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Dragon Sword Saga2『旅の仲間(後編)』  作者: かがみ透
第Ⅳ話 紅通りの魔道対決 
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紅通りの魔道対決2

改行、表現その他、読みやすく直しました。(2016.6.25)

「じゃ、行ってくるわね」


 マリスの声に、カイルが毛布の中から手だけを振って、答えてみせた。


 マリス、ケイン、クレア、ダミアスは朝早く、木の魔道士バヤジッドの家を後にすると、ヴァルドリューズと手分けをして、魔道士達の縄張りを整理することになっていた。

 何かあれば、助け合えるよう、お互い同じ地区にいるよう申し合わせておく。


 魔道士の最も集中している地区である南と西は、制圧したということで、この日は東地区を回る予定であった。


「クレアを援護するんだったら、あなたが先手を打つことね。常に、彼女に呪文を唱える時間を作ってあげるのよ」


 マリスがケインの隣に行き、そう言った。

 昨夜の話は、彼女にも聞こえていたようだ。


「クレアは、呪文を唱えている間も、相手の動きをよく見て、スキを見つけて魔法を放つのよ。ただやみくもに放つのは魔力の無駄だからね」


「はい」


 クレアは真剣な表情でマリスに頷く。


「チャンスは、なるべくクレアに作ってあげる。でも、無理そうだって思ったら、すぐに引くのよ。あなたは練習のつもりでいいんだから。後は、あたしとケインがなんとかする。本当にヤバい時は、ダミアスさんに結界張ってもらえばいいのよ。ま、キラクにやりましょ、キラクに」


 マリスは、にこっと微笑んでみせた。


 一軒目に訪ねたところは、話の解る魔道士で、ダミアスが説明しただけで、快く結界を解いた。

 外見も、ヴァルドリューズやダミアスのように、ただ黒いフード付きのマントを羽織っただけの、ごく普通の老人であった。


 彼は、昨日の木の魔道士バヤジッドのように、茶までご馳走してくれ、親切であった。


 朝から気合いを入れて来た彼らは、なんとなく拍子抜けした感じもしたが、穏やかに勧められるに越したことはなかった。


 二軒目も、あっさり片付く。

 怪し気な動物たちを飼っていた中年の魔道士であったが、ただ召喚して楽しんでいるだけのようだったので、あまり世間には害はなさそうである。


 アオトカゲの大きいものを呼び出して、「ペットにどうだい?」と、クレアにプレゼントしようとして、大騒ぎになったが、そんな程度だった。


「ダミアスさんが話して回れば、済むことなんじゃないか? ヴァルが、わざわざ荒っぽいことしなくてもさ」


 ケインがダミアスに言うと、「これで済む方が珍しいのだ」と、ダミアスが微笑した。


 ケインは、アストーレにいる時より、彼がよく微笑むようになったような気がした。


 よく言えばクール、悪く言えば陰気くさく見えてしまうところは、ヴァルドリューズ同様であり、それは、上級の魔道士特有のものだと思っていたのが、ここのことろ、ダミアスはヴァルドリューズよりも、ずっと人間らしい表情をするように、ケインには思えていた。


 三軒目の家の前まで来た時であった。


「こちらから、何かとても邪悪な波動が伝わってくる。皆、私の周りに集まってくれ」


 ダミアスの静かな瞳には、真剣な色が浮かんでいた。


 彼らがダミアスの周りに集まると、見慣れた薄い膜が出来ていき――!


「誰じゃあ!? 貴様らは!」


 瞬時に、その家の中に入ったようで、ドゥグの部屋のように、強い違和感を感じる空間の中に、彼らは飛び込んでいた。


 もわーっとした空気の淀み。部屋の中全体が、はっきりとしないおかしな感覚に包まれている。


 表向きは赤煉瓦の家であるのが、中は、薄汚れた灰色の石造りであった。


 そして、彼らが現れたのは、凝視するのもおぞましい、巨大なムシの前であった!


「きゃああ!」


 クレアが悲鳴を上げ、ケインにしがみついた。


 彼女でなくとも、普通の女性であれば、まず直視は無理であっただろう。


 身体全体が黒光りしていて、いくつもの凹凸が背にあり、赤く丸い大きな目、丸い頭には、長い触角が二本生えている。


 長い胴体の両脇からは、何十本もの足が、せかせかと動き回り、その一本一本に、気味の悪い黄色い毛が密集し、足の先は赤くなっている。


 さらに、その魔物を一層不気味に見せているのは、腹だった。


 ウジのように白い小さな――といっても、本体が一部屋分もあるので、それ自体はヒトの腕くらいもあり――いくつもの節目のある幼虫が、何百匹と蠢いているのだった!


