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花束  作者: TUKA
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梔子

よろしくお願いします。

あの日、あなたと一緒になってからちょうど一年が経ったあの日、あなたは私に甘い花束をくれた。

それはあなたの笑顔のような花束だった。


いつまでも変わらない表情と成長して少し凛々しくなった表情どちらも好きよと言ったらあなたは照れくさそうに笑った。いつかと変わらない表情に私も笑った。


私の決意がちゃんと伝わったか心配だったけど、私こそあなたの決意を知らなかった。それを知ったのがたった今なんて。


お互いに再び誓ったあの日。

悲しいときは寄り添うこと。

のぞむところだと返された。

幸せにすること。

もちろんだと返された。

幸せになること。

ありがとうと涙ぐまれた。


喜びを運ぶ、とても幸せです、と嬉しそうに語る花束。

梔子。

ありがとうございました。

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