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速度を落として真っ直ぐを狙え!(4話)

「まっすぐって言葉あるじゃん?何でまっすぐなんだ?」(和真)


「いや…それを言ったら全ての言葉に当てはまるだろ?」(栄牙)


「だってよ、今すぐとか、もうすぐとかすぐって直前みたいな感じだろ?それなのに、まっを付けるとあら不思議、直進とかその道一筋とかそんな違う感じになるわけだよ」(和真)


「いや…そう言う意味もあるってだけで、時間的意味もあるんだが…」(栄牙)


「言葉って難しいよな」(和真)


「・・・バカなりに考えているのか?」(栄牙)


「バカなりって何だよ!?こう見えて赤点すれすれなだけで取ってはいなんだぞ!!」(和真)


「そうか…」(栄牙)


「なんだよ!?その可哀そうな奴を見る目は!?俺よりも危険そうなあの暴力おんなばぁ!?」(和真)


「おう、那々。今日も元気が有り余ってるようだな?」(栄牙)


「もう、反射的にあれを見ると足が動く感じなのよね」(那々)


「なるほど、誰かの告白みたいなものか」(栄牙)


「俺の神聖な告白と言う儀式と、その凶暴女の暴力を一緒にするんじゃねぇ!?」(和真)


「本当に復活早いよな…」(栄牙)


「ふっ、効きはせんばがぁ!?」(和真)


「効かないなら聞くまで蹴って良いって事よね?」(那々)


「何でそうなるんだよ!?」(和真)


「マジで段々慣れて来てる気がするよな…」(栄牙)


「今のうちに息の根を止めておいた方が世の中のためになるのかしら?」(那々)


「人の事をしぶといウィルスみたいに言うんじゃねぇよ!?」(和真)


「ぴったりじゃない?」(那々)


「この女は…」(和真)


「いつも3人で楽しそうに話しているので、輪の中に加わり難いですね」(澪音)


「「いざとなったらこいつを追い出すのでいつでもどうぞ?」」(栄牙&那々)


「ちょっと待てごらぁ!?俺が邪魔みたいな言い方はないのヴぁ!?」(和真)


「黙れ害虫め!!」(那々)


「那々さん、和真さんを害虫呼ばわりするのはダメですよ?」(澪音)


「はーい!ごめんね、澪音♪」(那々)


「表情とか声色とか色々と指摘したい部分があるのですが…何より、何でいつも謝りながら抱き着くんですか?」(澪音)


「抱き着きたいほど好きだからだよ♪」(那々)


「そう言って貰えるのは嬉しいのですが…」(澪音)


「教室で抱き着くなんてダメなんだよ!!」(八重那)


「八重那さん?えっと…私もそう思います」(澪音)


「八重那はちょっと硬すぎると思うよ?澪音みたいに柔らかくならなくちゃ♪」(那々)


「那々さん…ちょっと苦しいです…」(澪音)


「や、柔らかいのか?」(栄牙)


「そこの所詳しく!!」(和真)


「黙れ!変態男ども!!感触を確かめたかったら自分で抱き締めて見れば良いでしょ!!」(澪音)


「では、失礼して♪」(和真)


「本当にしようとしようとするな!このド変態男がぁ!?」(那々)


「どべらぼべぇ!?」(和真)


「おおっ!?見事なドロップキックが決まったな!!」(栄牙)


「抱き着くのを阻止したのは良いんだけど、やりすぎ…かな?」(八重那)


「またもらったよ!!」(華)


「甘いよ!!」(八重那)


「あう!?八重那ちゃん、叩くなんて酷いよ!?」(華)


「あ、ごめんね?でも、澪音に抱き着こうとする華が悪いんだよ?」(八重那)


「ちょっとしたスキンシップなのにぃ…」(華)


「俺もちょっとしたスキンしぷべらぼ!?」(和真)


「懲りない変態よね!?」(那々)


「ある意味では羨ましいよ、和真の性格はよ…」(栄牙)


「澪音に抱き着きたいなら私を倒してからにしなさい!!」(那々)


「女と戦う趣味はねぇな…」(栄牙)


「女とか男とか関係ないわ!澪音を狙うライバル同士でしょ!!」(那々)


「…那々って漢らしいよな…」(栄牙)


「栄牙が女々しいだけじゃない?」(那々)


「そんなことは…」(栄牙)


「やーい!女々しいおとぶぼらぁ!?」(那々)


「…何で今は和真を蹴ったんだ?」(栄牙)


「不快だったから栄牙の代理で蹴っておいたの♪」(那々)


「それはありがとうございます…」(栄牙)


「どういたしまして♪って、ああ!?華!何でさりげなく澪音に抱き着いているのよ!?」(那々)


「だから、友達同士のスキンシップだよ♪」(華)


「純粋な好意からくる行動は阻止し辛いものですよね」(澪音)


「れ、澪音も苦笑しながら頭を撫でるなんてサービス良すぎでしょ!!可笑しいと思ったら華は前傾で抱き着いていたのね!?」(那々)


「わ、私も友達同士のスキンシップだから!!」(八重那)


「八重那まで!?さっきまで止めていたのに!?」(那々)


「はぁ…さっきまでのことは忘れちゃったよ♪」(八重那)


「八重那まで撫でてもらってるし!?わ、私も!!」(那々)


「ごめんなさい、手は二本しかないのでこれ以上は…」(澪音)


「そんな!?しかも、抱き着くスペースがないじゃない!?ちょっと!どっちか変わってよ!!」(那々)


「「後でね♪」」(八重那&華)


「後っていつなのよ!!」(那々)


「俺の後だぞ?」(和真)


「さりげなく割り込むな!この変態男!!!」(那々)


「へげら!?」(和真)


「さすがに懲りろよ、変態男」(栄牙)


「俺の愛はこんなものでは…ガク」(和真)


「和真…安らかに眠れ…マジで」(栄牙)


「あの…やはり、この後は那々さんも撫でないといけないのでしょうか?」(澪音)


「当たり前だよ!どっちでもいいから早く変わってよ!!」(那々)


「「もうちょっとぉ♪」」(八重那&華)


「もうちょっとが長そうなのよ!!早く代わってよぉ!!」(那々)


「「あ~と~で~♪」」(八重那&華)


「今日も平和だよねぇ・・・」(澪音)

「なあ?俺たちって澪音(主人公)より目立ってないか?これって良いのか?」(和真)


「そこは突っ込んじゃダメな所だぞ?大体、他にもそんな作品は色々あるだろ?」(栄牙)


「なるほど、そうやって後々に澪音が存在をアピールして行く展開なのか?」(和真)


「ただ単に、作者は何も考えていないだけだと思いますよ?」(澪音)


澪音の追撃!返事がない、ただ■のようだ…


「え?前回の一撃で倒れたままなのか?どれだけメンタル弱いんだよ…」(栄牙)


「そのせいで、私がしばらく代役をやることになりそうです…」(澪音)


「「・・・」」(栄牙&和真)


「「「次話もよろしくお願いします!!」」」(栄牙&和真&八重那)

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