表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
婚約破棄とざまぁを繰り返すことに意味なんてあるのでしょうか? そうすることで幸せを掴める、と、神は言っていましたが……。  作者: 四季


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

48/68

46.

 ルーベズルトンとの婚約が破棄となって間もなく、私は母親の姉の紹介で一人の男性と顔合わせをすることとなった。


 正直、あまり乗り気ではなかった。

 しかし、私が話を聞いた時には既に決められてしまっていたため抵抗することなどできはしなかったしそんなことをする気力もなかったので、一応そのまま参加しておくことにした。


 そんな形で出会った男性ロクノエスは私のことを気に入ってくれ、婚約を希望してくれた。


 そうして私は彼と婚約することとなる。

 婚約破棄経験があると知りながらも彼は私を選んでくれたのだった。


 ……しかしその関係さえも順調には進まず。


「ごめん、婚約破棄する」

「え……」

「やっぱり嫌になったんだ。気が変わった。だから……ごめん、さようなら」


 彼はそれらしい理由を言うこともしないまま別れを告げてきたのだった。


 そんなロクノエスだが、婚約破棄後間もなく落命した。

 というのも、友人がふざけて贈ってくれたキノコを食べられるものと思い込んで食べたために体調を崩しそのまま帰らぬ人となってしまったそうなのだ。


 キノコを食べて死亡、とは……なかなかパンチのある、恐ろしい最期である。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