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シスコンローグ

山田 莉子りこ


山田家長女。スタイル抜群、運動神経抜群。


モデル並みのスタイル持ち。副会長。


ツンデレとデレツンの差が激しい。怒らせると怖い。


嫌いなもの: ブサイクなやつor性格ブス


好きなもの: あんり




山田 あんり


山田家次女。スタイル抜群。勉強できる。


胸が姉よりでかい。高校一年にして生徒会長。


お姉ちゃんにはデレデレ。少々ツン。


愛想が良い。先生などの評価も高い。


嫌いなもの: お姉ちゃんにひっつく害虫。


好きなもの: お姉ちゃんの全て



※ガールズラブです。百合ものです。姉妹百合です。



***






「お姉ちゃん!」


「なぁに?」


夢から目覚めるとお姉ちゃんに抱きしめられていた。


「怖かったよ」


私はお姉ちゃんにしがみつく。


「私がいるから大丈夫」


優しい声でつぶやく。


私の顔はお姉ちゃんの小さな胸に埋まる。


このくらいの胸がちょうどいいと思う。


それに、お姉ちゃんも緊張してるみたいで、心臓の動きが早くなる。


「お姉ちゃん、心臓ドキドキいってるけど」


お姉ちゃんの小さな胸に埋めている顔をお姉ちゃんに向ける。


「う、うるさい。こ、こっち見んなって」


寝起きだけは甘い声をするのに、恥ずかしいと喋り方が少し乱暴になる。


怒ってる時はもっとだ。


「お姉ちゃん、キスしたい」


私は上目遣いでいう。


「ダメだ、そ、そう言うのは大切な人とするもんだ」


お姉ちゃんは、片腕を顔の前にやって、口元に移動させる。


キスをされないための防衛だ。


少々照れ隠しも。顔が真っ赤なお姉ちゃんは力が抜けていて、いとも簡単にキスは出来てしまう。


けど、あとから怒ると怖いから、あえてそれだけはやめておく。


無理矢理って感じでなんか嫌だし。


「じゃ、抱っこして?」


「抱っこくらいなら」


抱っこをしてもらうと、お姉ちゃんの耳に唇を寄せてつぶやく。


「私知ってるんだ、お姉ちゃん、私が寝た後に私にキスしてるの」


すると、お姉ちゃんの顔は見る見る内に真っ赤になる。


それが可愛くて可愛くて、いじめたくなる。


唇にキスをするのはやめておいて、お姉ちゃんのほっぺにキスをする。


お姉ちゃんは、放心状態になる。


今日は休日だし、寝ちゃおっと。


私は座っているお姉ちゃんを倒して、一緒に横たわる。


「お休みお姉ちゃん」


私は、お姉ちゃんが離れないようにそっと抱きしめる。


そしてそのまま眠りにつく。

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