表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
とある生産職の戦い方~百鬼夜行とロマン武器~  作者: ジャックFS
私が魔王と呼ばれるまで(配下の方が強いのは秘密)
103/702

忍の解説(真宵の補説付きです)

「なんで確証が無いの?」

「あの館の管理をしておる双子が居るのじゃが、超の付くイタズラ好きでな。もしかすると、気まぐれで入りかたが変わってるやも知れんと言う話じゃ」


 ふむふむ。攻略対象は超の付くイタズラ好きの双子っと、メモメモ。


「忍が知ってるやり方だけでも教えて。パーティー戦終わったら直ぐに実行するから」

「言ったじゃろ?先ほど真宵に主様の部屋に最高級ベッドを置いて置くように指示を出しておいたとな」


 え?まさか……いやいやそんなことって…あり得そうなのがこのゲームなんだよね。経験から言ってもさ。


「寝ることが正解なの?」

「そうじゃな。正しくは微睡みに入ることじゃが、寝る過程で基本的な存在は通るはずの生理現象じゃからな」


 確かに微睡みって寝る前のうとうとしている時のことだった気がするしね。あ…これ条件変えられたら絶対にわかんないやつだこれ。


「忍、救済措置はあるの?」

「我に頼れる時点で救済措置は使用済みになってるのじゃが…こっちでも条件が変わってないか探りを入れる事ぐらいは出来るじゃろ」

「お願いします」

「任されたのじゃ」


 忍さん頼りになりますね。


「あ、そうじゃ、ネコよ。コレをやるからコレと引き換えでおばばから薬をもらってくるのじゃぞ」

「この爪はにゃんの爪ですにゃ?」

「全盛期の我の爪じゃ。今の主様には作れぬ素材じゃし、今の我が作ろうとしたらしばらく動けなくなりそうなレベルの素材じゃからな…あのおばばとの交渉でよく使った素材じゃ。以前の交渉でそれと薬を交換出来る様にしてもらったからな…足りないと言われたらネコよ、残りはお主の自腹で何とかせい」


 おおう。なかなかの横暴さだね。まあ、畏れられる事こそが我らの生き様って感覚に時々襲われるから、百鬼夜行としてはアレが普通なんだろうね。にしても、百鬼夜行が素材を作れるとは思わなかったな。……ってことはネコですも素材作れるのでは?


「ねぇ、忍。ネコですも素材作れたりするの?」

「毛、爪、髭の三種類じゃな、自分で生成できるのはじゃが。自分一人じゃ生成できない素材は牙、目玉の二種類になるのじゃ」


 自然に生えてくるのが自分で生成できる素材で、無くなったら自然治癒しないモノが自分で作れない素材になると…メモメモ。


「吾が輩の素材の価値はいかほどにゃ?」

「今回の薬に関しては素材になってるやも知れんからそこそこ高値になるじゃろな」


 ああ…つまり普通はそんなに価値がないと。


「なんせ、種族能力を使ったことの無い怪異の素材じゃ。我は専門家ではないからあまり値付けは得意ではない故に分からんのじゃよ」


 ん?真宵からメール?


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ミク様へ


 ネコですの素材の値段についてですが、忍様のお話にあった、種族能力を使った事の無いモノの素材は基本的に価値が少しだけ上がります。希少な品という点のみで、ですが。しかし、例外として、ネコですの場合は素材そのものの価値が上がっています。私が毛並み等を確認した時に価値は鑑定してますから。ただの"ねこです"よりも"ネコです"の方が素材の品質がとても良かったです。なので、種族能力を使わせる前に素材だけ大量生産して置いてください。組み立てキットシリーズでも使えるので。


                      真宵



 追伸 私は何処に居ようと仕える主の言葉は聞こえますので。それが出来る従者というモノです。

________________________



 わお。独り言禁止じゃんこんなの。

『Q&Aのコーナー。ここでは感想にて書かれた疑問や質問を後書きに書くことがない日に答えるコーナーです。答えるのは私こと"単眼ちゃん"ですからメタい話でもいいですよ』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 素材を剥ぎ取られることになったねこです 無事に剥ぎ取られた素材を復活させることが出来るのか?! 次回「ねこです、リスキル地獄再び」 必要な犠牲でした...
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