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掟破りのカーネーション  作者: あゆみかん熟もも


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2/2

後編


 おかしな言い方だが、葉桜が満開である。

 花弁は全て落下し、草木の息吹く音が聞こえてくる新緑の葉の色は、桃果には何色に見えたのだろうか。艶めく鮮やかな萌黄だろうか、それともネギの芽に似た萌葱の色だろうか。

 古来の詠み人の如く、歌に愉しむ発芽(発想)など。残念ながら桃果は持ち合わせてはおらず。外に関心が行くどころか、日を重ねていくうちに頭痛がするほど桃果は内に閉じこもり、ひとり思い悩んでいたという。


「桃果、ご飯よ。降りてきなさい」


 階段の下から桃果の母の声がした。1階から2階の桃果の部屋まで、通りのよい慎ましい声だった。

 桃果はゆっくりと勉強机から伏せていた顔を起こし、立ち上がった。気が緩むとふらつく足に少しだけ喝を入れながら、階段を降りていった。これから夕ご飯である。

 しかしその前に、桃果は玄関の方を向いた……。

(カーネーション……咲いてる……ね)

 凛というよりは、可憐として咲いている赤、濃赤、白、ピンク、紫のカーネーションの花。水は毎日と替えられているらしく、花瓶のなかで咲き揃っていた。

 空島を、知らぬこととはいえ傷つけてしまったに違いない。

 思い込んで放さない考えは、桃果の健康にまで害が及んでいた。

(私……)

 ひとつだけ桃果に分かったことがあった。



 桃果は、空島のことが好きなのだ。



 夢のなかのカーネーションは濃赤に輝き続ける。意味を桃果は知っていた。

 私の心に哀れみを。悲しみを。そして。

 欲望……と。



 ……



 聖マリアント女学院では。学院祭を終えてからしばらくは、月末に控えた中間考査のために生徒たちは出題範囲やノートの見せ合いなどで忙しく、問題の問いに答える日々だった。テストが終わると授業参観、保護者懇談会が待っている。

 将来の夢や進路のことなど爪の先ほども考えてはいない桃果だったが。迫るテストの日のことは考えていたようだ。小さな単語帳を持って、電車に乗った帰り道。桃果は単語帳に書かれた英語をブツブツと頭のなかで読み上げ、暗記していた。spring、onion、leek……。

 国語も数学も社会も理科も英語も。抜きん出て得意とする教科はこれといってなかった。全部が平均的で、刺激も与えられない小顔をしている桃果。時々家でクッキーやケーキを焼いたり、流行りの少女漫画や小説を読むくらいの娯楽を楽しむ程度だった。


 こんな、退屈な毎日を。

 時の流れにのって、生きている。花は、花を咲かせているというのに。


 桃果は単語帳をめくった瞬間、胸の動悸の高鳴りを聞いた。

 like。好む。

 愛する、という意味のloveは強い感情を表し、likeは気に入る、といった具合であまり感情的ではない。それは桃果も意味は判ってはいるのだが、『好』という字に敏感に反応している。してしまった。

 途端に悲しくなるというおまけ付きだった。

(行けないけど……会いたいよ空島くん……)

 空島への想いは募る。黙っているだけで足の動かない桃果に、同じ電車に乗り合わせている客は誰も何もしてくれるわけではなかった。

 電車は、何事もなく桃果を目的地へと運ぶだけである。



 桃果が家に着くと、カーネーションが1本だけ玄関に落ちていた。「?」

 すぐ横の棚の上に置いていた花瓶のなかの1本。落ちているのは白いカーネーションで、花を見たと同時に桃果は背中に悪寒が走った。それが何故なのかは後にも疑い知れずにいる。

 花の落ちていた真横に、黒い大きな紳士靴が揃えて行儀よく置いてあった。

 桃果の、父の靴だった。

「お父さん……?」

 桃果は不思議に思った。会社から真っ直ぐ帰ってくれば、こんなにも早く帰宅できるものなのかと考えた。まだ夕刻である。時計が手元になかったので正確には時刻が不明だが、乗ってきた電車到着時刻と家までの徒歩にかかる時間を足して計算してみても。夕方5時半。父の帰宅は早い。

 玄関から見える奥の部屋の照明が、普段より暗かった。

 桃果は寒気を肌に感じながらも、奥へと急がずに平静に装い進む……。「ただいま……」

 迎えてくれるのは、テーブルについていた父ひとり。

 肘をついて、考えごとをしていたが桃果の方を向いた。「おかえり」

 蛍光灯の下に上げた桃果の父の顔は、微かに頼りなく笑っていた。上着は脱いで椅子の背もたれにかけて、着替えず。桃果の帰りを待っていたのだろうか。桃果を見つけて喜んでいるように見えた。

