協力1
熾火の国に帰りレイは自室の布団の上で横になっていた。帰って来る際にも疲労からか飛行魔法が思うように使えなかった。結果、馬車を出してもらうこととなった。
(まさか体のスペックは強化されてないとは・・・)
レイは魔法が使えるようになったことばかりに目がいっていてその他のことはまるで気にしていなかった。
(体を鍛えなければ)
でもどうやって?と思考しているとインターフォンがなった。
レイが重い体を起こしドアを開けると、スーツを着た女性がたっていた。
「火野さんがお呼びです」
そう言われて急いで着替えて会議室に向かった。
「お疲れ様でした。まさかこんなにも早く七勇士の1人を倒されるとは」
部屋につくとやはり火野と倉橋業火がいた。
「七勇士?」
馴染みの無い言葉にレイが首をかしげる。
「俺にはこの世界についての情報が欠如しているんだ。いくつか教えて貰ってもいいか?」
御使いはこの世界についてなんでも知っていると思っていたようで2人は少し困惑したようだった。
話し合いが終わりレイはビルのロビーに来ていた。
今回2人がレイを呼び出したのは次の任務の話だった。
魔王軍を倒す兆しが見えたため、今まであまり連絡を取り合っていなかった国の間でも連携をすることとなった。
そのため火炎の国で開発された通信機器をそれぞれの国へ運ぶため護衛をして欲しいということだった。
出発は2日後、火炎の国からレイを中心とした部隊(他の構成メンバーは技術者が3名と烽烟のメンバーだった)と陽炎と技術者の2部隊で荷物は食料と瞬間移動装置だけだというのであった。
それぞれの国へ着くとそこに瞬間移動装置で通信機器と新しい食料を送って貰うということだった。
なぜレイと一緒に烽烟がついてくるのかと問うと
まだまだ伸びしろのある部隊なので旅の合間に見てやって欲しいと言われてしまった。
長い間期間を明け、また今回はいつにもなく短くなってしまいすいません。
あぁ、時間と余裕が欲しいぃ
今回はさすがにまずいと言うことで生存報告をするために投稿します。中途半端な終わりになってしまいましたが、近いうちに続きを投稿しますのでお待ちください。