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|100《シェント》の異能持ち

この世界には異能というものがある

火を出すことができるようになったり戦闘機を超える速度で動けるようになるなどがある

これは数十世紀以上前にある人物が発見しどうにかして誰もが異能を持てないかと工夫した結果この世界のすべての人が異能を使えるようになった

そんな異能は原則1人一つだ。稀に二つ持ちや三つ持ちも現れる

え? 君の異能の数は?

それはね

100個だ







「眠い」

そんなことを言いながら俺、理音(りおん)りゅうは今日入学する学園に登校していた


「ちゃんと寝なかったの?」


そんなことをいうのは僕の幼馴染の日御南(ひのみなみ)


「ソシャゲの周回を2時までしてた」

「バカじゃないの?」

「バカで結構、女神(アミュー)様」


女神(アミュー)というのはこいつの二つ名で過去にあった異能犯罪を収束に至らせた際の光景が女神のようだったためこの名がついた


女神(アミュー)呼びはやめてくれない、100(シェント)さん?」


100(シェント)というのは僕の二つ名で観測された中で唯一100個の異能を持っているからこの名がついた


「はいはい、わかったからやめろ」

「わかりました」

「というか100個あってもほとんどオートか確率でしか発動しないからすごくピーキーな性能なんだよ」


そう。俺の能力はほとんどが確率か自動発動するものなのだ


「それでも確率次第では一気に盤面をひっくり返される可能性があるから十分いい能力だけど」

「それなら純粋に勝ちにいける異能が欲しかった」

「私の異能はあげないわよ」

「誰もお前のことを言ってないけどな」


こいつのは結構やばいからな


「あらこれは......」

「バカが暴れてるな」

「行く?」

「今回はパス」

「じゃあ私が言ってくるわ」

「おー、いってら」


そのまま音のした方に日御は行った

あいつのことだし負けることはないだろう


日御南視点


私は今音のした方に向かっている

なんで行ってるかって?

能力を鍛えるとあいつに勝つためね

私は女神(アミュー)なんて名前をつけられているけどあいつに勝てたことはない

力の差はないのに必ず負けてしまう

そんな可能性を0にするあいつが羨ましいから私は戦う


あいつに勝つために


「誰だ?」

「あなたたちに語るような名前じゃないわ」

「さあ、戦い(蹂躙)を始めましょう」



理音視点


戦いが始まったみたいだ

まあ、あいつと戦いになるやつがあっちにいるとは思えないが

あいつの異能は回復、武器召喚&飛行能力、そして雷を操ることができる眼だ

こんなのに勝つなら瞬殺か手札の数でゴリ押しぐらいだ

音が止まったし勝ったなあいつ


「はあ、めんどくさかった」

「そんなにめんどくさかったか?」

「回復持ちがいてね少しだけ粘られた」

「そうか。さ、警察が来る前にさっさと行くぞ。早く行かないと遅れる」

「うわ! もうこんな時間急ぐわよ!」

「はいはい」

もし好評だったら続きを書きます

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