表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/5

違和感

 朝目を覚ますと不思議な感覚に襲われた。


 まるで体の中に自分のものではないものが流れているような。


 しかしその違和感も一瞬で、自分の体を見ても何も変な所はなかった。




 俺は初春(はつはる)知希、普通の高校二年生だ。不思議なことや非日常などとは全く縁がない。


 時計を見ると八時前だった。


 家から学校までは二十分、結構ぎりぎりだ。


 急いで支度をして家を出ると、一人の男が話しかけてきた。


 「よう、知希。いそがねえと遅刻するぞ!」


 こいつは秋峰隼人。中学からの友人だ。背は高めで学校では人気者だ。


 「おはよ隼人。お前がこんな時間に登校なんて珍しいね。」


 ちなみに隼人は小・中・高と皆勤賞を逃したことがない、優等生だ。


 「ああ、ちょっと眠れなくてな。」


 「なにかあったのか?」


 「いや・・・それよりも早く行こうぜ!ホントに遅れちまう。」


 どうやら聞いてほしくないらしい。


 まあいつものように女絡みの何かだろうと思い、気にしないようにしていた。


 俺たちは学校に急いだ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