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8/1 とうとう夏らしく


暑い。まるで夏のようだ。

まるででもなんでもないが。


最近は身体が鈍らないように運動している。

夏バテにも気をつけたいしね。


気づけばもう8月。夏からが一年の本番みたいに考えがちだが、その実終盤戦というのは悲しいことだ。


盆踊りもこの状況のせいでやるわけもなく、花火大会なんてもってのほか。


悲しい。悲しい。

私は盆踊りや夏の花火大会ほど好きなものはないというのに。


祭りは大好きだ。どんなに奇をてらった踊りでも、陽気なリズムに合わせれば、拙くとも盆踊りとなる。


祭りの喧騒、普段は出ない出店、これ見よがしと並んだ赤い提灯。

どれも愛おしい。どれも素敵だ。


最後の最後で打ち上げられる花火程ロマンチックなものはなかったはずだ。


あぁ、祭りがなくなって悲しい。

泡沫に帰してしまった、後の祭りですらなく。


消滅してしまえば、後悔することすらできない。

後悔とはつらいものだが、どうあれ思い出。それすら奪われるのは胸に穴が開いたようだ。

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