第一章の登場人物
人物紹介です。ネタバレにはなってない、と思いますが、どうでしょうかね?
ごゆっくりお読みください。
※ユリアの年齢を9→7に変更しました。
渡良瀬 晋一
主人公。十八歳の高校三年生。人間辞めてるとしか思えない天才的な頭脳の持ち主。そこそこイケメンで運動もできる。唯一の欠点はその度が過ぎた無表情。友達がいない。ある日突然異世界に召喚されて「勇者」と呼ばれるが、魔力量10という絶望的な低スペックのために奴隷にされる。その際、王女シエルに嵌められて「違法奴隷」となってしまうが、自分の実力に気づいて奴隷から解放される。同じく奴隷だった亜人娘たちを各々の家まで送り届けることを決意し、ついでに旅行しようと考えている。
両親とは死別しており、そのことがトラウマとなっている。
御堂 栞
晋一のクラスメイトで、真面目そうなメガネ女子。十七歳。その本質は胸の内に迸るパトスを持て余す変態という名の乙女。晋一を愛しており、偶にその情欲を暴走させることがある。晋一とともに異世界に召喚されるが、晋一とは違って尋常じゃないほどの魔力量を誇り、勇者として扱われる。異世界に来てからは更にリビドーの荒ぶりを感じている。
エレン
犬人族の少女。十歳。しっかり者だが、臆病なところもある。実は夢中になると周りが見えなくなるタイプ。違法奴隷として売られる運命にあったが、晋一によって助けられる。晋一の笑顔は苦手な様子。
ユリア
猫人族の少女。七歳。精神的な幼さを残しており、難しい話は理解できない。落ち着きが無く、気になる物には触れずにいられない。エレンと同じく奴隷だったが、晋一に助けられた。晋一の背中をガリガリするのが好き。
カグラ
狐人族の少女。十歳。いつもは無口でボーッしており、ほっとくと寝ていることが多い。エレンと同じく奴隷だったが、晋一に助けられた。亜人娘の中で唯一そのことに気づいている節がある上、何故か晋一の心中を読んだ様な発言をする時がある。お気に入りの場所は晋一の膝の上。
リリシア
エルフ族の少女。本名はリリシア・ベル・フロム・エレオノーラ。エレンと同じく奴隷だったが、晋一に助けられた。エルフ族のお姫様で、晋一のことは余り信用していない。が、嫌いでは無い様子。とても怖がりで、そして強がり。
グロウ
奴隷商の個人奴隷且つガードマンの役割をこなす屈強な強面さん。自分の容姿を気にしている。面倒見の良い優しい男で、晋一によって奴隷から解放された後、人間の奴隷を保護するために王都に向かった。
晋一の本当の力を知る一人。
奴隷商
違法奴隷を扱う男。人攫いなどもやっており、亜人娘たちを誘拐した。本当の力に気づいた晋一に頭をパーンされた。小太り中年オヤジ。
シエル
マグジェミナ王国の第一王女。十七歳。召喚の儀で想い人だった魔術師が死んだことを悲しみ、役立たずな晋一を逆恨み。奴隷商に晋一を売った。愛欲に塗れた雌豚。
後に、御堂の魔力を直に浴びて三日程寝込んだ。
王様
名も無きマグジェミナの王。渋い見た目をしているが、意外と気が小さく、シエルの暴走を止められなかった。無理矢理召喚したことを悪く思ってはいる。
騎士団長
名も無きマグジェミナ王国騎士団の団長。勇気ある騎士男。
謎の女性
真っ白な空間でパソコンの様な物に向かって独り言を呟く痛々しい美女。超美女。でも独り言。声は大きめ。
人物紹介でした。
亜人娘たち四人と御堂の容姿についての設定はぼんやりとは決めているので、活動報告の方に書いておきたいと思います。
第二章は五月に入ってから、もしかするとそれより早くなるかもしれません。
誤字・脱字などがありましたら、適当にご指摘ください。