ボ103……スキルによる攻撃と防御について②☆★彡全
風の高は真空なので下二つと違い媒体を必要とするスキルで、主な使い方は料理だそうです。
自分の外周だけ真空にして空気抵抗を減らして速度UPとかも出来る。
無重力空間みたいな感じだね。
対敵に使えば凶悪なので制御には細心の注意が必要。
反作用の膨張が音の高スキル磁流の主な効果なので、お互いが背中合わせのスキルと言える。
真空で遥か上空までジャンプして、ゆっくり降りて来た先生が言っていた。
まあ僕達参加者が講習中にやったのは低の的当て、中のブロックサーフィン、高のジュース絞りだったけどね。
楽しかった。
風と音だけで半日はあっという間。
そう言う訳で他のスキル講習受けるには今回受けた講習のスキル違いを選択し直さないといけないね。
属性を多く持っている人は少ない……と言うか、一つに特化して覚える人が多いらしい。
それでもいいけど、僕的には全部やってみたい。
とは言うものの全部説明するのは億劫なので(苦笑)省略しちゃうよ。
― 低 ― 中 ― 高 ―
風・拡散・停滞・真空
音・負荷・魅惑・磁流
水・吸着・液化・温度
土・変化・粉化・創造
木・阻害・促進・吸収
火・摩擦・発火・浄化
月・反射・停止・無効
と言うスキルになります。
月はやっと教えてくれる人が現れて講習に参加した。
よく居るローブの魔法使いで黒い髪をしていた。
月のスキル講習を学びたがるなんて珍しいね。と言われた。
スキル講習の度に月のスキル受けられるか聞いてたから今回講師の一人としてこの先生が呼ばれたらしい。
ありがとうございます!
でも僕以外にも参加者がいた。
意外と待ってたんじゃないかなぁ。聞いては見なかったけどね。
おかげさまでとても実になる講習でした。
内容はと言うと、まずは月のスキルに必要な媒体を作る為に光源を作る。
芯にするのは何でもいいみたいで今回は小石を利用、先生がスキルではなく星の力の直に送ると小石が仄かに光をまとった。
その光源で僕達に影がもう一つ出来た。
この影を伸ばしたり縮めたりするのが低スキルの利用法で、普通はひとところに固定される影を地面から剥がして動かすと言うものだよ。
もちろん光源を動かす事も出来る。
この場合は壁か床に貼り付けた状態での移動みたいだけどね。
(影を使って浮いたように見せる事は可能・43話にて使用)
――――――――――---‐923字・やっと月の説明回
木の低に少し似ているけど、成長以外のものを弾く物理的な反射だね。
影に付与する事で身体にまとっている状態になるので防御代わりにもなる。
さらに小技だけど、その状態で水の張った皿に指を入れると指から水が逃げる。
強制反射なので、このまま叩けば岩とか裂けます。
指突きなら穴あくかな?
その代わり突き指になるかもの恐怖に打ち勝たないと体験は出来ないだろうね。
刃物無くとも料理出来ます。の説明には笑っちゃったけど。
中の訓練は風の中に近いかな?
空気以外のものを止められる。
反作用させると木の中の効果に似てくる。
怪我の治療や状態異常の抑制、物の劣化緩和です。
この効果が【影室】にも働いているので便利ですが、影室には常時少しずつの星の力が必要みたい。
知らなかった!(まぬけ)
僕の予想通り使っているうちに成長するって話。
悪く取ると常時消費なので『呪い』と勘違いされるとか。
スキルの理解が不十分で星の力が少ない人がよく倒れて噂されるらしい。
タータの守護精霊が火の守護精霊にぶつけたのは月の低と中のミックスだったらしく、起きた事象があれだったらしい
高の場合は身体強化の更なる強化版の耐性一時獲得に当たり、敵が扱っていると全ての状態異常を無効にされる。
恐ろしい。
距離と空間の概念も無効になっているので、移動術の元になっているスキルらしいよ。
こうして見ると月のスキルは近接戦闘用の補助スキルっぽいね。
――――――――――---‐697字・ガーディアナの使ったのが魔法かは不明。
ぼへっとしてます。
スミマセン。




