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第4回 着地してくれ、頼むから。

 これは、どっちかというと気構え、読者としての希望かな。

 よく言われるじゃないですか。


 「エタる」


 作品投げっぱなしジャーマン。いつくるんだ最終回。永遠放置プレー状態。

 せっかくブクマつけても、全然更新されなくて。

 なんだよこれってなってブクマが外される。

 せっかくブクマ1でもつけてくれた人に申し訳ないと思わない?

 期待して待ってくれてるんだよ?

 病気とか、プライベートで忙しすぎてとかいうのならわかる。

 でもさ。

 たま~に、いない? 連載ばっか持ってて、完結済のない作者さん。

 ちゃんと物語を着地させてあげなよ。

 これはポイント低すぎて筆を折りたくなった作者さんも同じ。

 気持ち。気持ちはわかるんだよ。

 これ以上、書けない。書きたくないってのは。

 だけど、最後まで書いて欲しい。

 どれだけPVが低く、腹を引きずりながら飛んでるような低空飛行になっても、最後まで書こうよ。

 どれだけ泥くさく、ブザマでも着地はしよう。

 それは、書き始めた物語のキャラへの責任。

 その子たちは、キミが書かなければ、永遠に動けずそのままなんだよ?

 せっかく華々しくババーンと鳴り物入りで登場したのに、そのままほったらかしなんて、かわいそうじゃない?

 最初は誰だって、ものすごいいい作品を思いついた! って感じるものです。こりゃ絶対名作間違いなし! ランキング、いや、紙書籍化待ったなしだなって。

 でも、あれ? 思ったよりPV伸びねーや。ブクマも低い。評価も悲しい。

 書く気起きねー。ヤル気出ねー。

 もういいや、新しいモノ思いついたし、そっちを書こう。もしくは、私才能ないのかな、シクシクシク……。

 わかる。わかるんだよ。

 でも、最後まで書ききれた作者さんを私は応援したい。

 「俺たちの冒険はこれからだ!」でもいいじゃないですか。書いてくださいよ。

 書くことで自分の欠点もわかると思います。途中のモチベーションが足りないのか、メンタルが豆腐すぎたのか。それとも飽きっぽいのか。

 紙書籍化、プロを目指すならなおさらです。

 そんな中途半端、ゴールの見えない作品しか書けない作者に仕事を依頼する出版社ってあるのかな。どんな連載シリーズ作品でも最後は決着を迎えます。それを書けない、出せない、次の作品に取り掛かりたいでは、「おい、ちょっと待てや」となります。だって、その作者、最後を書く能力ないんですよ。そんな欠陥作者、いりませんて。

 その昔、某人気少女小説家さんが、いくつもシリーズ抱えたまま、ラノベを離れて歴史とかの小説を書き始めましたが……。私、その人の作品、それ以降読んでません。だって、また放置プレーかまされそうで。面白かったけど、中途半端な人なんだなって、評価を下げてます。今でも書いてるのかな~。ん~でも興味ないや。

 泥臭い、上等! テッパンエンディング上等!

 舞台(物語)の上に放置した役者キャラの前に、緞帳をおろしてあげましょうよ。彼らはアナタが書かない限り、永遠にだるまさんが転んだ状態なんですよ。

 それが書き始めた人の責任です。

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