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とある生産職の戦い方~百鬼夜行とロマン武器~  作者: ジャックFS
私が魔王と呼ばれるまで(配下の方が強いのは秘密)
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サッカーやろうぜ、お前ボールな

「補足説明すると、ゲームのRTAやTASにおいて、クリア率を無視してエンディングさえ見られれば良いってレギュレーションなんだよ、お姉ちゃん」

「RTA?TAS?」


 なんか、二三ヶ月前にココロがリビングでぶつくさ一人言で呟いてたような気がするけど、どういう意味だろ?


「それぞれRTAはリアルタイムアタックの、TASはツールアシステッドスピードランの頭文字をとって付けられた略称の事だよ、お姉ちゃん」

「聞きたいのは名前じゃなくて、中身を教えてよ、ココロ」

「聞きたいのは、RTAは生身の人間がそのゲームをクリアするまでの時間を、TASは特殊なツールを使って乱数とかを調整をフレーム単位で操作してクリアタイムを競うって事だよね、お姉ちゃん」


 完全に私の心を読んでるよ、この子。ん?そうなると…


「なんで私に『any%』なんて称号がついたの?」

「フラグを建てる前に回収しとるからじゃろ」


 いつそんなことしたっけ?記憶に無いんだけどな。


「分かりやすい具体例をあげると、我との出会いなんじゃが…それすら忘れてしまったか」

「確かにそれはチェーンクエストを最初のフラグを建てる前に回収したね」


 がっつりやってたわ。


「……思ったんだけど、館との距離あまり変わって無くない?」

「同意します」

「そうじゃな」

「あえて言わなかったけどループに入ってるに一票だよ、お姉ちゃん」

「ですにゃ」


 さらっとココロが重要な情報を流したのはいいとして…そこの一人だけ意味分からん返事した猫には指を指しながら…


「真宵の激辛ソースのおかげで目が覚めてるし、サッカーやろうぜ、お前ボールな」

「にゃ!?」

「ほう…それでいくつか称号が貰えたような気がするのじゃ。我も参加するぞ」

「お姉ちゃんの指示は絶対♡」

「お口は大丈夫ですか?ミク様」

「眠気覚まし程度の痛みしか残ってないから問題なく活動できるよ」


 ミクはミクはミクの足になってくれたこの()達をナデナデしてお礼をして飛び降りてみたり。


「何…真宵」

「いえ、随分とかわいらしいまねをされるな~と思いまして」


 思考読まれてたわ。


「で、ネコです。撮れた?」

「バッチリにゃ!」

「何の話?」

「ネコですがお姉ちゃんのパンツを盗撮したって話♡」

「吾が輩はココロ様の指示で…」

「私はそんなこと指示する訳ないでしょ♡その気になれば自分で見れるのにさ♡」


 うん。このペアはもう手遅れな気がする。


「お姉ちゃん♡本気でこのクソネコ蹴り飛ばしていいよね?」

「大丈夫だ、問題無い。やれ」

「イエ~ス♡マ~ム♡」


 お~、よく吹っ飛んだな。屋敷の辺りまで行ってないか?あっ、これよく見たらココロが魅了状態じゃん。


「お姉ちゃん、魅了解かないでね♡」

「え?なんで?」

「魅了状態は上書きされないから♡」

「意味分からんけどいいよ、それで」

「やったー♡」


 いつもに増してうざくなってる可能性を否定できない。

 今週の「ロストナイツな日々」が暗くて重い内容になってたわ。やっぱり頭痛がひどい時にぽっと出のネタを書くべきではないね。(反対意見が有れば内容を差し替えるよ)

 因みに、今週のはこの作品とも少し関係が有ります。だからなんだって話なんだけどね。

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