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NO.4


屋敷に戻ると、ちょうどエリシアさんが俺を探しに行こうとしていたようで、

俺が戻ってほっとしたようだった、ライカさんにも心配をかけてしまったようで

申し訳なかった、しかしなんで心配されているかよく分からなかった


「なんでこんな心配されるんですか?」

「それは先ほど、とある商人がこの町のはずれで大きな空飛ぶ魔物が居た

 と言っていたのが、ちょうどお嬢様の耳に入って、それで襲われていないか

 心配になったのでしょう」

「空飛ぶ大きな魔物なんて見ませんでしたよ?」

「なんでもその魔物は大きな音を立ててどこかに飛んで行ったみたいですよ」

「なら俺が見なかっただけで他の所にいたんですかね?」

「きっとそうでしょうね、そんなのが居たら気づきますもんね」


エリシアさんとそのあと世間話をしたあと部屋に戻っていった

部屋の中で暫くごろごろしていると、ドアがノックされた


「はい」

「ユウト様エリシアです、お昼が出来ましたのでお呼びに来ました」

「わかりました、すぐ行きます」


部屋を出るとエリシアさんが待っていてくれたようだ

エリシアさんの後を歩く暫く歩くと、見慣れた食堂への扉があった

扉を開き、中に入るとすでにライカさんとキリカちゃんが席についていた


「すいません、待たせてしまったようで」

「いえ、私たちが早く着いただけです」

「そうだよ、お兄ちゃんわ悪くないよ」

「ありがとうございます、二人とも」


2人は静かに微笑んだ

そんな事をしていると料理が運ばれてきた

お昼はのメニューはエビフライとライスとスープだった

とてもおいしかった

お昼ご飯も終わり、俺は訓練場に向かった

もちろん、前にはエリシアさんが居る

エリシアさんの後をついていく、エリシアさんが扉の前で足を止めた

扉を開けると鎧を着こんだ人がいた


「初めまして、私はアルバスこの屋敷の騎士長をしている

そして、今日から君の教官をすることになった、よろしく頼む」

「初めまして俺は、阿良々木 勇人といいます、今日からよろしくお願いします」

「では、私は失礼させていただきます」

「案内ありがとうございました、エリシアさん」


エリシアさんが退室した


「ではユウト様、一度試合をいたしましょう

 何か使いたい武器はございますか」

「遠距離武器の使用は大丈夫ですか?」

「かまいませんよ」

「では、こちらの武器でお願いします」


背中に担いでいたM4を手に持ち変えた


「それは武器ですか?」

「はい、俺がいた世界の武器です一度撃ってみましょう

 …あのかかしを撃ちます」


M4を構え、アイアンサイトを覗き、かかしに狙いを定めるトリガーに指を置き

射撃体勢を整えトリガーを引いた、乾いた破裂音が訓練場に響いた

かかしは見事に頭の部分がはじけ飛んでいた


「ユウト様の世界ではすごい武器があるのですね」

「俺の世界では、これと同じような武器はまだまだありましたよ」

「…ユウト様の世界はすごいのですね、

 気を取り直して、ユウト様は我々とは戦い方が違うようですね」


それから、アルバスさんは暫く考え込んだ

考えがまとまったようで顔を上げる

しかし、考えた事を伝える前に

町に鐘の音が鳴り響いた





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