 ケインは、ちらっとマリスを見てみたが、彼女は、ちっとも驚いてはいないようだった。


(やっぱりな……)


 心の中で微笑みながら、ケインは標的に視線を戻した。


「私はフェルディナンド宮廷魔道士の遣いの者です。失礼ですが、あなたのお名前などを教えて頂きたいのですが」


 平然とした口振りで、ダミアスは尋ねる。


「ふん! おぬしらなんぞに名乗る名前はないわい!」


 声の様子からすると、相当な頑固じいさんだと想像がつく。


「あっそ。じゃあ、勝手に呼ばせていただくわ。『ムシじじい』で、いいわね?」


 マリスが言った。


「……そのまんまだが、ケンカ売ってんのか、お前は?」


 隣で、ケインは横目でマリスを見る。


「なんじゃと、小娘が! ワシは、れっきとした魔道士じゃぞ! このムシは仮の姿じゃ!」


 ムシは、何十本もの足を、一斉にバタバタと上下する。

 まるで、地団駄を踏んでいるようであった。


「じゃあ、もとの姿に戻れば?」


 マリスの声に、ピタッと、ムシの足は止まった。


 し~んと、静まりかえる。


「まさか、こいつ……?」


 ケインがマリスを見ると、マリスは視線をムシから反らさずに言った。


「ダミアスさん、こいつの結界を解いて」


 ズウゥン……!


 ダミアスが掌を部屋の中に向かって翳すと、僅かな振動が伝わり、部屋の中の違和感はなくなった。

 そして、普通の煉瓦造りの部屋が、皆の目の前に広がった。


 だが、ムシは相変わらず巨大ムシのままだった。

 狭そうに、何十本もの足をバタつかせている。


「あんた、戻れないんじゃないの!」


 マリスの声を聞いて、余計にムシは激しく足を上下する。


「やっぱり……」ケインが呟く。


「もしかしたら、もとに戻れる魔法が、この中に書いてあるかも知れないわ」


 クレアが、ムシに背を向けたまま、震えの止まらない手で、ヴァルドリューズからもらった魔道書を取り出し、パラパラとめくった。


「ムシ男、もし、あたしたちが、あんたの姿を元通りに戻せたら、あたしたちの言うことを、おとなしく聞いてもらうわよ」


 マリスが手を腰に当て、勝ち気な笑みを浮かべる。


「誰が、お前たちの言うことなんぞ――!」


 ムシ男は、余計に足をバタバタさせ、地団駄を踏む。


「そう。じゃあ、あんたは一生そのままムシでいることね。もっとも、魔力を根こそぎ抜き取ってやれば、本当のムシになっちゃうかも知れないけどね」


「魔力を抜き取るじゃと!? お前らごとこき、そんなことが――!」


「出来るわよ。あたしたちにとっちゃあ、あんたをもとに戻すよりも、その方が簡単なんだけどね。さあ、どっちにするの?」


 ケインには、それがマリスのハッタリであることはわかっていた。

 クレアが呪文を見つけるまでの間、ムシを元に戻すことを恩に着せておこうというつもりなのだろう、と。


「あ、あったわ……!」クレアが、嬉しそうな声を上げた。


「なにっ!? 本当か!?」


 ムシ男は驚いていたが、それは、恐怖でも嫌悪でもなく、歓喜に近い声だった。


「えーと……」


 クレアは、呪文を繰り返し口の中で練習してから、顔を上げた。


「クレア、出来そうか?」


 ケインの目を見て、彼女は頷く。


「やってみるわ」


 ダミアスが結界を解く。


 クレアは、ゆっくりと、ひとりで、ムシ男の前に進み出た。


 巨大なムシの前に立ち、今こそ呪文を唱えようとした時――


「きゃあああ!」


 突然、両手で顔を押さえて、へたへたと座り込んだ。


 ケインが駆け寄った。


「どうしたんだ、クレア! 何かされたのか!?」


「……こわい……!」


 クレアは震えながら、ケインの胸に顔を押し付けた。


「確かに、こうして近くで見ると、不気味ではあるな」


「こりゃ、小娘! 早くなんとかせんかあ!」


 ムシは、再び足を一斉に動かす。


「きゃあああ!」


 余計に怖がったクレアは、ますます深くケインの懐に埋まる。


「小娘が! 元に戻せないのなら、貴様を食ってしまうぞ!」


 ムシの足が、一斉に動き出す。


「来るか!?」


 ケインが、マスター・ソードを抜きかけた、その時――!


