説明書を読みました
この前の続きです。…多分
説明だけですので、おもしろくないかもしれません。
「いきなり放置ですか…。いや、まあ仕方ないこの説明書でも読みますか。なになに」
『説明書』
『』
「白紙だよ?!いったいどうっていうのさ?!」
何も書いてなかったよ?!とりあえず、はらいせとツッコミを兼ねて白紙の上に、右手を勢いよく打ちつけた。すると、本から光が出て文字が浮かび上がった。
「うわっ、びっくりした」
『説明書』
・魔力を流すと調べたいページにいきます
もくじ
○この空間について
○ものづくりについて
○お客さんについて
………etc.
○この空間について
・ここではあなたのお好きなように模様替えすることができます。やり方は、本に触れて『模様替え《リモデル》』と唱え自分の中で変えたいようにイメージするとその通りに空間が変化します。
・空間を変える際に建物と畑だけは自動的に存在します。
・建物の中も模様替え出来ます。その際は、『部屋の模様替え《リモデル・ルーム》』と唱えます。
・食材は食物庫からも取り出せますが、畑からいちから作った方が品質が良くなります。
・この空間は物理ダメージと非物理ダメージをいっさいとして受けません。
○ものづくりについて
・生産系のスキルを持っていると家具やアクセサリなど様々なものが作れます。
※なるべく武器は作らないようにしてくださいね〜。あくまで、心を癒やすのが目的なので。
・こちらの文明レベルのものしか作れません。※あまり未知の存在を持ち込まれても、困りますからね〜。
○お客さんについて
・差別は絶対しないでください。
・差別や迷惑行為を行った場合は、相手を選択し、『入店拒否 《アウト・オーダー》』と唱えます。※入店拒否に登録された人はその後いっさいの空間干渉を不可能にします。
項目多くない?!一度に頭に入りきらないよ。そもそも。
「魔力って何?」
○魔力とは
・想像力と考えてください。
「想像するだけでいいのか。というか、手をあてながら考えれば答えてくれるのね。この説明書。」
便利な説明書だな~、と思ってみたり。