「どうしたの……」

 聞かずにはいられず、桃果は聞いた。

「ん……」

 父は目を逸らす。そして額の汗を拭うような仕草で、頭を抱えた。どこを見ているのだろうと桃果はテーブルの上に注目した。紙が1枚、広げてある。

 紙に印刷された字は、何の用意もない桃果の目にストレートに飛び込んでくる。離婚届――り、こ、ん、届と。


 それが全てを物語っているかのように。


「まさか……」

 ……桃果の呟きは、事の重大さを足踏みで呼んできたようだった。父も、呟く。

「お母さんのことは忘れなさい」

 隠れて見えない父の顔を、桃果は恐ろしくて見ることができなかった。



 その日、桃果が床につくまでに。父は桃果に事のあらましを説明してくれていた。

 桃果の母は、他に好きな人ができた。だから父とは別れ、家を出て行った。離婚届に判を押し、提出だけで済むようにと。手はずを整え荷物をまとめて、桃果に会う前にと出て行った。

 出て行った。

 ベッドのなかで桃果は。

 鼻の奥が詰まり、息ができないと……泣き明かした。

 頭痛もひどくなり、桃果を苦しめる。



 ……


 夢のなかのカーネーションは、色を失った。

 指し示さない。

 代わりに、桃果の声がした。


『お母さんは頑張っていたのに。私やお父さんの面倒もちゃんとみて家事をこなして。

 お母さんが大好きだった。小さい頃はいつもくっついて歩いていたよ。幸せだった。

 なのに。どうして?

 裏切られたみたいだ。

 どこにいるの、……お母さん』


 一睡もできずに朝を迎えた桃果に夢を見ることはできはしない。

 では、今までに見た夢は?


 小人は笑っていた。色のないカーネーションには触れてはいない。丸いテーブルの上のガラスケースのなかで枯れずに咲いているのだ。命はあるのかと問いかけたくもなろう、茎の芯は、しっかりとしている。

 小人は笑っていた。色のないカーネーションには触れてはいない。それは。

 触れてしまうと……何かが起こる。


「刺激が欲しいの? 退屈は嫌?」


 小人は笑う。

 桃果は……何も知らない。

 ここが、自分だけの小っぽけな世界だということを。



 ……


 朝起きた桃果は、重い頭で学校へ行く準備をした。

 制服に着替え、髪を整え、朝食は抜いて、歯を磨き。鞄を持って、玄関へ。

 途中、桃果の父がキッチンから呼びかけたが桃果には聞こえなかったらしく、応答なしで玄関に座って靴を履いていた。履き終えて立ち上がるとだった。

 1本のカーネーションを花瓶から抜き取った。

(お母さんどこ……)

 赤いカーネーション。枯れずに咲く……だが、色は日が経ってだいぶ褪せていた。

(どこ……)

 頭と体が離れている。体は学校へ行く支度を。いつものように、習慣で。

 頭のなかでは違うことを。


 お母さん。


 太陽の下、桃果は駅へと向かって行った。右手に鞄を、左手に花を持っている。

 学校へ向かっていると思わせて、片手には花。もし見て桃果に関心があったなら、異変を察知できたかもしれない。しかし誰も気がつかないし振り向かない。桃果の横を通りすぎる他人は、やはり通りすぎていく。何も知らずに。

 まるで迷子。

 桃果は駅のホームに着き、定期券を改札で駅員に見せた後……学校とは逆方向の電車に乗り込んでいった。向かったのは、……『野ばら闇雲駅』。

 桃果のなかに棲む欲望……いや、願いは、自然と足を向かわせる。

 ラッシュ時であり人は多いが、都会ほど深刻ではない人混みに紛れ、桃果は初めて『野ばら闇雲駅』のホームに降り立った。「あっと、すみません」

 桃果に体をすれ違いざまにぶつけた他人は、軽く謝って先を急いで行く。学生、サラリーマン、旅行鞄を引っさげた団体。駅員、売店のおばちゃん。清掃員。

 桃果のいつも利用している駅とは、そう景色は変わらない。初めて来たのに、新鮮さは伝わってはこなかった。

「あれ。アンタ……」


 桃果が乗ってきた電車が走り出し行ってしまった後。降りたホームの向かいから、桃果に話しかけてきた『他人』がいた。

「何でここにいんの」

 奇妙なものでも見ているように、桃果を見た黒の学生服を着た男の子。

「……くん」

 小声が、発せられずに消えてしまった。桃果の前には。

 馬場がいる。

 肩から鞄を掛けて、ペットボトルのお茶を持っていた。

「どうした……」

 別の声が馬場の背後から聞こえた。桃果も馬場も、声の主の方に視線が向いた。

 空島だった。

「空島くん……」

 馬場と空島、2人とも驚いた顔をして桃果を見ている。桃果はすぐには答えられず、泉のように沸き上がってきた熱いものを押さえつけようとした。それが目から飛び出してきそうなのを堪えながら。

