2020/7/12 始まりとプリムラ
2022/02/12 読み直した感想
痛すぎる……
なんでこいつは語りかけてくるんだ?
一々表現も言い回しも偉そうで、舐め腐った態度が滲み出てきてる。
2年前の自分がこんなに残念だと、2年後の今もそこまで自分に期待できないじゃないか。
ジャンプは読むけど、一先ず友情努力勝利からは卒業したよ。
でも……読み直してよかった。
大切なことを忘れかけてた。友人のお母さんの死は忘れない。昔はよそよそしかったかもしれないけど、今となってはもっと、もっと一緒に話したりすれば良かったって思ったんだから。
後悔は僕で打破するんだ。
7/12
今日から日記をつけることにした。
愚痴ることなら愚痴日記に書けばいいのだが、身の回りの些細なことを口として話すのは芳しくない。なので、飽きない程度に、それでいて気怠げに日々のことを書こうと思う。
まず皆様にご承知して欲しいのはこの日記が幸せとか、順風満帆とか、チート、ハーレム、内政、ファンタジー、エトセトラの夢物語のような内容ではないということ。
友情・努力・勝利を失っている逆ジャンプみたいな日記だ。
負け犬の汚らしい戯言と虚言、そしてどうしようもなく打ちひしがれそうな現実を練り込んだ割とシニカルでコミカルでラジカルな日記なのだ。
自慢するような特技が人より少しだけ多くモノを書けるくらいしかない僕にとって、この小説家の世界は特技すら特技と認められない世界。
丸腰にして、最弱。カブトムシにすら負ける自信がある。
なので、夜更かししながら不幸自慢でもしていないとやっていられない。
誰よりも弱くて不幸なことくらいしか自慢にならない。
まったく。
弱いことの利点なんて雑魚もラスボスも同じに見えることくらいしかないぞ。
なんせ雑魚の一撃でも死ぬから。
さてはて、まず今日の話をしよう。いや、昨日か?これを書いている現在深夜なので曖昧なのだが、今日はそう日曜日だった。
半沢直樹の再放送をやっていたのを覚えている。
最近のテレビは録画機能があるからもしかしたら録画かもしれないが、今日はきっと日曜日だったことだろう。
何一つ面白みのない日曜日だ……いや、強いて言うなら友人の母君に花を供えたぞ。
4月に亡くなられていたらしいのだが、この伝染病禍では葬儀も執り行えず、父君は私たちの連絡先さえ知ってはいなかった。
だから3ヶ月越しの今になって花を添えたのだ。
身の回りの人々が癌で亡くなっていく。
老衰の葬儀の次に癌病の葬儀に行くことが多かっただろう。普通の人ならあまり馴染みがないかもしれないが、私にとっては忌々しい死神だ。
折角の日曜日に暗い話だけでは後味が悪いと思いその後は家族で買い物に行った。
カレーとナン、後は刺身なんぞ買ってみてテーブルの上はジャンルの定まらないオードブルのようであった。
日曜日も平日も対して変わりはしないが、今日の日曜日は悪い日曜日ではなかったと思う。




