第3話〜朱く染まる頃〜
「……き……幸…ま…幸」
あれ?誰かが僕の名前を呼んで―――
「いい加減起きろカス!」
「ぐふぉ!」
―――殴ってきた。
「お目覚めはいかが?」
先程殴っておきながら全く罪悪感を感じていないようにしてるやつは僕の悪友である、平塚 涼。かれこれ7年も一緒にいる仲だ。
「いきなり殴っておいて何が『お目覚めはいかが?』なんだよ、このバカ!」
「あぁ?お前にバカと言われる筋合いはねぇよ!学園一のバカが!」
「あっ!バカって言ったな!?バカって言った方がバカなんだぞ!」
「始めにお前からバカって言い出したんだろ、このバカ!」
「うるさい、こ―――」
「………そろそろやめない?」
一生続くような雰囲気で行われていた言い合いに終止符を打ったのは涼の横には座っていた赤髪の少女、仲原 湊だった。
「雅幸は起きたばっかりなんだから絶対安静。涼も喧嘩売りに来たんじゃない」
「「すいません」」
「で、なんか用があってきたの?」
「あぁ、そうだ。学級代表だから新学期早々バカやって気絶したやつに色々言わないといけないし、頼み事もある」
"バカやって気絶した"ってところを強調しやがった涼に色々言いたかったけど今はそれより気になったところがあった。
「僕に頼み事?」
「先に連絡事項から言う。それからだ」
…………………
涼は早口で説明するし、おおざっぱだから何が言いたいのかわからなかった。いや、決して僕の理解力が足りないわけじゃない。涼が悪いんだ、涼が!
わからなかった部分は仲原が補足してくれたから凄く助かった。
「ってか、仲原も学級代表?」
「違う」
「え?じゃあ、なんでここに?」
僕がそう言ったら仲原は顔を真っ赤にして下を向いた。あれ?何故だ?そしたらか細い声で
「ほ、保険委員だから…」
と言って黙ってしまった。おかしいな…去年の今頃はまだ決めていなかったはずなのに…
…………………
「連絡事項は伝え終わった。頼み事の方、言っていいか?」
「あっ、すっかり忘れてたよ。で、頼み事って何?」
「例の大会…また開催するらしいんだ」
例の大会というのは6月の初旬にする学園祭の中の一つのイベントのこと。そのイベントというのがものすごく危険なのだ。4年前は一人も参加しなかったぐらい…まぁ、詳細は後ほど語ることにしよう。
「毎年、命懸けでよく開催しようとするよね。学園長も頭おかしいんじゃないのかな?」
「まぁ、な…それのことだが…」
なんか凄く言いづらそうにしている。こいつらしくない…
「言いたいことがあるなら早く言ってよ」
「それもそうだな…例の大会に参加しないか?」
え?レイのタイカイにサンカしないか?………礼の鯛買いに参加しないか?
「ハハハ。何を言ってるんだ?誰のお礼のため?あと世界中どこ探してもそんな大会あるわけないじゃん」
「ダメだこいつ…もう手遅れか…お〜い、湊。こいつの後頭部あたりを一発殴ってやれ」
「えっ、ちょっ…何が手遅れでなんで殴ろうとしてるの!?」
「湊、本気でやったらこいつが死ぬのはわかってる。3割ぐらいでも死ぬと思うから1割ぐらいで」
「僕の話を聞いていない…だと?」
「わかった」
「いや、それわかっちゃダメだから!仲原は自分の腕力ぐらい知ってるだろ?だからやめy―――」
保健室にドスッ!という鈍い音が響いた。
あぁ…殴られてばかりだ…
ごめんなさい!
いや、かれこれ3週間も放置してましたねwww
え?理由?それは俺がリアルで充実していt―――嘘です。今世紀最大の嘘です。俺なんかに彼女が出来るんなら誰でも出来ますwww
さて、話を戻して…理由はめんどくさかっt―――忙しかったんですよ!今年高校入学だったからさ〜。他の理由?めんどk―――ネタが思いつかなかったからですよ〜。やだなぁ、疑い深いな〜。………ごめんなさい。色んな意味でごめんなさい。
それじゃあ、ラノベみたいに少々俺の小説の補足を…
ネタバレなんで先にここを読んでる人は戻って下さい(いないと思うけど)。
仲原 湊について…
女の子です。あまり説明するような場面じゃなかったから少女としか書かなかったから気づいてない人のために…女の子です。大切なので2回言いm(ry
ほかにも補足しないとわからないことはたくさんあると思いますが、小説の中で説明していくので気にしないでね。
あと誤字脱字は多々あると思いますが暖かい目で見逃して下しあ。
感想、レビュー、意見、悪口、ネタ随時募集してますんで何かあったら作者を助けるつもりで言ってきて下s―――え?こんな作者いない?それが俺クオリティーだからさwww
まぁ、気軽に読んでくれてちょっと笑えたのなら幸いだと思っているぐらいですからwww
まぁ、色々書きたいけどこの辺でwww