幕間 とある誰かさんの独り言3
「幕間 苦悩する騎士団長」が同日更新されているので、そちらもご確認を。
後、お気に入りが200件を超えていました。驚きですね。
とてつもなく短いですが、ごゆっくりお読みください。
「もー! どうしていらないことするかなー!」
不満を露わにしながらパソコンのディスプレイに向き合うのは、絶世の美女。いや、それ以上の「女神」とも言える美しい女性。
「無駄なことされるとこっちに迷惑かかるって、どうして分かんないかなー!」
ディスプレイには、大きなベッドに仰向けに寝転がるメガネの少女が映し出されている。
「あんまり干渉させないでよね、全く!」
ぷりぷり怒る女性は、ハニーブラウンの長髪を掻き上げた。
「あー……放置してても面白かったかもなー。怒りのままに人間を滅ぼしちゃったり! うわー、惜しいことしたかなー?」
うつ伏せになってパソコンを弄る彼女は、不穏なことを言っているにも関わらず声音だけは澄んでいる。
……唯一、伏せていても潰れることのない胸部だけは、欠点だろうか。ある意味では長所かもしれないので気にする必要はないはずだ、うん。
「……? なんだろ、憐れみを受けた気がする……」
キョロキョロと不審気に辺りを見回した「女神」の女性は、再び視線をパソコンに戻すと無邪気な笑みを浮かべた。
「ま、結果オーライで! どっちにしろ魔族側にも動きが出てきたみたいだしー。後……半年以内には、始まるかな? 待ちきれなーい」
子どものように足をバタつかせながら、口笛を吹いて楽しそうな「女神」。
その美貌が歪むのは、そう遠くない未来の話……
歪む(物理)
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