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第9話

屋上に通じる階段の屋根で御神は寝そべっていた。


御神「あ~かったるい」


御神は既に大学院を卒業出来るだけの学力を備えているので高校の授業なんて退屈なだけだ。


どうしたものかと考えていると、扉がバタンと開き、黒髪の少女が屋上に入ってくる。


その可憐な少女は周囲をキョロキョロと見渡していたが、すぐに自分が上がってきた階段の屋根で寝ている御神に気付いた。


綾峰「レンヤ君、ちゃんと授業に出てよ!」


彼女は御神のクラスメイトだった。


御神「うるさいな、まきは。お前は俺の母親じゃないだろ」


綾峰「このままじゃ留年しちゃうよ!」


御上「テストの点数は維持してるから大丈夫だよ。お前こそ授業行けよ。鬱陶しい」


綾峰「もう! 知らない」


綾峰はぷんすか怒りながら屋上から出ていく。


それからすぐに予鈴が鳴り響く。


御神「ふう。やれやれ」


御神はゆっくり息を吐きながら横向きになる。


それから何気なく眼下を覗くと、校庭では体育の授業をしている生徒の姿が見える。


御神「暢気なもんだ」


実に平和な光景だが、御神はよく知っている。


平和というものがどれほど儚いものなのかを。


御神「・・・ふっ。感傷だな」


もう一眠りしようと目を瞑るが、耳障りな騒音がそれを遮った。


不愉快になりながら音の発生源を探すとそれはすぐに見つかった。


東の空に数機のヘリが飛んでいた。


しかもヘリは真っ直ぐこの学園を目指している。


そのヘリにはよく分からないマークが刻印されていた。


「く・・・」


突然の痛みに制服を捲り上げ、そこに巻いてあった包帯をほどくと、右腕に刻まれた【聖痕】《スティグマ》が熱を帯びていた。


御神「これは・・・まさか、【奴等】か?」


そうしている間にもヘリから武装した人間が校庭に降下していく。







それは突然だった。


授業中の教室に謎の武装集団が乱入し、銃で脅しながら生徒を体育館に集めたのだ。


体育館に集められた生徒は拘束などはされなかったが、近くに重火器で武装した兵士がいるので身動き一つせずじっとしていた。


そんな体育館の中央で一人だけラフな格好をした優男が兵士の一人と話している。


その男の腰には何本もの長剣が下げられていた。


兵士「マーティ様。学園地下に大きな空間があるのは確認しましたが、通路が見つからず・・・」


マーティ「急がせろ。邪魔が入る前に」


兵士「はっ!」


兵士は敬礼すると持っていた通信機と交信を始める。







生徒を監視している兵士の中には柄が悪い者も混じっていた。


その兵士は人質の女生徒を物色するような目で眺めていく。


その様子に気付いた仲間が、


兵士「おい、人質には手を出すなよ」


兵士「へっへっへっ。いいじゃねえか、少しは楽しんでもよ」


下品な笑いを上げると近くにいた女生徒の手を掴む。


それは綾峰だった。


綾峰「は、離してください!」


拒絶を露にするが、他の生徒も兵士も見て見ぬ振りを決め込んだ。


綾峰が絶望的な気持ちに支配されたその時、


ドガガガガガッ!


体育館の外で発砲音が重奏を奏でた。


刹那の静寂の後、体育館の扉が開いた。


しかも横にスライドしたのではなく、前に吹き飛んだ。


現れたのはこの学園の制服を着た青年だった。


兵士「何だ貴様は!」


綾峰「御神君・・・?」


御神は綾峰が捕まっている事に眉を顰め、


御神「天つ空」


何もない空間に手を突っ込み、五尺あまりの長刀を引き抜く。


御神「収納用亜位相空間【キビシス】」


御神「その小汚い手を離せ」


決して大きくはないが、怒気の籠った声に綾峰を掴んでいた兵士は怯えたように手を離した。


そして他の兵士達もすぐに察した。眼前の存在は敵だと。それも極めて強大な。


マーティ「・・・撃て」


マーティの指示を待つまでもなく、アサルトライフルが一斉に火を吹く。


だが、御神は必要最小限の動作で銃弾を回避し、躱せないものは刀の地の部分で弾いていく。


更に平然と前に歩いていく。


兵士「そ、そんな馬鹿なぁ!」


兵士「トリ●アで日本刀対拳銃やったら拳銃が勝ったんだぞ!」


御神「天之御影命の加護を受けるこの【天つ空】にそんな攻撃は無意味だ」


恐慌状態の兵士を尻目に御神は刀を振り上げる。


御神「覇神天翔聖檄一釖流【南赤火】」


ボオオォォォ!


