NO.15
多分、後で大幅に修正かけると思います
港の上空に着くと一度、着陸して待機してもらい
俺は、ライカさん達を宿舎に呼びに行く
「ライカさん、おはようございます」
「おはようございます、ユウトさん
お迎えですか?」
「はい、港にヘリを待たせてます
準備が出来たら向かってください」
「ユウトさんはどうするのですか?
屋敷に帰りますか?」
「俺は、まだやることが残ってるので
しばらくいるつもりです」
「そうですか、分かりました
では、私達は先に戻ります」
「帰って、ゆっくり休んでください」
「そうさしてもらいます
…帰る準備はエリシアが済ませてあるので帰ります
また、いつか呼んでくださいね」
「はい、必ず」
「お兄ちゃん、早く帰ってきてね」
「ユウト様、お招きありがとうございました
楽しかったです」
ライカさん達が部屋を出ていく後ろ姿を見送ると
猛烈な眠気が襲ってきたので畳の上で横になると、あっという間に
寝てしまった
…目が覚めると、すでに陽が傾いて空が赤く染まっていた
眠気もなくなったので、そろそろ部屋を出る
部屋から出ると、丁度如月さんが前を歩いていた
「こんばんわ、如月さん
こんな時間にどうしたんですか?」
「マスター、こんにちは
ちょっと、あたごを見に行こうかと思いまして」
「なら、俺も港に行くので一緒に行きませんか?」
「分かりました、じゃあ行きましょうか」
如月さんと港に向かって歩き出す
「マスターは何しに港に行くんですか?」
「司令部に司令官を召喚しに行くんです
そのあと、艦長さん達を集めて、定期報告会も開きたいなと思ってます」
「定期報告会ですか、分かりました
…ちなみに、議題とかあるんですか?」
「今回は、海上訓練を開始しするので、その順番を決めたいと思います」
「海上訓練ですか、他の艦長達に伝えた方がいいですか?」
「いや、放送で呼ぶからそれは大丈夫」
「わかりました
…では、私はこれで」
「如月さん、また後で」
いつの間にか港に着いていたみたいなので、如月さんと
分かれ、司令部に向かった
司令部は、島に建てた建物の中で一番立派な建物にしている
内装は外に負けないように豪華にしている
そして、この司令部には、地下室があり
地下室には、艦隊指令室に、各種通信設備などが置かれている
ちなみに、港の管理機能も司令部に移している
俺は、司令部の両開きの扉を開けて中に入る
司令部には、地下に何人か召喚しただけなので、
1階と2階は、人の気配がない
目の前の階段を上がり
曲り角を曲ると会議室がある
会議室の扉を開けると、長い机があり
10人分の椅子が用意されている
その会議室に3人召喚する
「はじめまして、マスター
私は航空幕僚長の文月唯と言います」
「俺は、陸上幕僚長の黒宮大樹と言います」
「初めまして、わっちは海上幕僚長の椿立夏と申します」
3人は俺が不在の時に仕切ってもらうために召喚した
「初めまして、ご存じかとは思いますが、
念のため、俺は阿良々木勇人といいます」
「よろしくお願いしますマスター
ところで、私達は今から何をすればいいのですか?」
「今日から、俺の軍の指揮をとってほしいんです」
「それは、存じてま」
「…それじゃあ、今から顔合わせをしてもらいます」
「顔合わせですか?」
「はい、ついでに必要の事を決めてください
では今から港に放送を入れるので、ここで待っていてください」
「分かりました、では集まるまで私達も話し合ってます」
「わかりました」
会議室から出ると
階段を降りて地下にある放送室に向かう
地下に降りると、1階に比べて肌寒い感じがした
地下の廊下は1階と同じにしている、なのであまり地下にいる感じがしないようにしてある
ちなみに、放送室は地下の突き当りに作ったので距離がある
放送室に着くと、放送スイッチを入れて
呼び出しをかける
きっと、後数分で集合すると思うので
会議室に戻る
階段を上り会議室の前に前に立ち
扉に手をかけて奥に引く
3人は、すでに話合いを終えたようで、雑談していた
「放送を流したので後数分で来ると思います」
「ではマスター、皆が集まるまで
この司令部の中を案内して頂いていいですか?」
「わかりました、案内するので着いて来てください」
「わかりました」
そして、会議室を出ると
まず、それぞれの部屋に案内した後
2階を案内した所で、柏木さんが呼びに来たので案内を中断して
会議室に戻った
会議室にはすでに全員集まっていたので
報告会を始める事にした
「すいません、皆さんお待たせしました
それでは、第1回定期報告会を開きます
まず、初めに3人紹介します」
俺は、3人に前に出て来る様に目で合図すると
無事伝わったようで、前に出てきてくれた
「では、一人ずつ自己紹介をお願いします」
「はじめまして、私は航空幕僚長の文月唯と言います
空軍への指示を担当します」
「陸上幕僚長の黒宮大樹だ
陸軍への指示を担当する、よろしく頼む」
「海上幕僚長の椿立夏と申します
わっちは、海軍を担当します」
「…わかっているとは、思いますが
この3人は俺が島にいない時の最高指揮官になります
何か質問はありますか?」
「では、よろしいですか?」
「はい、ローガンさん」
「海兵隊は、どこに付けばよいですか?」
「今は、海軍に付いてください、海軍が運用できるようになれば
海兵隊は、独立させます」
「わかりました、有難うございます」
「ほかにある人はいませんか?
……いないようなので、定期報告会を終わります
この後、幕僚長と今後のことについて話し合ってください」
「「「了解」」」
「では、俺は屋敷に帰るので後はお願いします」
司令部から出ると、ライトがないと何も見えない暗さになっていた
今、屋敷に戻るのはさすがに近所迷惑な気がする、でもライカさん達には今日帰るって言ってしまった、どうしよう…こういう時に電話があれば便利なんだが、無いもんは仕方がない
事情は明日説明するとして、今日は島に泊まっていこう
そして、足を宿舎のある方に向けて歩いていく
次回は、人物紹介をしたいと思ってます
次回の投稿は20日になります