 空島に会えたことが嬉しくて。ここがホームだということを忘れて走り出したい衝動もあった。ところが。

「学校サボリ? まさか」

 馬場の冗談か指摘は、桃果の高揚を沈下させた。「……」桃果に返す言葉は見つからない。桃果本人のなかでは、紆余曲折に混乱しているようだ。出口が見つからない、追い込まれていく。何に対しても敏感になっている桃果は、あんなに会いたかった空島をも敵ではないかと疑い始めた。内にいる桃果は叫ぶ。


(うるさい……)


 桃果にしか聞こえていない声。桃果は、馬場たちの前で屈んだ。

 頭を抱えている。鞄は地面に落とし、花だけを持って。おかげで、茎の先でくたびれかけていたカーネーションの花の赤が、よく映えた。馬場と空島、2人の目に止まり、お互いに顔を見合わせている。

「何なんだよ? 泣いてんのか?」

 馬場の荒げた声が先にした。桃果はしばらく黙っていた。しばらくは。空島の方は、まず目線を合わすために桃果と同じく屈み込み、肩に手を優しく置いてあげていた。それから。「立てる?」

 桃果を心配する空島の姿がそこにあった。桃果は、そんな空島の態度に疑心を持つなんてと我に返る……馬場の小憎い顔が視界に入って、さらに馬場の前に言った言葉が頭のなかで繰り返された。桃果が痴漢にあった時の。


『我慢してねえで、もっと勇気出しな』


 胸に響く。桃果の背中が言葉に押された。

「空島くん!」

 名前を言い切ることができた。最初の一歩の成功といった所だろうか。桃果には小さな一歩でも、大きな飛躍として捉えに値しよう。空島は「何?」と桃果と花を見た。

 前に突き出される花を、どう受けたらいいのか戸惑っていた。

「好きです……」


 ……電車が通過した。

 止まらない快速電車は、止まらない。ホームを無視してレールの上を、駆け抜けた。

 屈む桃果と空島の2人の間で花は動かされ、……揺れる。揺れて……。


 意を決して告白した桃果の小声は、かき消されてしまったのかと思われた。口唇を噛み締める桃果に、空島は影を落とした目で相手を見据える。

「悪いけど……」

 返事が、聞こえていたよと表していた。桃果の肩が瞬間、ビクリと微かに反応してしまうが、空島は構わず言った。

「少し、考えさせてくれる?」

 花は返された。

 桃果から溢れてくる涙をすくうものは残念ながら無く。

「ごめんなさい……! 私、私……。空島くんに酷いことをした。何も知らずに。花なんかあげて……ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……!」

 桃果はまた混乱していた。連呼し、幾つもの悲しみが渦巻き交錯していた。


 ……


 馬場のように自分の思うことを好き勝手に言えたなら。桃果にはどんなによかったのだろうか。

 桃果にはできなかった。足はあっても意志が出ず。勇気がない。『囚われ』の姫のよう。

 自らで決まり、ルールを作り、従わなければ自分で自分の首を絞めて。所詮お前には無理だよと自分は自分を諦めさせる。これはまさしく。これは。

 これは、自分との戦い。

 これは、自分の殻を破る戦い。

 小人は鼻笑ってなどいない。桃果に教えてくれているだけだった。指をさしながら。逃げないで、花の色から。ほらご覧。色が黄色じゃなくなった。ほらご覧よきれいに……


 咲いているじゃないか、白のカーネーション。『私の愛情は生きている』。


 ……


 とうに学校の始業時刻は過ぎていた。

 空島たちや桃果はすでに遅刻を覚悟し、野ばら闇雲駅のホーム、ベンチに座って静かに時が経つのを待っている。時を……即ち、桃果の精神が安定するまで。

「落ち着いた?」

 頃合いを見計らって、空島は声を掛けた。桃果と並んでベンチに腰掛け、その後ろに立って馬場は様子を見守っている。時々、はあ〜あ、と馬場のため息が漏れていた。

「ん……うん。だいぶ……」

 まだぼうっと地面の何処か一点を見ている状態で、桃果は空返事で返していた。父と母の離婚のこと、空島のこと、空島にあげたカーネーションが激しく空島を傷つけたのではないかと気に病んでいたこと。全て洗いざらい胸の内を拙い言葉で曝け出して桃果は、だいぶ病状が快方に向かった患者になった。

