#1 主人公、ゲップで転生!?!?
楽しく見てもらえたら幸いです。
twitter、新規開設予定です。それまでは
@Clarisgames さんのを借りてます。
[2002/8/23]
ドカァァアァアァンッッッ!
「うわぁぁぁ…ぁぁぁ!」
僕はいま人生のピークを花火と大型車のせいでいま迎えている。
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すこし時を遡ってと言う前に自己紹介!
名前は東堂 瑛一!
僕はしがない通知表オール3の普通の男子高生である
趣味は素数を好きな人に言わせることと
こんにゃくの臭みを取ること。
で、
すこし時を遡って
PM[7.00]
今日は毎年の恒例行事である夏祭りに来ていた。
家が近所なためか、昔からやや見飽きていたので猫と
ちょっとした散歩がてら見に来ていた。
土手沿いを人混みから少し距離を空けて散歩をしていると一発の花火が打ち上がった。
ペットで、僕が愛している唯一の家族の[るり:雌]は、花火の音に驚いて土手を降りようとしている。
「仕方ないなぁ、もう帰って餌食べるか?」
とるりに独り言のように問いかけると僕は土手を降りて車の通りが多い道路をササッと通って帰路に着いた。
PM[7.20]
途中で自販機で飲み物を買って、飲み歩きながら
『遠くてもよく聞こえるなぁ』
と花火の音に浸りながら家に向かって帰っていた。
帰路に着いて、10分ほど経って花火の音も遠くなって聞こえなくなったころ
4分後
突如、
花火会場から離れた僕の目の前、人気のない交差点で何もないところから花火が一瞬打ち上がったのだ。
本当に突然。
きっかけといえばさっき自販機で買ったコ●ラのせいでゲップをしたこと以外思いつかない。
僕は驚いて唖然としていた。
周りに人がいないため確認のしようがないが、
花火の有無の答えはすぐにでた
なぜなら普段おとなしいるりが驚きのあまり
リールを思いっきり引っ張って
赤信号の方へ僕の体ごと持っていったからだ
普通なら小型の猫には引っ張られてもビクともしないが唖然としていたため、るりでも僕を引っ張ることができた
普段あまり車が通らないはずの交差点に、一台の大型車が向かって来ている。
スピード違反だ…
速度はおおよそ60ほど出ている
避けれない
僕は確信した
『死ぬのか…』
PM[7.25]
こうして、大型車が鼻先に触れかけている今に至る訳だ。
まわりくどいがこうして僕はいま人生のピークを迎えている。
「ドンッ!」
目の前が真っ白になった
目の前には顎の肉が垂れてる50代位の婆さんがいる。
「おっは〜♪
死んじゃったみたいだけど大丈夫??
大丈夫じやないか!ハハッ」
体で表現するかのようにぴょんぴょん跳ねながら明るく話しかけてくる。
「明るい婆さんだなぁ」
僕はたまに思ったことがつい口に出てしまう癖が出てしまう。
婆さんは笑顔で答えた
「私はまだ25なんだけどなぁ…
そんなことより君、異世界転生してみない?」
「そこの美少女、るりちゃんと!」
特技も特にない男子高生の俺SEKEEEEEE、俺MOTEEEEEEEERU、ライフが始まる。のかな?