第3話 技覚え
先輩から説明を受けた後、俺は練習に入った。
まず、右手に意識を向けてみる。すると、電流が流れた。おぉ、と感動した。次に、その流れた電流を貯めて、前に思いっきり放った。電流は光線の様に直線を保ったまま大木をなぎたおした。
・・・ここから一気に話が飛ぶが、今日一日で、5個も技を覚えた。
-翌日、龍騎が話かけてきた。「どうだった?」そう、龍騎は昨日塾で部活を休んでいたため俺の練習に
付き合うことができなかったんだ。「あ~、お前がいないうちに5個はできるようになったぜ。」ここで盛り上がった口調で話すと龍騎がうるさくなる。よって、ここは平然を装って話す。
「マジか!?今日の練習でそれを見せてくれ!」龍騎と俺は普段一緒に練習をしているから、互いの技を見せ合うことは当たり前だった。そんな話をしていると「授業始めるぞ~」と横谷先生が入ってきた。
―――放課後、俺と龍騎は部活に行った。そして、その日の内に電気技を完璧に覚えた。
ここで俺が覚えたわざ教えていこうと思う。多分後で技の名前を聞いてもわからなくなるだろうから・・・。
・電気ショック
ただ単に相手をしびれさせるだけ。まぁ、相手をマヒさせることもある。
・エレキテルフック
相手の動作を一時的に止める。
・ボルトタックル
体中に電気を放出させ、突進する。
・電
雷の柱で相手をなぎ倒
・分光
光を分けながら攻撃する。
・雷雲包
雷雲で相手を包みこみ、しびれさせる。
・ボルトハッカー
どんな難しい警備や罠も楽々とハックできる。
・・・などだ