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とある生産職の戦い方~百鬼夜行とロマン武器~  作者: ジャックFS
私が魔王と呼ばれるまで(配下の方が強いのは秘密)
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フラグ乱立?

「ペルセそれ本当なの?」

「通常で有れば《睡魔耐性》を獲得してから攻略するはずなのに激辛ソースだけで攻略しきったマスターの味覚を初めとした感覚が異常だと思います」

「あがががが!!!」

「ココロ大丈夫?」


 聞いた事の無いような悲鳴をあげてるけど、大丈夫だよね?


「お姉ちゃん、ナニコレ。辛すぎて痛いよ、ってダメージ受けてるし、HPが減ってるよ、お姉ちゃん!」

「治った?」

「御姉様は元から正常です……」


 なんか隠してる?


「ココロ、最近様子が変だけどどうかしたの?」

「ん?ああ、多分魅了に掛かり過ぎて感情の制御が甘くなってるだけだから大丈夫だよ、お姉ちゃん」

「これからは気がついた時には直ぐに解除しておくね」


 じゃないといろいろと面倒臭いことになりそうだしね。


「ミク様、準備が整いましたのでこちらにどうぞ」

「真宵いつの間に?」

「お呼びとあらば基本的に何時如何なる時でもお側に控えるのが従者と言うモノです」


 さすがの忠誠心の塊。多分私には絶対に無理。









「マスターが出ていき、御姉様と部屋に二人きり♡」

「ペルセは私の事好きなんだよね?」

「もちろんです!」

「魅了とか掛かって無い?」

「好きな相手だからと言って魅了に掛かりまくるのは相手に迷惑が掛かるので自重するのが吉だと思います」

「返す言葉が無いね」

「……御姉様、こちらでのマスターへの誤魔化しはお任せください。私なら道化としてマスターを導けるので」

「二人揃って無いとずいぶんと性格変わるんだね」

「私の場合は御姉様に好かれる為にこうした言葉使いをしているだけですよ」

「わかる。私もお姉ちゃんに対してそうなるから」

「私の事は恋愛対象として見なくても、命令すれば言うこと確実に聞く便利な駒が手に入ったと思ってもらっても構いません」

「それじゃ聞くけど私とお姉ちゃん、どっちの命令を有線するの?」

「クランバトル等はマスターで、こうした日常は御姉様です」

「公私混同は?」

「時と場合によってはします」

「私のドッペルゲンガーってことは無いよね?」

「私とザックは獏の亜種みたいなモノです。ドッペルゲンガーでは無いことは保証します」









「ザックよ、こっちの一口チョコレートケーキもうまいぞ!」

「忍、こっちのホイップ揚げも甘くていいよ」

「お主が我に匹敵するレベルの甘党だったとはな」

「普段はペルセが体重気にして食べさせてくれないからその反動でね」

「我はスキルの影響で太らんからな。とはいえ、体重が増えるのは何時の時代も乙女の敵じゃな」

「そこがペルセの事で唯一理解できないんだよね」

「これやるから勉強せい」

「ギャルゲーテンプレ集?」

「さまざまなゲームのテンプレをまとめたシリーズの一冊じゃな」

「しばらく読むけど僕の分も残して置いてね」

「了解じゃ」

これでキングクリムゾンが使える…

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