キャラメイク
プロローグの半分にも満たない
気がつくと見知らぬ草原に立っていた。
「ようこそFVOへ」
目の前には黄色ぽい銀髪の少年がいる。そして当然の疑問を投げ掛ける。
「あなたは?」
「ボクはGMAIのジークだよ。早速で悪いけどプレイヤーネームを決めてね」
これは何時も通りの本名で。
「カタカナの『ミク』で」
「競合無し、OKだね。次はキャラクタークリエイトだよ。目の前にアバターと設定画面がでるから自分でやってね。質問があれば随時答えるけどね」
「分かりました」
アバターはデフォルトでリアルの自分になっていて、ここから弄るのか。まず髪を黒の膝下まであるストレートロングにして目は…色を黒から紫に変更してこれで決定と。
「次は種族を次の八つから決めようか」
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・人間 ←
・エルフ
・ドワーフ
・獣人
・ゴースト
・フェアリー
・アンドロイド
・ランダム
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「ランダムで」
「即決だね。『人間?』に決まったよ。初期スキルを十個選ぼうか」
初期スキルの選択肢多くない?けどまあ、妹にも言われたし、ここなら私の自由にあの子たちを扱える。それに
「どうせやるならある程度ネタに走るのもアリか」
「へぇー」
五分後
「《刀剣》《長柄》《鍛冶》《錬金術》《木工》《彫刻》《調合》《鑑定》《識別》《無魔法》よし、これで十個」
「最後はステ振りだね」
項目はHP、MP、STR、VIT、DEX、AGI、INT、MNDの8種類だね。ひとまずは、生産職としてやっていくつもりだからDEXつまり器用度に極振りと。
「これで終わり?」
「そうだね。それじゃゲームを楽しんでくれ」
その言葉を最後に意識が暗転する。
基本キリがいい所で区切る予定




