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       6  光魔法で魔物を殲滅

 光魔法の殲滅は上手くいった。魔物はことごとく殲滅出来た。日を於いて国王との謁見と国民への発表がある。

       6 光魔法で魔物を殲滅



 魔物は普通草原や山や森に住んで居て人間との接点は少ない。通常は魔獣と呼ばれるが魔王がいる時魔王と同調して凶悪になり人を襲う。オ―ガ、オ―ク、ゴブリンだ。オ―クは数も多く肉が美味しいので冒険者にとってはいい収入源になるのだが凶悪になっているから注意するように冒険者ギルドから通達があった。

 ユリ達メンバーは実際魔物を殲滅するため草原に向かった。メンバーには現役冒険者もいる。しかし今回の大きな目的はメンバーでオ―クを弱らせユリに殲滅させることだ。間違っても殺してしまっては意味がない。

 草原に着いた。オ―クと言う魔物が沢山いる。王子は掛け声をかけてオ―ク討伐にあたった。100体を超え王子が叫んだ。

「よし、これで終わりだ。みんな良くやった。特にユリそれだけの力があれば魔王殲滅も容易だぞ。」

どういうリアクションを取って良いか判らなかったので頷いた。

 連携プレーは上手くいった。魔王は本物ではないという仮説が正しければ討伐は容易だろう。しかしその証拠を掴むのは容易ではない。 

 王城に帰りユリは魔法の鍛錬を始めた。最近は光魔法と闇魔法で創生魔法にチャレンジしている。頭の中強く念じて魔法を重ねれば出来上がる。特大の爆裂魔法が出来た。転移先の状況を確認改善して転移する魔法が出来た。行ったことない場所でも情報があれば転移出来るようになった。空気のない場所でも魔力が空気の代わりになるようにした。分身体を作りユリの不在中も怪しまれないようにした。分身体とは念話を通して通常のユリと同じ行動が出来るようにした。

 魔王討伐の準備が整った。来週出発だ。今日は国王謁見と国民への発表だ。生まれて始めてドレスを着た。ウエストが細いのが美しいというのは時代を問わずそうあるものだがこれは苦しい。ドレスを着ていては何も口に入らない。

 国王に謁見だ。隣に王妃もいるがドレスではない。王子は堂々と話す。

「国王陛下の御為、国民のため宿敵魔王討伐して参ります。魔王は殲滅しますので姿を消しますが、証拠になるものなど持ち帰ります。」

出征の決まり文句なのだろうか、王子は流暢に述べた。それに対して国王は応えた。

「期待しているぞそなた達。ユリその方は見事に回復魔法と殲滅魔法を使うと聞いた。必ず魔王を殲滅してくれ。」

ユリはかしこまりましたと応えた。

 次は国民への発表だ。お立ち台立つと魔王を討伐する勇者と聖女だとアナウンスされた。代表して王子が決意表明をした。国民から熱狂的歓声が上がった。

 後数日で出発だ。ユリは被害があった地域で修復魔法と支援物質の支給をしたい。しかもユリがやっていると判らないように。それまでに物質と能力を手に入れる。

 国王への謁見と国民への発表も無事終わる。後は討伐の準備だ。

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