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7/23 海の日


今日は一日中家に引きこもっていた。

曇天だったか、青天だったかもわからない。外の世界に触れなければ、外の気温がどんなものでも構わないし、外の風向も構わない。


但し、ニュースは別とする。心温まるものならいいが、最近は少ない。

灰色ばかりだ。いつも落ち込み気分の私の暗黒気分を限界突破させたいのか知らないが、これ以上暗いニュースはやめてくれ。頭が痛くなる。


それにしても今日は何の祝日だったか、どうやら海の日らしい。

とても和やかなネーミングだ。

母なる海、豊かなる海。

瀬戸大橋より渦潮をつくり強力な磁場を発生させ、それがきっかけで高知にLEDの技術をもたらした革新の海。


……最後の高知の下りは半分嘘だ。


何はともあれ、海は素晴らしく同時に恐ろしい。

我々の道はいつも海を越える所から革命する。


唐から僧侶が流れてきたり、コロンブスがアメリカ大陸を発見したりと海は新天地へいざなってくれる。しかし、時に荒々しく大船をその内に招き入れて、沈没させる。一度流されては人ではかなわない神秘的な力でどこへともなく、海の遠くに引きづり込む。


強さ、豊かさ、新しさ。

海とはそれらを象徴する偉大な存在。


それを讃えて、祝日にするというのは実にいい案だと思う。












山の日は別として。


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