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沢がこっくりこっくり、船をこいでいる。コンビニまで行った後、須田も加わって、江島以外かなり酔っ払った。
「沢。ベッド使っていいから、寝ろ」
江島が散らかった缶ビールなどを片付けながら、声をかけた。
「――あ? 大丈夫」
「『大丈夫』って言うヤツが一番ヤバいんだ」
「じゃあ、帰るよ」
「そこまでべろべろで、帰れるのかよ」
「平気~」
「いいから寝ろ」
引っ張るようにして、江島は沢を連れて行く。沢はおとなしく横になった。たちまちいびきをかき始める。
沢がこっくりこっくり、船をこいでいる。コンビニまで行った後、須田も加わって、江島以外かなり酔っ払った。
「沢。ベッド使っていいから、寝ろ」
江島が散らかった缶ビールなどを片付けながら、声をかけた。
「――あ? 大丈夫」
「『大丈夫』って言うヤツが一番ヤバいんだ」
「じゃあ、帰るよ」
「そこまでべろべろで、帰れるのかよ」
「平気~」
「いいから寝ろ」
引っ張るようにして、江島は沢を連れて行く。沢はおとなしく横になった。たちまちいびきをかき始める。
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