御神の手にした大太刀が炎を噴き上げる!


そして炎は翼を広げた鳥のように轟々と広がって兵士達を飲み込んでいく。


そんな中、御神は一人だけ身なりの異なる男、マーティと視線を交錯させる。


御神「貴様が指揮官か」


マーティ「ふっ・・・」


御神「貴様を倒せばこの痴態も終わるな」


御神は力を溜めるように一度身を屈めると、人間とは思えないスピードで一直線にマーティの元まで駆け抜ける。


マーティ「オートクレール、ベリサルダ」


マーティは腰に下げていた二本の長剣をクロスさせ、交差するポイントで御神の斬撃を受け止める。


マーティ「まさかこんな所で会うとは思わなかった。特務機関【ラグナロク】《神々の黄昏》のエージェント【エインヘリヤルⅩⅢ】御神レンヤ、神代の力を受け継ぎし者よ」


御神「・・・誰だ、俺を知っているのか?」


マーティは不敵に笑う。


マーティ「名乗るのが遅れたな。【デウス・エクス・マキナ】《因果の操り手》の【マーティ・スチュ】だ」


御神「ジーナルの御同輩か」


単純な力押しでは勝てないと考え、御神はいったん距離を置く事にする。


一度の跳躍で体育館の中央から入口まで移動する。


兵士「マーティ様、あの男は一体・・・」


マーティ「お前達も話くらいは知っているだろう。半年前に壊滅したシュンポシオン《神の宴》の事は」


兵士「は、はい」


マーティ「それが奴の仕業だ。あれだけではない。奴一人に多くの組織や人間が滅ぼされた。天竜八部衆《The Eight God》、ルーキフェル=フォースフォロス《宵の明星》、チェイランサス《不断の絆》、アルテッツァ=ローレル《救世王》、000《アイン・ソフ・オウル》、セイラム《魔女狩りの勇士》、新世界《N∴M∴》アルスハイル・アルムリフ《誓星》、革命の十二月、レイフィスの七柱、ゲヘナの四大魔王、アポクリファ」


御神「・・・」


マーティの言葉を御神は黙って聞いていた。


その沈黙は即ち肯定の証だった。


マーティ「ふふっ、ジーナルは貴様が【エンテレケイア】《完全なる到達者》かもしれないと言っていたが、私が試してやろう」


御神「・・・あっけないもんだったな、この学園での生活も」


生徒が自分に向ける疑惑と恐怖の視線を感じ、御神は悲しみを滲ませた儚い笑みを浮かべた。





~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


御神「ふっ。学園編は今回で終了のようだな」

作者「どうかしらね」

御神「デウス・エクス・マキナというのは今までの話にもチラッと出てきたな。確か大十字作戦編ミッション・グランドクロスのアラン・スミシーとエネルゲイア《生成の実現者》編のジーナル・クーターとかが所属していた筈だ」

作者「詳しくは23話から29話、45話から49話ね」

御神「宣伝か」

作者「親切心よ」

御神「どうだか。それにしてもお前は遅筆だな。ここまで来るのにどれだけ時間をかけている」

作者「私の創作キャラの癖に生意気よ!」













「……」


 御上は痛む頭を押さえながらA4の束を机の上に放り投げた。


「……どうかしら?」


 そこはかとなく期待を浮かべている綾嶺の顔が疎ましい。


「お前、前も似たような妄想をしてたな」


 妄想だけには飽きたらずとうとう文字に起こしやがった。


 今日の部活は何故か綾嶺が書いた小説の推敲だった。

 昨日の活動が美術部のモデル(一時間直立不動)だったので、「昨日に比べれば」と了承してしまった。

 今更ながら安請け合いだったと御上は後悔していた。


「それにしても、お前はよくもまあこんなに思い付くな」


 御上は皮肉を込めて言ったが、綾嶺は気付いた様子はなく、むしろどこか嬉しそうに、


「アイデアはチャット仲間から貰ったりもしたわ……神熾君やムルジム君……ジェルミナルちゃんっていうんだけど」

(余計な事しやがって)

