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独りでいればこんな苦しみは

作者: 朝焼 悠

迷わないで

決めた事だけ

続けていけるって思っていた

何も結果を残せない中で ずっと独りでやってきたんだから

へこたれる事も

うちひしがれる事も

これ以上ないだろうって


で、実際こうして

一歩を踏み出してみると

思った以上に心を揺さぶられるんだよ

評価してもらえると

見てくれる人がいると


いつ以来だったろう

あんなに嬉しいって感情が出てきたのは

だから

それが減ると 無くなると

今度は一辺に心が荒んで行くのも分かって

痛くて苦しくて


僕は書きたい事が 伝えたい事が

ずっとあって

それだけを求めて

あとはどうでもいいって

どうせ認められもせず 無駄になったものだから

もうこれ以上無視されても心も動かされないだろうって


自分の内に納めておけなかった

想いの供養に

それくらいのつもりだったのに


こんなに嬉しくなって

こんなに悔しいなら

こんなに苦しくなるなら

大人しく独りで続けていればよかった

無価値って烙印を押される前に

自分独りで書きたいように書いて

出来不出来を独りで

誉めて けなして

満足していればよかった


でも

それでも

一度踏み出してしまった今

人に触れてしまった今

今更になって

独りぼっちになって

満足はもうできないもんな


今更 独りの世界には

戻れないもんな


だから

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