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一途な女性とそうでもない男性  作者: 一途な女性とそうでもない男性
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ずっと、貴方に恋をしてもいいですか?

すぐ近くの居酒屋"みね"に入り

お酒を飲んでいると

急に春奈がこう私に言ってきた

「決めた私美沙のマンションに引っ越すから」

「うん、来て一緒に住めるの嬉しいよ」

私は嘘偽りなく笑う嬉しいからだ

心から嬉しい


春菜が私の住んでるマンションに引っ越して来て

「うわ、これ卒業アルバム?若くない見て美沙」

高校の時のアルバムか

懐かしいな…皆元気かな?

「春奈も私も若いね」

私は食事を作っていた

今日は生姜焼きに味噌汁に豆腐ときんぴらごぼう

春奈は受付の仕事をやってるので少しでも栄養はとって欲しい

「いい匂いありがとう美沙」

「抱きしめられた嬉しいけどくるしいな」

春奈は卒業アルバムを直し

冷蔵庫に向かいお茶を出しご飯をつぐ。

「美味しい!?」

「喜んで貰えて嬉しいよ」

春奈はよく笑うからこっちも笑ってしまう

元気になるな

「明日から新しい病院だよね?」

「うん、いい先生だといいな」

「志木先生じゃなくて優しい先生だったらいいね美沙」

春奈楽しんでるよね悪趣味だよね

春菜を睨む美沙

「ごめんってば許して」

その気持ち少しも反省していない。

まぁ、いいやご飯食べよう

「いつもの愛の言葉言わないんですか?」

そう言われても今日が最後だって決めてるし

「志木先生そろそろ」

「志木先生お世話になりましたお元気で」

元気いっぱいに最後のお別れをして

部屋の扉を開けようとしたら

志木先生に

「お薬はきちんと飲むように…貴女はすぐ薬を飲むのを忘れてしまう」

扉を開け部屋から出る。


心の中でこう言う

"私の最後の愛さようなら"


「さて、新しい家に行かないと」

離れおしいな志木先生に恋をして

志木先生に伝わったかなこの気持ちは

志木先生の態度から伝わってなかったよね

もう会う事はない

「美沙~」

「春奈~久しぶり」

「久しぶいごめんね遅くなった」

「うぅん、元気そうでよかった」

春奈と私は保育園からの友達で私の数少ない友達親友である。

「今日行って来たんでしょ病院どうだった?」

「また、志木先生に怒られた」

「病院を変えたのはその志木先生を忘れる為?」

こう言われると、そうです。

忘れるしかないんです

そうしいないといけない

「そうかもしれない2度と会う事はないけどね」

「美沙あんた」

今の時刻夕方の6時居酒屋でお酒を飲もうかな今日だけは許してね

朝起きて

パジャマから普段着に着替え

化粧をして春奈の朝ご飯を作り

新しい病院に向かう


「新しい病院…此処だよね?」

「個々ですよ青木さん」

この声?後ろを振り向くとそこには2度と会いたくなかった男志木春彦が居た。

逃げたいけど、逃げれない薬貰わないといけないし

「あれ、びっくりしてます?」

何この顔笑ってるし

どこか人を馬鹿にしたような顔だな

でも、どうして個々に?

「……」

よし!?逃げよう!?

「へぇ、逃げるの?いい年した女が」

この言葉に腹がたつ美沙

「いい年した女ですって」

「アハハ…そんなに怒らくてもこっちが怒りたいですよ何ですか俺に腹がたつと?」

この顔…人を馬鹿にした顔だ

「それでは」

その場から離れたかった

でも、志木先生は私の腕をつかまえて。

「逃げるんだ…弱虫が」

もぅ、何なのこの人は

「診察に行きたいんですが?」

「紙見せて…あぁ成宮先生か」

あっ勝手に紙を見られた

真剣に読んでるし

「志木先生」

「今日は俺手伝いに来たんだは…ほら行くよ」

忘れないといけない人自分らしく生きるって決めたのにそうだ、自分らしく居るの自分!?

「そうですか…暇人な先生でも手伝いに来るんですね」

「その暇人やめて貰っていいかなこれでも俺は暇人ではないんだけど?」

だったら、私に構わず他の人にいけばいいのに

私は、もう貴方とは関わりたくない。

「すみません」

また、逃げる気かよ

散々俺を馬鹿にして俺に愛してるだの好きだの言っておきながら

どうして逃げるんだよ

いつの間にか彼女は病院の方に入って行った。

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