「来ないでー!」


 クレアが、片方のてのひらをムシに向け、無意識のうちに短い呪文を唱える。

 てのひらからは、赤い炎が飛び出し、速さでムシの腹に飛んでいった。


「うぎゃああああああああ!」


「げっ! 攻撃してる!」


 ケインは、クレアを抱えたそのままの体勢で、とりあえず見守った。


 腹に炎の球が直撃したムシ男は、その場でのたうちまわり、ひっくり返って、足をバタバタさせていた。

 その様子も、あまり気味のいいものではない。


「おのれ……! 元に戻すと見せかけて攻撃してくるとは、なんという極悪非道! それが、お前達を一瞬でも信頼した、この誠実な年寄りに対する仕打ちか!? これだから、若いモンは信用できんのじゃ!」


 ムシ男は、白い腹をウジ虫ごと焼け焦げさせ、体勢を立て直すと、二本の触角をピクピク上下させ、大きな丸く赤い目で、彼らをにらむように見下ろした。


「あんたの魔物化したその身体は、どうも治らないみたいだから、いっそのこと安らかに葬ってあげるってことよ」


 開き直ったマリスが、ケインとクレアの前に、ずいっと立ち、ロング・ブレードを手にすると、不適な笑みを浮かべて、剣を構える。


「魔物はヒトにあらずよ。ムシじじい、覚悟!」


「絶対、最初からそのつもりだっただろ!?」


 ケインが、マリスの背に叫ぶ。


「キエーッ!」


 ムシ男は、雄叫びなのか、奇妙な声を発した。


 ケインも立ち上がり、剣を構えた。


「クレア、下がってろ」


 クレアは頷くと、ダミアスの方へ走っていった。


「ケインは右へ! あたしは、左をやるわ!」

「わかった!」


 ケインとマリスは離れると、まずは気色の悪い足を斬り落とす。


 ズバッ! ずしゃあっ! 


「うおぎゃああああああああ!」


 ムシ男の叫び声が絶え間なく続く中、二人は、切り口から緑色の体液をまき散らすムシの足を避けながら、本体にも徐々に斬りつけていく。


「もとに戻す呪文を思い出したわ! 今度こそ大丈夫よ!」


 クレアが、進み出た。


「えっ!? でも、こんなにズバズバ切っちゃってるのに、今もとに戻したら……!」


 そのままヒトの姿に戻ったら、一体どんなことにと思うと、ケインには、想像するのもおそろしかった。


「おーい、マリス、クレアが、こいつをもとに戻すって!」


 ムシを挟んで反対側にいるマリスに、ケインが呼びかけるが……


 ずばっ! ざしゃあっ!


「聞こえないのか? おーい、マリス!」


 彼女は、ひたすらムシと格闘していた。


「……ぜったい聞こえてるはずなのに」


 ケインは、左手の剣を降ろした。


 今や、殆ど、ムシ対マリスの戦いとなってしまっていた。

 それには構わず、クレアも呪文を唱え始める。


「ああ、もうどうなっても、俺は知らないからな!」


 そのクレアの呪文が唱え終わる時、それまで、マリスとケインが斬ってきたムシの数十本もの足が、切り口から一斉に、にょきっと再生したのだった。


「きゃあああ!」


 クレアは再びその場にへたりこんで、両手で顔を覆ってしまった。


「小娘がー! また失敗しおってからにー!」


 ムシ男は、怒って赤い目を点滅させ、クレアに方向転換すると、勢いよく襲いかかっていった。


 ケインとマリスが援護に向かう。


「いやあっ! 来ないでー!」


 ボンッ! ボンッ!


 彼女の両掌から、炎の球が次々と発射された! 


「うわっ!」


 ケインは、とっさに剣で回避したが、クレアが目を閉じたまま攻撃していたため、以前の無差別攻撃と、まったく同じであった。


「あぢゃああああああああ!」全身に火が回ったムシ男が、跳ね上がる。


「きゃあああ!」その姿を見て、クレアが一層怯えていた。


「小娘ー! もう許さんぞー!」


 黒焦げになったムシ男(元から黒かったので、あまり代わり映えはしなかったが)は、クレアに向かって、ぶすぶす(くすぶ)りながら這って行った。


 クレアの瞳が、恐怖のため大きく見開かれる!


「きゃあああ!」


 どど~ん! 


 一瞬、何が起きたのか、ケインにはわからなかった。

 爆発音がしたと同時に、彼の身体は、妙な感覚に包まれた。


 そして、今、彼は宙に浮いていた! 


 ヴゥン……! 


