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転生勇者と転生賢者の異世界無双  作者: 蘭 蓮花
本編
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3/100

集落に入る

三話目です。

よろしくね。


俺たちは集落に入ったはいいが、文字は読めるのか?

集落は中世ヨーロッパの街並みを軽く弄(いじ)った様な街をしていた。

「そういえば、あの猿は一体何だったんだろうね。せめて名前を知りたかったなぁ。」

「茜(あかね)、変なウインドウは開かなかったのか?」

「何の事なのだ?」

どういう事だ?

俺はこの目で確(しっか)りと変なウインドウを見た筈(はず)だが。

「まあ、今はこの変な金貨を、両替をしよう。」

「はいはい、何処(どこ)かな。」

色々ある看板を見て両替商(りょうがえしょう)を探す。

案外、看板の言葉は日本語に訳されていて読める事は出来た。

肉屋、武器屋(ぶきや)、防具屋(ぼうぐや)などがあるな。

まるでファンタジーの世界の様だな。

軽くブラブラ歩いて漸(ようや)く両替商を見つける事が出来た。

「おい、おっさん。この金貨を両替してくれないか?」

「ああ、ちょっと待ってろ。」

今持っていた全部の金貨、30枚を店主に出す。

両替商のおっさんは50代位の髭(ひげ)もじゃのおっさんだった。

経験が深そうな人物みたいだな。

すると、その店主は渋い顔をした後に金貨を返してきた。

「この金貨は両替出来ない。しかし約500年前の金貨に似ているな。なら、この街の長(おさ)に渡すといい。長は考古学(こうこがく)の研究員でもあるからな。」

この金貨は約500年も前の物なのか。

もっと古いと思ったのだが。

「茜(あかね)、街の長に会いに……」

ありゃ?

茜(あかね)が居なくなっている。

まさか、どっか行っちゃったのか!?

結局俺は一時間程探して茜を見つけた。

何処に居たかって?

武器屋の前で興味(きょうみ)津(しん)津(しん)で武器を見ていた。

「ねえ、凄いね。武器や防具を見るとウインドウに情報が出てくる~。」

「何の事だ?」

俺にはウインドウは開いていない。

だから、武器の情報などは出てこない。

「ありゃ? やっぱり僕には出てるよ。」

どうやら、何かが原因で能力が分かれている様だな。

何だろうな、この違いは。

「で、何か様?」

「そうだった、金貨が両替出来なかったから、街の長に会いに行くぞ。」

「何で、街の長に?」

「買い取ってくれるからだ。」

「じゃあ、速く行こ! さっき長の家って書いてある看板が有ったよ。」

茜(あかね)に連れられて着いたのは少し大きな家だった。

茜(あかね)の言う通り大きな看板に”長の家”と書いてあった。

「街の長(おさ)殿(どの)、用がある。」

俺が家にそう呼(よ)び掛(か)けると中から70代位のお爺(じい)さんが出てきた。

杖をついているが、まだ衰(おとろ)えた感じではないな。

「何か用か?」

「この金貨を両替商に渡せと言われて。」

そう言ってあの古い金貨を全部渡した。

すると、そのお爺さんは目を見開いてこの金貨を凝視(ぎょうし)した。

そんなに珍しい物なのか?

「これは……、世界に百枚程しか無い”王位(スローン)の金貨(コイン)”ではないか! 何処(どこ)で見つけたんだ!?」

「普通に落ちていたのだが。」

「うん、めっちゃ普通に落ちていた居たよ~。」

抑(そもそも)こんなに珍しかったのか。

何か、良かったな。

「良かったらこの金貨を譲ってくれ。どうする、じゃあ30000G(ガルム)で譲ってくれ。」

ん、G(ガルム)?、何だその単位は。

すると、またウインドウが開いて情報が出てきた。


〈ガルム〉

この世界の単価である。

1G(ガルム)につき、約100円の価値がある(日本では)。


そうなのか。

「分かった、この値で譲ろう。」

俺らは街の長に約300万近くを貰った。

で、どうするべきなのか。

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