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第8話〜憐れ夜〜

「あれ?バカにぃ遅かったじゃん」


家に帰ると風香が出迎えてくれた。もちろんパジャマ姿だけど興奮できないというかなんというか…なんか物足りないような…


「そうか。胸か!」


「さて、ギロチンでも持ってくるか…」


「ストップ!僕が悪かった!謝るから許して!」


ってか、こんなごく普通の一般家庭にギロチンなんて道具があったのか?あったとしても何処に仕舞うんだろ…


その後、いつもと同じように時が過ぎる。しかし、今日中に終わらせないといけない関門がある。いや、宿題とかも終わらせないといけないけどさ、そんな当たり前のことじゃなくて………って、当たり前のことができない輩が近くにいるんだけど………まぁ、それは僕だけど…

………そうじゃなくて!大会に出場するのはいいんだけどどうやって兄と妹に説明するかを悩んで―――


「ほぅ…あの大会に出場するのか」


「なん…だと?」


何故、僕の兄は神出鬼没なのだろう…






…………………


「で、その大会に出たいと…」


「その通りでございます」


現在、3人で家族会議が行われています。


「やっぱりダメ?僕は出たいんだけど」


まぁ、そう簡単に許すはずがないよな…危険だし…

簡単に許したらもう家族じゃないと思うし…


「うん。いいよ」


「え?」


「いや、その大会出たいんでしょ?それならOKだよ。頑張ってきてね」


「僕の家族じゃない!?さては、貴様スパイかッ!本物は何処にやったんだ!」


「何処からそんな脈絡のない台詞を!?いや、最近新しいカメラを買ったのは知ってるでしょ?」


「スパイも脈絡のない台詞言ってるじゃん」


「いや、いい加減スパイはやめてくれよ。まぁ、それはいいとして…カメラで雅幸と風香を撮っていたんだ。だが、何の思い出も残っていないことに気がついたんだ。だから弟の頑張ってる姿をこのカメラに―――」


「二点ほどツッコミたい場所があるんだけど…」


「ん?おかしい部分なんてなかったと思うんだけどな…」


「まずは弟の命を大切にしろ。次に僕はカメラで撮られた覚えはない」


「ハハハ。そりゃそうさ。だって盗さt―――」


「やっぱりこいつ家族じゃないよ!ただの変態だよ!」


「変態とは心外だな…撮っているのは清潔な風呂場だけだ」


「やっぱり変態だぁーッ!」


ん?そういえば風香が何も喋ってないな…


「風香も何か言ってやれよ!兄貴が変態じゃ嫌だろ?」


「……ポッ」


「なんで頬を赤らめてるんだよ!ここはそんな場面じゃないから!あと僕の家族は変態しかいないことに心底ショックだよ!」


「いやいや、今のは冗談で……バカにぃ!」

今までふざけた感じだった妹がいきなり真剣な顔へと変わった。


「バカにぃが考えて選んだ結果なら引き留めはしないし、文句も言わない。でも、一つ条件があるんだ」


いきなりで混乱したが何となくわかったぞ。こういう状況でお約束となるのは一ヶ月お風呂洗いとか夕飯作りとかだろ?そんなの耐えてやろうじゃないか。


「その条件は?」






「私もその大会に出る」







……………は?

予想外の台詞でまた混乱し始める。


「い、いや、だってお前、一年だろ?魔法なんて一ヶ月や二ヶ月でバンバン使えるもんじゃないんだぞ?」


「じゃあ、バカにぃはどんな魔法が使えるの?」


「そ、それは………二酸化炭素を増やす魔法…」


「それ魔法じゃないよ」


「わかってます。こういうのは本人が1番傷ついているのです」


一つも思いつかない自分が凄く悔しかった。


「一応中学でも魔法の授業はあった。基礎の方は結構出来てるし、中学の頃、学年の中ではトップクラスだった。それでもダメなの?」


僕も風香と同じ中学に通ってたんだから噂はよく耳にしていた。将来、有望株とも言われていたし…僕とは正反対の人物だった。


「それでも危ないんだよ?」


「じゃあ、バカにぃはどうなるのさ!」


そして、その正反対の人物が涙を浮かべている姿は久しぶりに見た気がする…


「バカにぃはいっつもそうじゃん!普段は周りに迷惑をかけているのに、肝心な時だけ頼ってくれない。そんなのはもう嫌だよ!」


「風香…」


ここまで大切に思われてたんだな、僕って…


「まぁ、そういうことだ。風香も出たいという気持ちがあるんだからそうさせてやってくれ。大会で雅幸が守ってやればいいじゃないか。か弱い妹を守る。それが兄としての責任だろ?」


「うん。わかった。でもさ…」


一つだけ言わなくちゃならないことがある。


「うん?なんだ?」








「カメラをこちらに向けるな」


………その行動で全僕が泣いた。


「今、撮らないでいつ撮るというんだ!こんな感動の場面はもう二度とこないかもしれないだぞ!ん?違うか、カメラなら不満があったのか?それじゃあ今からビデオカメラも持ってくるから待っててくれ!」


「いや、今手に持ってる一眼レフカメラでいい…」


昔は頼れる兄だったのにと心の中で嘆いてみたり……


「んじゃ、撮るぞー」


この一言から始まった撮影会は1時間にも及んだことはこの時の僕はまだ知る由もなかった。

皆さんこんばんは。リア友の数人、いい加減読むのやめれwww

どうも。ごぼ天です。


明日から期末テストです。勉強?宿題すらやっていない俺に何を言うんだねwwwそれより腹が減ったのだ。夜食でも作ろうかwww


いやー、更新する前に次の話を考えておくと気が楽だねwwwおかげで昨日寝たのが4時半だけどwww


そろそろ明日の宿題をしなくちゃやばいので早速小説の方の説明を少々。


本当は兄貴は頼れる設定のはずだったんだけどいつの間にあんな変態に…まぁ、いいや。どうせ出番少ないしwww

妹は普通ですよ?変態なんかじゃありません。妹も変態とか思わないで下さい。これからの対応に困っちゃいますwww



今頃ですが各キャラクターの外見だけ…人それぞれイメージってのはあるから自分のイメージを突き通したい人はここでお別れですね。






雅幸…この際言っちゃいますがあるキャラクターのを少しパクってますwwwバカ〇スの明〇がイメージですwww身長は平均より少し小さめあたりで。

同様に涼は雄〇なんですけどねwww身長は180を少し超えるぐらいの高めの設定で。

雅樹…この名前を見てパッとこない人。わかりますwww雅幸の兄貴ですよ?1話で出てきたけど覚えてるかな?wwwこの人は優等生キャラでも思い浮かべて下さい。だいたいそんな感じです。身長は涼より少し小さいぐらい。

風香…髪は肩までの長さで外に少しはねてる感じで。んでもって後ろに大きなリボンでっていうのが俺のイメージです。身長は主人公より少し小さいぐらいで。女子にしては高いくらいかな?

湊…赤い髪でショート。これだけは譲れないなwww初期設定ではクーデレのはずなんだけど全然クールじゃないねwwwこれから修正していきますwww身長は140前後でかなり小さい方という感じで。


今はこんだけですけどほかにもたくさん出てくるから兄貴ぐらいは忘れてくれてもかまいませんwww他はちょっと困るけどwww



最後に謝辞を少し。

このネタ知ってるっていうのを多々見受けられたかもしれません。これからもあると思いますがどうかお許し下さい。

ここまで読んでくれた人、ありがとうございます。

これからも読んでくれることを心から願うばかりです。まずはリア友以外からのレビューをされるように頑張りますねwww


それでは!

次も会えることを願っています。

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