「ログあるけど……見る?」

「見ねーよ」


 怖いもの見たさという気もしたが、見たら今以上に精神力が削られそうだったのでやめておいた。


「ってか、俺はこういう創作は素人だからなぁ、建設的なアドバイスは出来ないぞ」


 それは逃げたい気持ち半分、本音半分だった。


「……部室に来る前に文芸部の瀬田君や古雉君に推敲を頼んだのだけど……読んでる途中で机に突っ伏しちゃったの」

「憐れな……」


 御上にはその気持ちがよく分かった。

 御上ですら頭が痛くなったのだから、文章を専門的にやろうとしている人間には耐えられなかったのだろう。

 それか、古傷を抉られたのかもしれない。


「まったく。よその部に迷惑かけんなよ。……おっ、ここ誤字があるぞ。「中世的な顔立ちのルーキフェルは……」これは「中性」じゃないか?」

「え? ああ……ええ……そうね」


 発見した誤字を伝え、推敲を再開しようとした御上はふと、後輩が自分の事をじー、と見つめている事に気付いた。


「先輩、何だかんだ言いながらちゃんと読み込んでるんですね」

「仕方ねえだろ。読まなきゃ文句言うんだから」

「はい。そういう事にしときます」


 何やら後輩がプリントで顔の下半分を隠しながらしたり顔をしていた。


「ちなみに欧州編……機兵激突編……ぬるぬるぬる教編……異世界編……クトゥルー編……十大竜王編……月落とし編……TS編なんかもあるけど」

「……それ全部を俺に推敲しろってか?」

「……」


 綾嶺はじっと御上を見詰め、無言で頷く。


「……」


 仲間を得ようと後輩の方を見るが、彼女は「魔法少女編」と銘打たれた紙束に手を掛けていた。


「……」


 綾嶺が無言で御上に一歩近付き、持っていた紙束を差し出す。

 御上がちらりと横を見ると、後輩は2枚目の紙に描かれた、ひらひらの衣装を着た10代後半の女性のイラストを見て感嘆の声を上げていた。


「分かったよ。読めばいいんだろ、読めば」

「ありがと……御上君」


 押しに弱い御上だった。


 結局、下校時間までには読み終わらず、御上は寮まで持って帰って読む破目になった。








 それから数日後、御上は小走りで廊下は進んでいた。

 部室でツイスターゲームをやっていた最中、今日の六時までに提出しなければならない課題がある事を思い出したのだ。

 情報の授業で出された課題自体は楽なもので、配布されたプリントにある表をExcelで作成しろというものだった。

 学園内に幾つかある情報教室の一つに入った御上は、そこで見知った顔を見つけた。


「お、一じゃないか」


 御上の視線の先にはキーボードを打つ眼鏡の青年の姿。

 文芸部の瀬田一だった。


「……ああ、誰かと思えば御上君か」


 自分を呼ぶ声に画面から視線を外した瀬田は、呼んだ相手が自分と親しい人物だと気付いて軽く息を吐き、そして再び画面に向かう。

 御上はそんな瀬田の後ろの席に座ってパソコンの電源をつける。


 原稿用紙に書くより資源の節約になる事や修正が楽という点から文芸部にもIT化の波が押し寄せているしい。

 情報教室が文芸部の第二の部室となっており、瀬田以外の部員もちらほら見える。

 ただ、多くの生徒は部活に行くか帰宅している時間なので教室の中は閑散としている。

 パソコン部というそのまんまな名前の部活もあるが、どうやら別の教室を使っているようだ。


「あんまり人いねーな」


 学年、クラス、出席番号とパスワードを入力する。


「さっきまで礼讚会の二人が何かやってたね。演劇部の明良君と紘嘉君も見かけたな」

「ふーん。ホームページでも更新してたのかな」


 学園のホームページにはそれぞれの部活を紹介するページがある。

 観測会のページも一応、ある事はある。


 デスクトップにあるショートカットアイコンをダブルクリックする。


「そういやあいつに古傷を抉られたみたいだな。悪かった」

「あいつ? ああ、綾嶺君か。古傷というよりかさぶただったけど」

「大変だったな」

「まあね。だけど、それを知っているという事は、君も推敲をさせられたんじゃないかい?」

「ああ。マジ洒落になんねー」


 折り畳んでポケットに入れていたプリントを取り出して作業を開始する。


「ったく、何で俺達に推敲なんかさせんだよ」

「誉めてほしかったんだろう」


 視線は画面に固定したまま瀬田が淡々と答える。


「作品を公開する物書きには大なり小なり自己顕示欲と誉められたいという欲がある」

「そりゃそうだろうな」


 叩かれる為だけに衆目に晒すマゾはいないだろう。

 そして完全な自己満足なら公開する必要はない。極論するなら頭の中で思い描くだけでもいい。