 途端に彼は結界に包まれると、そこには、マリスとダミアスがいた。


 ケインは、浮かび上がる結界の中から、下を覗き込む。


 今までいた家と思われるものは、もう存在しておらず、代わりに、赤い瓦礫(がれき)の山が築かれていた。

 それが、ムシ男の家だったものであった。


「クレアが放ったのは、大技だったみたい。ダミアスさんが、あたしたちを宙に浮かせて、結界で守ってくれたのよ」


 マリスが解説する。

 結界ごと、彼らは、ゆるゆると下降していく。


「クレアは!?」


 ケインは、ダミアスを振り返る。

 ダミアスは、下を指差した。


 下降していくうちに、瓦礫の中で、一部、円形に、そこだけは瓦礫に埋もれていない箇所があり、そこには、両手を突き出した、攻撃したままの格好で立ち尽くし、肩で大きく息をしているクレアの姿があったのだった。


「クレア!」


 地上に降り立ち、結界が解かれると、ケインとマリスは、クレアのところへ駆け寄った。


 クレアは、円形に張った防御結界を解き、彼の声に気付いて振り返った。


「ケイン!」


 クレアは、泣きながら、ケインの腕の中に飛び込んだ。


「こわかったの! あのムシおじさん、『お前を食ってやる!』って、口から、しゅ~しゅ~白い糸を吐いて……! 私、とてもこわくなって――ああ! 思い出しただけでも、なんておそろしい!」


「わかった、わかった。もう、大丈夫だから」


 ケインは、ぎこちなく笑うと、啜り泣いている彼女の背を軽く叩いて、安心させようとした。

 彼には、怯えながらも、そんなことをしでかしてしまう彼女の方が、よっぽどこわかった。


「……生命反応はない。どうやら、あの魔道士は、完全に消滅したらしい」


 瓦礫の山に手を翳して、ダミアスが、ぼそっと言った。


「クレアの最後の『地割れ攻撃』が効いたみたいね。やるじゃないの!」


 クレアは、そう言ったマリスを振り返った。


「地割れ? ……じゃあ、私、『地』の魔法を身に着けられたのかしら?」


 ダミアスもマリスも、微笑みながら頷いた。

 クレアは、二人を見上げると、嬉しそうに微笑んでいった。


 しかし、ケインは、無意識に地割れの呪文を唱えたことに、恐ろしさを覚えていた。




 四軒目の魔道士も、先のムシほどではないが、ヒト離れしていた。

 今度は、獣人タイプのモンスターが登場したかと思うくらい、それは、上半身がウルフのミドル・モンスターにそっくりの外見であった。

 ダミアスの話に耳を傾けるどころか、いきなり槍を持ち、攻撃をしかけたのだった。


 がしっ!


 クレアに向かってきた槍を、ケインの剣が受け止める。

 その後ろでは、彼女の呪文を唱える声が聞こえる。


 よし、もう少し時間を稼いで……と、ケインが思っていると、


「あっ! いけない!」


 クレアの叫ぶ声と同時に起こったのは、巨大なストーム――竜巻だった。


 ごおおおおおおおおお――!


「うわーっ!」


 ぐるるるるるるるるる!


 ストームは家の屋根をぶち抜き、ケインと獣人とを巻き上げていった! 

 目を回したケインと獣人は交わることなく、ぐるぐると竜巻の中で回る! 


 ヒュン――! 


 巨大ストームに巻かれていたケインを、空間移動したダミアスが抱えて戻る。


 地面に横たわっていたケインが、うっすら目を開けた。


「……し、死ぬかと思った……」


「ああ、ケイン、ごめんなさい! ごめんなさい!」


 わあっと、クレアが泣きながら、彼に両手を翳し、回復魔法をかける。


 マリスも、上から彼の顔を覗き込んでいたが、心配しているというよりも、珍しいものでも見るような目で、見下ろしていた。


「……あのモンスター……じゃないや、魔道士は?」


 まだボーッとしている頭で、ケインは半身起こし、誰にともなく尋ねた。


「どうやら、別の空間へ飛ばされていってしまったようだ」


 ダミアスが、静かな声で言う。


「……ってことは、ダミアスさんが俺を救い出すタイミングを間違えてたら、俺も、変な空間へ飛ばされてたのか……? 魔道士や魔物ならまだしも、普通の人間が迷い込んだりしたら、一体どんなことに……? 時空酔いはおろか、『外』への出方だってわかんないのに……」


 ケインは、ぶるっと、思わず身震いした。


「ごめんなさい! 私が呪文を間違えたばっかりに、ケインを危険な目に……! ごめんなさい!」


 クレアは、ケインの伸ばした足の上に突っ伏して、わあわあ泣いていた。


「だ、大丈夫だってば」


 心の中では、「もう、頼むよ、クレアちゃん……」と呟き、引きつりながら、彼女の背に手を置くケインであった。


「魔法って、本当に恐ろしい……!」


 マリスが、けろっとした顔で言った。

 わざとらしく聞こえたケインは、何か言いた気だったが、横目で、彼女を見ただけであった。


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