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Love a Race  作者: 銀乃矢
10/14

第9話「乱気流」

32周目。

「もうさすがにミディアムタイヤきつくなってきた!」

『わかりました。この周ピット、この周ピットです』

「了解」


『残りの周回数を考えると、ソフトタイヤで行けそうです。』

「はーい」


F1さながらの作業でタイヤ交換が行われていく。

2.8秒。

F1に近いタイムで作業を完了させる。


甲高いサウンドを響かせながらコースへと戻っていく。



41周目、100Rで17位のマシンに一気に近づく。

その時突然マシンの挙動が不安定になる。

「!?」

愛はとっさにステアリングを切り、ハーフスピンを収束させる。


真結はピットで原因を見抜いていた。

「タービュランス…EFSのマシンはガチガチの空力マシンだからね。後方へのひどい乱気流ができやすい。」


「山野代表、タービュランスへの対策が最重要ですかね?」

「そうだね。タービュランスに対処できる空力パーツが今必要かな。」


「じゃあ、もう開発を進めていきます」

「早いね。頼むよ。」


結果レースは18位で終わった。


「今日乗ってみて、あまり周りに台数がいない単独走行だと安定して走れたけど、台数が多いと走りにくくなっちゃう。乱気流のせいかな?」

『多分そう。だから、これから空力を改善するパーツを開発していくよ』

「じゃあ楽しみにしてる。」




決勝レース後、愛はスマホを取り出し、誰かに電話をかける。


「あ、もしもし?どう、最近」


「楽しい?よかったよかった。それで、来月の話は聞いてる?」


「あ、そうそう、イタリアでの練習走行の件」


「うん、チケットはこっちで用意しておくから。来週にでも、うちに取りに来て」


「じゃあ、イタリアでね」


「私の愛弟子がEFSデビュー。楽しみね。」



Wisteria GP一行はイタリアに向かった。


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