「でもあの内容じゃ無理だろ。非難ばっかで凹んじまうじゃないのか?」


 凹んだ綾嶺もちょっと見てみたいと御上は嗜虐的な気分になったが、


「彼女の小説、割合人気あるよ」

「嘘だろ……」


 御上には到底受け入れがたい事実だった。

 綾嶺と瀬田が共謀して(瀬田に何の得があるかは分からないが)自分を陥れようとしている、という仮説の方が信憑性があると御上には思えた。


「信じられないって顔だね」

「信じられないって気分だ」


 だろうねと、瀬田が口元を綻ばせて小さく笑う。


「話は変わるけど、君も子供の頃はアニメや漫画の主人公に自分を投影してただろ?」

「……恥ずかしい事を思い出させるな」


 御上とて子供時代はアニメや漫画に熱中していた。主人公が使う必殺技のポーズを真似したり、前口上を暗記してみたり。

 当時の事を思い出しながら表に文字や数値を入力していく。

 前回の授業中に半分程度は終わらせていたので楽な作業だった。


「その頃の年代にとっては彼女の小説は面白いんだよ」

「そうか?」

「想像力豊かだから簡素な文でも読み手側で補えるし、彼女のあれ勧善懲悪物だから」


 瀬田の主張によると自分が子供の頃に綾嶺の小説を読んだら熱中して絶賛したという。

 完全に納得は出来ないものの、昔の自分がやった、今となっては思い出すのも苦痛な行動の数々を鑑みれば、それも有り得るかもしれないと御上は考え始めた。


「同じ内容の作品でも公開する場所によって評価は大きく変わる。彼女は良い場所を見つけたという事さ」

「そういうもんか」

「ネット上では現実より似たような性質を持った人間が集まりやすいから」

「ふーん……」


 未だに釈然としない御上の様子に、瀬田は何かに気付いたように視線を少しだけ上に向けた。


「君ってネットはあまりしない方?」

「しないってか機会がなかったな。家には置いてなかったし、中学のは台数少なくて競争率激しかったし。俺も妹も漫画やゲーム買ってもらえれば満足してたから、パソコンを欲しいとは思わなかったな」

「そんな気はするね」


 それでも進学するにしろ就職するにしろ、高校のうちに扱いに慣れておいた方がいいと父親に言われたので寮にはノートパソコンが一台ある。


「機会があったらネットを漁ってみるといい。サイトと投稿されている小説の傾向を調べるのは中々楽しいよ」

「遠慮しとく。お前が調べたのを聞くくらいならいいが」


 そんな会話をしているうちに表が完成した。

 何度か見直してみたが間違いは見当たらない。


「うっし」


 保存するとメールに添付して教師の元に送信する。

 時計を確認すると期限まではまだ余裕がある。


「間に合ったか」

「お疲れ」


 肩の力を抜いて背もたれに体重を預ける。


 さて、これからどうしたものか。

 御上は部室を出る時、綾嶺から早く終わったら違う話を読んで欲しいと言われていた。

 もしここで逃げても明日の部活動の内容が変更になるだけだろう。

 覚悟を決めて行くかと、御上は両手を組んで伸びをする。

 それにしても、あんな作品が人気があるというのはネットとは実に深淵な……


「ん? ちょっと待て」


 課題に集中して瀬田とは話し半分だったのでうっかり流してしまった事があった。


「俺が推敲した話以前はネットに公開されてるってのか?」


 御上は否定してほしかったが、瀬田は黙り込んだ。だが、彼が御上を見る目は憐れみに満ちていた。


「……」


 あの、明らかに自分をモデルにしたキャラが登場する作品が全世界に公開されている。

 その事実に御上は一瞬だけ意識が遠のき、


「あ、の、や、ろ、う……!」


 額に血管が浮かぶほど激昂し、御上は教室から飛び出して行った。





「……やっぱり、綾嶺君の言ってた通り、面白いよな、彼」


 瀬田はぽつりと呟き、御上が付けっぱなしだったパソコンの電源を切っておく。

 そして書きかけの文章を一旦保存すると、ちょっとした気紛れでインターネットにアクセスする。

 記憶にある彼女のサイトの名前をトップページにある検索エンジンに入力する。

 表示された1番目をクリックすると、




屋上に通じる階段の屋根で御神は寝そべっていた。


御神「あ~かったるい」


御神は既に大学院を卒業出来るだけの学力を備えているので高校の授業なんて退屈なだけだ。




「これはこれで本来とは違った楽しみがあるけど、流石にキャラクターに自分の名前が使われるのはね」


 さらっと一読するとさっさと閉じ、執筆を再開する。

 その時、遠くで誰かの怒鳴り声が響いた気がしたが、まあ自分にはそれほど関係ないだろう。


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