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速度を落として開始を狙え!(1話)

この1話だけはそれなりに考えたので、別物になるかもしれません…

「好きだ、付き合ってくれ!!」(和真)


「おはようございます、和真さん。朝から元気ですね♪」(澪音)


「軽く流されただと…!?」(和真)


「当たり前だろ?ほとんど毎朝の行事になってるじゃねぇか?」(栄牙)


「栄牙さんもおはようございます♪別に嫌ってわけではないんですよ?ただ…毎朝なので、慣れって怖いですね」(澪音)


「という事らしいぞ?和真君や?」(栄牙)


「何という事だ!?俺の溢れんばかりの想いをストレートに伝え過ぎてしまったが故の悲劇だとでも言うのか!?」(和真)


「いちいち芝居臭い奴だよな、お前って…」(和真)


「おはよう、みんな♪教室のドアの前で何をやっているの?」(八重那)


「おはようございます、八重那さん。すみません、邪魔な所に居座ってしまって…」(澪音)


「澪音のせいじゃねぇだろ?このバカがこんなところでいつもの挨拶を始めるのが悪い」(栄牙)


「いつもの挨拶とはなんだ!?俺は、いつも本気で!?」(和真)


「はいはい!分かったから邪魔でしょ!?とにかく、入りなさい!!」(那々)


「ぐはっ!?おい!那々、お前!!毎度毎度俺を足蹴にしてくれるが、何か恨みでもあるのか!?」(和真)


「私の澪音に告白ばかりして鬱陶しのよ!!」(那々)


「いや、お前のじゃないだろ!?しかも、お前こそ気軽に肩を抱くとか可笑しいだろ!?」(和真)


「嫌がってないって事は構わないのよね?」(那々)


「それは構わないんですが、私も一応は男ですからね?やはり、女性としてもう少し慎みを持った方が良いと思われますよ?」(澪音)


「澪音が付き合ってくれたら頑張ってみるわよ?」(那々)


「けっ!出来ない事を出汁に何を言ってぐはぁ!?」(和真)


「うっさい害虫!無駄イケメンは氏ね!!」(那々)


「ぐ…澪音!こんな暴力女を選ぶのだけはやめるんだ!君のためにならないぞ!?」


「ええと…那々さん、おはようございます」(澪音)


「おはよう、澪音♪」(那々)


「それでですけど…和真さんにもう少し優しくすると言うのはどうでしょうか?」(澪音)


「澪音…さすが俺の天使!!」(和真)


「あんたのじゃないわ!!」(那々)


「ぐはぁ!!?」(和真)


「おお!?結構派手に転がったな?さすがテコンドーやってるだけはある」(栄牙)


「あの…」(澪音)


「澪音、私だって辛いのよ…。でもね、あのバ…和真は、ああやってたまに刺激を与えないと生きていけない身体なのよ…分かるでしょ?」(那々)


「ええっ!?そうだったのですか!?」(澪音)


「そんなわけなぐえっ!?ぐえっ!?ぐえぇ!?」(和真)


「すげぇぜ、那々…。倒れている相手に何て容赦ない踏み付け蹴りを入れるんだ…」(栄牙)


「ほらね?蹴って欲しくて床を張っているような奴なのよ?私だって本当は嫌だけど、仕方なくやっているのよ!!仕方なくね!!!」


「ぐぼぉ!?」(和真)


「しんだか…惜しい奴を亡くしたな…」(栄牙)


「こ、ころすなよ…」(和真)


「ツッコミに切れがないな?どうかしたのか?」(栄牙)


「これだけ蹴られたら俺でもこうなるわ!!」(和真)


「鬱陶しい!!いい加減に氏ね!!!」(那々)


「ぐぼぁぁあ!?」(和真)


「おおっ!?綺麗な飛び蹴りが決まったなぁ」(栄牙)


「お、お前は友人が理不尽な暴力を受けているのに…その反応なのか…ガク」(和真)


「勝者、那々ちゃん!!鮮やかなKO勝ちです♪今のお気持ちの程はいかがでしょうか?」(華)


「スッキリしました♪」(那々)


「あいつのしも無駄にはならなかったと言う事か…」(栄牙)


「勝手にころすな!?しかも、俺の価値はそいつのストレス以下なのか!?」(和真)


「ちっ…本当にしぶとい男ね?知ってる?しぶとい男って嫌われるのよ?」(那々)


「それを言うならしつこい男だろうが!?」(和真)


「あと、五月蠅い男もよ?」(那々)


「それはお前のせいだろうが!?お前がいなかったら俺もこんなに五月蠅く騒いだりしないんだよ!!」(和真)


「人のせいにしか出来ないなんて…可哀そうな男ね?」(那々)


「こんがきゃー!?ぶっ飛ばしてやぐはぁ!?」(和真)


「…今のは正当防衛よね?か弱い乙女に襲い掛かって来たんだから!!」


「ハイ、ソウデスネ」(栄牙)


