神々の来訪
最近寒いですね。
前回のお話。
お菓子美味しい。
「誰ですか!?」
「誰って.....あ、そっか私の事知らないんだっけ?」
「そうですね、霧丘様はご存知ないかと。」
「そっかー。じゃあ自己紹介するねー。
私は『リティ』!『能力を司る神』をっやってるよ!」
ん...?神....?何言ってんだこいつ....?神なんているわけないだろ....?
ていうかなんで俺の名前知ってんだ....?
「私は『デス』と申します。『死を司る神』をやらせて頂いております。」
揃いも揃って頭おかしいのか?なんだその自己紹介は?
「あ、その顔は私たちが神様ってこと信じてないでしょ〜!?」
当たり前だろ。ていうかドアどうしようか、おばさんに絶対怒られるじゃん。
「そりゃそうですよ!って違います....それ以前に聞きたいことがいっぱいあるんですがよろしいですか?」
「うん!いいよ〜」
とりあえずリティとデスと名乗る不審者を椅子に座らせる。
不審者を座らせるって大分おかしいが。
「じゃあまずなぜここに不法侵入してきたか教えてくれますか?」
とりあえず質問をしてこいつらの身元を探っていくことにした。
「不法侵入とは人聞きが悪いですね。ただ、用事があったのでお宅を訪問させていただいただけです。」
デスと名乗った方が澄ました様子でそう言う。
「とはいってもドアを破壊することはないかと....まぁ居留守した私も悪かったですが。」
「あのドアは責任もって修繕致しますのでお気になさらず。」
「じゃあできるだけ早めにお願いします。」
「了解致しました。」
意外とそういう所はちゃんとしてるんだな。壊したのはこいつらだから当たり前だが。
「次にあなた達が神様というのは本当なのですか?
「本当だよ?まぁ信じて貰えないのも無理はないけどね〜」
そりゃそうだ。不法侵入されて神様と名乗られ信じるやつはなかなかいないだろう。
「まぁおいおいそれは説明するよ。
私の能力を見てもらえれば信じてもらえるだろうし。」
能力ねぇ....そんなものが本当にあるとは思えないが...まぁそういう俺はいらん能力を持ってるわけだが。
「で、用事というのはなんですか?私達初対面ですよね?」
「まぁ初対面といえば初対面だね。ちょっとした『お願い」があるんだよ。」
リティがそう言う。
初対面なのに『お願い』か...なんだろうな。
まさか、俺が唯一の人間だから人体実験とか解剖とかされてしまうのか!?
ありえる、こいつらならありえる...!
そんな事を考えながら恐る恐る『お願い』の内容を聞いてみる。
「どんな内容ですか...?」
「私の本当の力を取り戻すのを手伝ってくれない?」
キャラの細かい設定を作るので4話の投稿遅れるかもです。