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明るい海
中学1年の夏、僕はインターネットに溺れた。
僕はその日初めてインターネットを介して名前も顔も居住地を知らない人と友達になった。
そして友達と同じギルドに加盟した。
人数が少なく、ギルドを残すためには多少の苦難はあったが、ギルドメンバーは優しく、年下の僕をかわいがってくれたおかけで、多少の苦難など取るに足らなかった。
学校ではそのゲームのことを考え、家に帰ると寝るまでそのゲームをしている日々が続いた。
そして僕の人生最大の恋と後悔をする中学1年〜2年の間の春休みが訪れた