「え?那々ちゃんはか弱くなモガ?」(華)


「華…余計な事は言わなくて良いんだ…」(栄牙)


「モガ?」(華)


「栄牙さん、ダメですよ?女の子の口に気安く触れてしまっては」(澪音)


「すまん!?そう言うつもりじゃなかったんだ!?」(栄牙)


「いえ、私って良く余計な事を言ってしまうみたいだから仕方ないと思うよ」(華)


「分かってるなら言わない努力をして欲しいんだが…」(栄牙)


「出来たらとっくに直してるよ♪」(華)


「そうですか…」(栄牙)


「そんなことより、華さん、おはようございます♪」(澪音)


「おはようございます、澪音ちゃん♪今日も一段と可愛いね♪」(華)


「ふふっ、ありがとうございます♪でも、華さんの方が可愛いですよ?」(澪音)


「そんなことないよ?ねぇ、八重那ちゃん?」(華)


「え!?えっと・・・何て言ったら良いか…」(八重那)


「わざとなのか?あんな答えにくい質問を振るとは…」(栄牙)


「天然とは恐ろしいもんだな」(和真)


「俺は、お前のタフさも恐ろしいぞ?」(栄牙)


「え?これくらい普通じゃないか?」(和真)


「お前がそう思っているならそれでも良いんだが…」(栄牙)


「あ、クラスの皆さん、おはようございます♪」(澪音)


「おはよう、澪音ちゃん♪」(クラス一同)


「毎朝騒がしくしてしまって、すみません」(澪音)


「澪音ちゃんのせいじゃないから気にしないで!」(クラス一同)


「「そうそう、こいつのせいだから!!」」(和真&那々)


「誰のせいだって?」(和真)


「あんたのせいでしょ?」(那々)


「この騒ぎの元凶はお前のせいだろ!?どう考えても!!」(和真)


「「あ゛あ゛ん゛!?」」(和真&那々)


「何?あんた私に喧嘩を売っているの?受けて立つわよ?」(那々)


「はん!上等だ!!そう取って貰っても構わなぐはぁ!?」(和真)


「いい加減にしないと、私も本気で怒るわよ!!」(那々)


「怒っていないのに蹴りが入るのか…」(栄牙)


「何か言った?」(那々)


「何でもございません…」(栄牙)


「もう!ダメですよ、那々さん?いくら和真さんが望んでいるからと言っても、やりすぎると周りに迷惑になってしまいます」(澪音)


「そうだね、ごめんね澪音!」(那々)


「分かって頂ければ…」(澪音)


「でも、私だけ澪音のお願い効くのは不公平だと思わない?」(那々)


「え?そうでしょうか?」(澪音)


「そうなの!だから…澪音の事を抱きしめて頭撫でさせて貰って良い?それくらいが丁度良い対価だと思うの」(那々)


「まぁ…それくらいなら…?」(澪音)


「やった♪では早速♪」(那々)


「あの…思ったより恥ずかしいのですが、どれくらいの時間撫でれば満足するのでしょうか?」(澪音)


「え?授業が始まるまで?」(那々)


「そんなに!?」(澪音)


「ちょ、ちょっと那々!?澪音が困っているでしょ!?すぐに離れなさい!!」(八重那)


「ん?八重那…焼きもち?仕方ない…ほら、反対側空けたから一緒に抱きしめて撫でて良いよ?」(那々)


「焼きもち!?違うよ!?違うけど…良いの?」(八重那)


「えーと…まあ、授業までそれほど時間ないし…どうぞ?」(澪音)


「そ、それじゃあお言葉に甘えまして♪」(八重那)


「おい、那々の横暴を注意しに行ったんじゃないのか?」(栄牙)


「五月蠅い、黙って栄牙君。世の中には優先順位と言うのもが決まっているのよ?」(八重那)


「お前もか、ブルータス…」(栄牙)


「私なんかを撫でていて楽しいのですか?」(澪音)


「「うん、とっても♪」」(八重那&那々)


「それは良かった…のかな?」(澪音)


「どう見ても女の子同士が仲睦まじくじゃれているようにしか見えないのが救いか…?まあ、お陰で入り込める空気ではないが…」(栄牙)


「ずるいな、二人とも!!俺もまぜて…」(和真)


「「はぜろ!変態!!」」(八重那&那々)


「ぐはぁぁあ!!?」(和真)


「良いパンチ持ってるじゃない?八重那♪」(那々)


「那々のキックほどじゃないよ♪」(八重那)


「二人とも仲良しですね?」(澪音)


「「澪音も一緒だよ♪」」(八重那&那々)


「ありがとうございます♪」(澪音)


「・・・お前のしは無駄ではなかったようだぞ、和真。彼女たちの結束は深まったようだ」(栄牙)


「だからころすなよ…ガク」(和真)


 今日も平和な朝の光景でした。今日も一日頑張ります!! by澪音

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


設定も何もないコメディーになる予定です。今度こそ…


次話もよろしくお願いします。

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