 学生服のポケットに手を片方ずつ入れながら、ベンチの背もたれに身を預けて。楽に姿勢を崩して……会話が立ち消える前にと空島は、温まる詩を朗読するぐらいに穏やかに話をし出した……。


「お母さんが大好きだったんだね」


 まずは笑いかける。だが桃果を見てはいなかった。

「僕も好きだよずっと。あんまり、男がこう言うのも……どうなんだかと思うけどさ。嫌いって言うと嘘だしね。まあ、別に子どもが親を好きといっても、いいかと。とっくにその線は越えたな」

 照れは一切なく、隠すものがなく堂々と素直そうにしている。桃果には、空島がとても魅力的に見えた。男の子なのにお母さんみたいで変ね、と桃果は思った。桃果の母のことではなく、全てを包み込み許す神のほうの母。

 空島は続ける。

 桃果に母みたいと思われて。だが。

「どんなんでも……親にはそばにいてほしいよな……」


 空島を見た。

 桃果は改めて気がついた。自分のことで頭のなかがいっぱいで、忘れていた。

 空島には、母はいないのだ。どんなに頑張っても、もう会えない。どんなに会いたくても、祈っても、……もう会えはしない。

 桃果よりも辛いのかもしれない。思い出したくないことを思わせ言わせて、母みたいだなんて自分はああ何てぶしつけなんだろうと、桃果は自分の呑気さバカさ加減を呪った。

「ごめんなさい……」

 ぐす、と桃果は鼻をすする。聞こえた空島は振り向き、弱った顔をした。

「何も悪いことしてないじゃないか。気を使いすぎなんだよ……そんなんじゃすぐに疲れてしまう。やめなよな、考えてばっかり」

 さっきまで母だと思わせていたが、今度は父のように叱りつけた空島。桃果はどっちでも、空島を取り巻く見えないものの存在の大きさには敵わないと負けている。空島だって子どもであるのに。桃果との差を明らかに感じていた。

「誰かがみててやらないとな……とりあえず、携帯のメアドと、名前教えてよ」

 前向きなことを言い出した背後で、急に騒ぎ出した者がいた。

「うぜええええ!」

 馬場は。腕をさすりながら、勢いよく桃果たちの間へ飛び込んで割って入っていった。

「おめえら……! 見てて全身がかゆいんだよおおおお!」

 ホーム中にその大声は(つか)えなく響き、近くの他人たちは目を見開きながらそちらに注目する。

 売店のおばちゃんの手から、陳列しようとした豪華せんべいが滑り落ちてしまった。

 地域限定、さくら色。だがもう売れ筋の線からは遠のき、賞味期限は迫っている。

 微妙で曖昧な三角関係が産声をあげてここに誕生した。日本各地で、遅すぎ咲き桜が華麗散々と狂い咲く――。



 ……



 私は久しぶりに夢を見た。

 いつもの小人の男の子が出てきてね、カーネーションの花を見せてくれて。花の色はね、赤色だったの。

 あれ、ピンクじゃないんだ? って……思った。ピンク――ええと花言葉は、熱愛、感動、感謝、上品、温かい心、あらゆる試練に耐えた誠実……でもまあいいかな、赤でも。赤は。


 母の愛。愛を信じる。


 私は前向きになれた。貴方のおかげでね。こんな弱虫ですが、これからよろしくお願いします。小人さん。

 あれ? ……誰よ、花を盗もうと寄ってくるのは。もしかして。

 やっぱり。馬場くんね! そうはさせないわ。

 だって、それはいつかお母さんに会った時に渡すつもりなんだから。そのガラスのケースにしまっておいてよ馬場くん。邪魔しないで!

 私が生きている限り、なくならないんだから……。

 許せるかな。

 許したい、お母さん。私の唯一の、お母さん。

 この花の色が、ずっと愛の色でありますように。あり続けますように……


 ……


 あい変わらず桃果は、自分の世界のなかでゆったりと(ぬる)く、心地よい温度の水に(ひた)るだろう――それが自己を満たし、桃果を幸せへと導く。

 玄関に飾られたカーネーションを数えてみると。桃果が持ち出した1本を除いても、最初の数より数本少なかったという。何故か?

 持ち出したのが父ではないとしたら、誰なのか。


 それは桃果が大人へと成長した時に、知ることになるだろう。



《END》




 ご読了、ありがとうございました。

 後書きはブログ(PC用:http://ayumanjyuu.blog116.fc2.com/blog-entry-145.html)にて。

 出典先:本「花の名前」(著者:浜田豊)ほかネットで調べまわって色々と参考にさせて頂きました。



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