフェアなリングができてしまっている気がしてならないのだ。
だから幾らか思考をまとめられて、読者側が話題を選ぶことのできる小説は良い。
押し付けがましい話をしても、相手が気に食わなければすぐに閉じてもらえるのだ。
私から素直に距離を置いてもらえるのは嬉しいことだ。
文字に起こすと私自身矛盾を感じるが、決して誰かと仲良くなることが嫌いなわけではない。
寧ろ100人いれば、100人愛せるほど孤独に悩まされている。
問題は自分の内外の醜さにある。
私のこの本音を見ても、わざわざ気持ち悪いと思わず共感して、時に美しいと地で思っていただける方は世界にどれほどいるのか。
極小だろう。極少だろう。
だからこの醜さを知られるのが嫌だ。
相手に不快に思われたくない。
相手を尊重するためなら手段を厭うことはないぞ。
あぁ、話がずれてしまっているな。
最も言いたかったことは、私は私自身に振り回されたくないということだ。
私は自己嫌悪に陥りやすい。
被害妄想が激しくて、自分の一挙手一投足が気になる。
でも、この小説の中であれば許された気になる。
なにせこの文字媒体の世界の中には人間が誰もいないからな。
電脳人間が私の小説に罵詈雑言を浴びせてきても心なしに響かない。
比較対象がなければ、最弱と自負する私でさえも、自分だけの世界でなら最強になれる。そういうことだ。言いたいことわかるかな?
ズレのズレは直ったが、これは本来今日の月曜日について書く日記だったな。ではまぁ、連ねとこう。
今日は友人と共にカラオケに行ったぞ。
こんな私にも友人と呼べるかギリギリの優しくしてくれる人たちがいる。
すごいことだと思う。
何の取り柄がなくとも好かれることもあるのだな、と改めて人の優しさを実感するよ。
カラオケで何を歌うか迷うのだ。
ナウい曲というのは私には難しい。
だが、気を使いすぎることもない、彼らと私は趣味が少し共通する部分がある。
有名なアニソンを歌ったり、懐かしのボカロを歌ったりするくらいは寛容に許してもらえる。
ここで突飛に広○香美さんの曲を歌ったりするのは控える。私だって場の雰囲気を打ち壊さないように気をつけるタイプなのだ。
気をつけて2、3歩下がった結果背後の地雷原を踏むタイプなのだ。
今回は長かった。
フリータイムにしたおかげで5時間くらい歌っていたかもしれない。末恐ろしい。
友人らはリゼロやらダンベルのアニメの曲?やらを歌って盛り上がっていた。途中でhot limitがかかった時は目を丸くしたが。
ともあれ何の事件もなく楽しい時間は過ぎ去り、最後はファミチキを買って駅まで見送って帰った。
私が求めている幸せというのはこういうものだ。
お金や恋人がいるという幸せを望むのはとてもすごいと思う。私には到底手が出せない。
私は同じ趣味を持った人間と巡り合い、偶にででもいいから話すことができるようになればそれがまずは今のところ1番の幸せかもしれない。
結局人とは緊張して話せないので、そんな望みは最初からご破算の面白話ではあるが。
2022/02/12 読んだ感想
全体的にコイツうるさすぎないか?
舞台俳優ばりの語り口調で語りかけてくるな、一般学生が
もっとしゃんとしろ!
月曜日が憂鬱なのは今でも分かるけど、それを糸口に共感させて無理やり自分の語り世界に引き摺り込もうって魂胆が嫌だなぁ
誰もここ以上の話にしないんだわ、というか未来のお前が勝手に喧伝しちゃうんだよ。学生であることにアイデンティティ見つけて、開き直って弱いこと正当化させる前に自分を変えようとか言う意識ないのか。ないな……全くこの時期なかった。
弱いことは長所になりえるけど、お前の弱さは逃げてるだけだからな、いつかその弱さと向き合わないといけないんだからな!
あと小説家の人を社会不適合者呼ばわりするな!失礼だろ!勝手にお前の仲間にするんじゃない!勝手に自分の期待を押し付けてラベル貼りをするのは、お前の嫌うことの一つでもあっただろ!
話が脱線するのは集中力散漫だからだ。それは今も治ってない。今も自分のやりたいことにひきづられる。話が脱線するのはいいけど、「脱線」したことを言って、無理やり元に戻すな!その手法はなんかくすぐったい!
ナウい曲知らないアピールするな!広瀬香美歌って何が悪い!
緊張して話せないのは可愛いな!!
そこは克服できるから頑張れ!
でもインキャっぽいところは結局抜けないけれど、それを自分として受け入れたら話しやすくなるぞ!
理想の自分よりやりやすい自分になるんだ!