人生Over.
『START』
『たひゃぁ、あぎゃあぁ』
1
『まんまぁ?わんわぁ、は、あああっ』
2
『ママァ、ママァ、どとぉ?マーマーァーー!マーーーマーーーーー!!!どーーーーーとおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!??????????』
3
『ちがうちがうちがう!ママー、ちがう、しぃ!そんなんじゃないしぃ!ちがうんだよぉ。パパも、なんだしぃ、イヤ!イヤイヤイヤイヤ!そうじゃないぃっ!まちがえたんだしぃ!ママ、なんでぇ?なんでぇ?なんで?なんで?……うっ、うううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ、うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぁぁぁぁぁぉぁぁぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!あぁぁぁぁーーーー!!!!!!あぁんあぁんあああぁんあぁんあああああああぁんぁんあああんんんんあん!!!!!!!!!!!!!!!
あぁーー!あぉーー!あぁぁーーーー!!!あーーー、ああぁああぁああぁああぁああぁ…………あぁっあっああっ、ああっんっあっ、ぶずぅっ、ぐぁぁっうっ、ぐぶ………………………
………………………………………………………………………………………………………っぁああ…………………………………
…………ぁぁ…………………………………………………………ぁ………………………………………………………………………………………………………………………………………っ……』
4
『ほ、い、く、え、ん、?ねぇ、ほいく、えん?って、なあにー?なあにーー?なんでそんなおなまえ、なの?あたし、わかんないっ。ねぇねぇ、そこに、どうするのぉー?なにしにいくのー?ぼくなんでいくのーー?おーしーえーてー。あとぉー、あたしと、ママとパパのこともぉ、おー、しー、えー、てーー。ママァー。マァマァーー!マァーーーーー!!!!、マァーーーーーー!!!!!…………………………。
なんで?なんで?ってきくと、おこられた。あたし、わるいことしてないじゃん。おとなみんな、あたしのおはなしをわかってくれないじゃん。おとなだから、わかるんじゃあないの?あたし、ここじゃないじゃん。ママなのに、あたしのこと、きいてくれないの?パパなのに、あたしのこと、わからないの?おかしいじゃん。へんじゃん。へん!へん!おかしい!ぅあぅあぅ。ぅぅぅぅぅ。……ママ!パパ!きいて!あたしね、あたしね、なんかへんなの!へんなかんじ!あたし、おかしいの!どっちじゃないけど、そーなの!わかんない?…………ねぇ、ママ?……きいてないじゃん。……パパ?きいてないじゃん。うううううううつう…………………………。それなんだったら、あたしもママとパパのことなんて、しらない!むしする!しらないもんね!ママなんて!パパなんて!もういい!……………きかれてもしらない………………………………あっ?ああっ、あああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁママぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……パ、パパあ?パパぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで』
5
『なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
よくわかんないまま、ねんちゅう?さんに、なったぁ。』
6
『ねんちょう、さんになったんだって。あたし。ほいくえんで、いちばんおとななんだって。そうだからなの?あたし、わかったんだ。
なんではもう、やめよ。やめようやめよう。ママがおこっちゃうと、あたしいやだ。いたくなるよ。そうなの。あたしは、いたいのいたいのとんでいけーするみたいな、ママがいいよ。「意〇の分か※ない▷よう∀こと◆うんじ§あり✕せん!!!!!お◎えがそん〒んだ∵ら私⊃私は★はぁ$ぁ▽")ぁ≪ぁ●ぁ♠♡〃♢!?♣♤!♥♦♧ぁ∂♀ぁ∑ぁ∞♯!!!!!!!!!!!」っていう、ママはいたいよ。ママもよくいう、うるさい、ってやつだよ。うるさいといやじゃん。こわいじゃん。それは、わかるでしょ?だよ?そー、いいときのママは、すきだよ。そのママ、だいすきー。だから、あたしはなんでってきくのはおしまい。
