登場動物・家畜紹介
※序章で紹介した動物・家畜も再掲しています。
話が進んでいるので、内容も少し変わっています。
本作品未読で、ネタバレを気にする方は、ご注意ください。
※身長は二足歩行時(日常生活用)のものです。
☆第2章から登場
【警察庁】
シンバル
ニシローランドゴリラ 雄 180㎝
警察庁公安局第3ブロック部新興テロリスト課ダイダイ対策係シンバル班主任
警部補
妻子あり
典巻が最も信頼している部下。自ら積極的に現場に赴く。
【ダイダイ関係】
ヴァラン
トラ 雄 190cm
うずしお本社ビル占拠実行犯のリーダー。
現在、西灯留置所にて、取り調べを受けている。
【その他】
先骨
タヌキ 雄
政治家
国民に人気のある政治家。
現在は第一線を退き、政治顧問やコメンテーターとして活躍している。
◇◆◇
☆第1章から登場
【兵機庁直属特殊任務専門家畜(特畜)
俗称:特畜隊】
〇餡
雌 ヒト家畜 身長167cm
破壊・消失の化け能力者
任務時は、黒のダウンジャケット(左袖無し)を着用する。
特畜隊内では、寿命が長い種ということで、「長老」と呼ばれている。
〇タテガミ
雄 ライオン家畜 身長185cm
身体強化・特化型の化け能力者
任務時は、赤いダウンジャケットを着用する。
表情や言語表現が豊かで、隊内で最も動物らしい雰囲気を持っている。
〇サエズリ
雄 柴犬家畜 身長130cm
再生の化け能力者
任務時は、白のダウンジャケットを着用する。
意思表示能力が最も乏しく、隊内でも、愛玩用家畜に近い存在。
〇ムギ
雄(去勢済み) ニホンジカ家畜 身長170cm
変身の化け能力者
任務時は、ピンクのダウンジャケットを着用する。
頭部の角を短く切り落としており、中性的というか、オネェなキャラクター。
〇セロリ
雌 キュウシュノウサギ家畜 身長120cm
情報の化け能力者
任務時は、青いダウンジャケットを着用する。
クールでニヒルな性格で、隊内で最も兵用家畜らしい振る舞いを見せる。
〇陸稲
雄 アフリカカバ家畜 身長180cm
空間の化け能力者
任務時はレモンイエローのダウンジャケットを着用する。
隊内で、最も長く特畜として活動していることから「隊長」と呼ばれている。
〇サゴシ
雄 ヒト 身長175cm
記憶操作の化け能力者
任務時は、緑色のダウンジャケットを着用する。
家畜のフリをして特畜隊にいる動物。
ある記憶の種を探す為に、特任から兵機庁に異動した。
【兵機庁】
〇キャンディ
雌 ジャガー 身長180cm
兵機庁畜局研究部所属。
兵機庁直属特殊任務専門家畜使用監督責任者。
階級は少佐。
隊内では、「女主人」と呼ばれている。
任務中に好物のキャンデーを齧るのが、彼女のスタイル。
〇マキ
雌 三毛猫
キャンディの部下。特畜管理を担う。
〇マコ
雌 黒猫
キャンディの部下。特畜管理を担う。
〇若葉
雄 チーター
キャンディの部下。特畜管理を担う。
〇冬 〇夏
共に、雄 トラ猫
キャンディの部下。特畜管理を担う。
サゴシにちょっと優しい方が冬らしい。
【警察庁】
〇典巻
雄 オランウータン 体高80cm
二足歩行姿に化けておらず、元の姿のまま行動している。
警察庁公安局第3ブロック部新興テロリスト対策課課長
警部と呼ばれることが多い。
元陸軍。
テロリスト集団「ダイダイ」を追う。
妻に先立たれ、現在独り身。
◇◆◇
【用語説明】
〇兵機庁
灯のと列島の防衛省(国軍)に属する機関。
武器・兵器の製作・管理をする機局と、
兵器用家畜の研究・飼育・管理をする畜局に分かれる。
家畜含め兵器・武器を管理する国内唯一の機関。
製作等、民間委託する場合もあるが、それも兵機庁の厳正なる審査と監視を必要とする。
〇化け能力(トランスフォーメーション特殊技術)
地球上に存在するあらゆるモノを操る能力。
一般的な技術は、細胞の分裂・消失・増殖を促すことである。
それらを応用した能力を化け能力と呼ぶ。
〇キメラ
家畜の一種。
複数の種を合成して造られている。
一般種を遥かに超える能力の家畜を簡単に生み出せるので、各国が積極的に開発に取り組んでいる。
☆【二足歩行姿の動物について】
二足歩行姿とは、骨格がほぼヒトと同じ状態にであることを差す。
衣服を着用する為、首から下の毛量を減らし、女性の場合、乳房を二つにしていることが多い。
よって動物間の美的感覚は、ある程度共通している。
性的嗜好は個体それぞれだが、一応、二足歩行姿での性交渉は可能である。
しかし、陰茎・子宮・膣等の臓器形状が四足歩行姿と異なる為、妊娠・出産目的には不適応である。
余談だが、異種同士の婚姻は、この物語の時代では全世界的に認められていない。