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 缶ビールの入った袋を越谷に手渡しながら、沢は、

「悪いね。飲むよ」

「本当に悪い」

 江島の返事に沢と越谷は笑った。

 身長は江島とほとんど変わらなかったが、沢は太っていると言うのではなく、筋肉の付いた体型をしていた。おっとりとした顔立ちには、やさしそうな光をたたえた目がある。やはり格好は、越谷や江島と変わらぬものだったが。長髪をゆるく流している。

「須田は?」

「まだ残業だそうだ」

 その返事に、

「もう3時近いぜ?」

「フレックスに近いからな。どうせ夕方頃、出勤したんだろ」

 江島の意見に、越谷と沢はうなずいた。

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