これなら、ママもあんなにならないね。あたしも、だいじょーぶだね。だいじょーぶ。だいじょーぶだからね。
あたしはなんでをやめたよ。
やーーめたっ。』
7
『ママといっしょに、あるいてるよ。どこにいくんだろーなー。なんかちょっと、かたいふくをきせられたし。ママもへんなかっこしてるしなー。なんで、こんなはやくからいくんだろー。あっ、なんでって、いっちゃった。なしなし。いけないなぁ。ほいくえんはおわって、もういかなくていいって、ママいってたけど、つぎもあるのかなぁ。なんかやだなぁ。みてみると、ほかにもいっぱいいるなー。みんな、ママといっしょだね。おんなじふくもきてるよ。ふしぎだなぁ。みーんなしらないし。ちょっとこわくもあるよ。
あるいてたら、みたことないおっきいとこにきたよ。しろくて、まどもいっぱい。こーえんみたいなとこもあるよ。こーえんより、ぜんぜんおっきいし。すごい。
ちょっとくらいとこを、よくわからないけどみんないって、べつのおっきいとこにきたよ。いえのゆかみたいないろがいっっぱいあるな。ふしぎだなあっておもっていると、ママがじゃあねっていってきたよ。え、どっかいっちゃった。どうしよう。さみしいよ。ひとりぼっちになっちゃう。あ、でもみんなについていけばいーのか。まねしてついてく。ついてくと、みんながあつまってるとこにきたっ。やったっ。たぶんここにいればいいんだ。そこのいすにすわって、じっとする。
しばらくすると、おじいさんみたいなひとがでてきて、やさしくしゃべりだした。かみがしろくて、パパとはぜんぜんちがうなぁっておもった。ながいながーいおしゃべりがおわって、みんながたったからあたしもたつと、みんながどっかにいくよ。え、え、こんどはなにぃ。あたしもまたついていったら、へんなみちをとおって、ちいさいばしょについたよ。でも、いえのばしょよりもおっきい。なかにはいってみると、あたしのなまえがかいてあるばしょがあったよ。これ、つくえ?っていうんだ。そのつくえ、にすわってもっかいじっとすると、さっきとちがうおとなのひとがきたよ。よくみると、さっきのばしょにもいたような。そのひとは、このくらす?の、たんにん?なんだって。よくわかんないけど、これからいっしょにいるって。
そのたんにんのせんせーのおしゃべりもおわって、ママにあいにいこうと、きょーしつ?をでると、ママがまっててくれた。ママにどーだった?ときかれて、やっぱりよくわかんなかったから、ママにあえなくてさみしかった、っていったよ。ママは、あたまをなでてくれたけど、ともだちつくろうね、ともいってきたよ。ともだち。ともだち、できるのかなぁ。ともだちなー。これからどうなるんだろー。
そんなぼく、いちねんせいになったよ。』
8
『まえみたいに、たいいくかんにあつまって、しぎょうしきをやりました。だからあたし、二ねんせいになりました。二ねんせいになったから、せんせいもかわりました。こんどはおとこのせんせいで、わかいかんじです。あと、くらすのみんなもかわりました。しらない子もおおいので、なかよくしたいな。べんきょうも
プツンッ。
T君「あーつまんね。この人生ゲーム面白くねぇな。しかも主人公の性別女で固定かよ。それで一体何歳までやらせるつもりなんだ。せっかく高い金出して買ったのに。やけに高かったのになぁ。やめよやめよ。ポテチでも買いに、コンビニ行くか。よっこらせ。」
…………ザザッ……ザザザッ……………
ピカンッ
☆
『CLEAR』です!彼女の幸福度数はーー点でした!
最後までプレイしないでいただき、ありがとうございます!
あなたは別にいいです。
☆
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71
『……あたしはこれまで波乱の人生だった。世の中への不思議、不満に悩み苦しんだ人生だった。今でも完全にその悩みから解放された訳では無い。気分が楽になった訳では無い。
だけど、だけど。
わたしの人生、悪くなかったと思う。
わたしはこれで、満足だ。』
72
『…………………………』
Oちゃん「……お?やっと終わりかな?あ、最後のテロップが流れてきた。」
☆
『GAMEOVER』です!彼女の幸福度数は72点でした!
最後までプレイしていただき、ありがとうございました!
▶0歳に戻る。
▷死後の世界へ。
Next is your turn.
☆
Oちゃん「……おー、終わった。あぁ楽しかったぁ。このゲーム長いけど、面白かったなぁ。かなり楽しめたぞ。
って、『GAMEOVER』?
あ、間違えてボタン押し……え?
☆
これであなたも束縛できますね。
☆
『START』
0『たひゃぁ、あぎゃあぁ』