テイマー
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───ペットを連れている人間は全てテイマーなのか───
いやぁ、みなさんこんにちは。
先程ぶりですね………
ってなる訳ねぇだろ□□作者ぁぁぁぁぁ!
メタ認知が出来る女神を舐めるな!
約一年ぶりの更新じゃあないか!
…お見苦しい姿を想像させてしまい申し訳ありません。
まぁお久しぶりでございます『セブン・ダイス』です。
しかしさすがの□□□の世界、私が前回こっそりホームベーカリーで作っていたパンが全く腐食していない。
次はレーズンパンでも作りたいなぁ…
っと久しぶり過ぎて本題を忘れておりましたよ。
前回の時点では物品系の商品の紹介でもしようかと思っていたのですが、だれを紹介しようとしていたのか忘れてしまったので、数人『テイマー』の話でもしましょう。
スライムテイマー…『ソニス・ソリィ』
大陸の西側の魔王領と人間領の間の人間の町に住んでいる『完全転生』した茶髪赤目の男性ですね。
事前に説明したようにこのタイプは記憶が残っており、大好きだった異世界小説にあこがれてテイマーになったのはいいが、魔力保有可能量(以下魔力量という)が少なすぎてスライム一匹しかテイム出来ないのだ。
因みに私が紹介するのは『チート能力』というものを持つ人だけではないので。
結論から言えば目を見張っていないと危険な人物ですね。
説明し忘れていたのですが、基本的にモンスターや魔獣のテイムには魔力量が関係しているのです。
スライムなどは特にそうであるが、モンスターや魔獣の中には魔力で生きる者も多いので、そのモンスターの餌としての魔力量が多くないとテイムした主人の方が死んでしまうである。
強いモンスターや多くのモンスターをテイムするには多くの魔力量が必要なため、彼はスライム一匹しかテイム出来ないのです。
え、彼の何が危険なのかって?
スライムを濃縮還元しているんですよ…
この人がまだ小さい時、親に内緒でスライムをテイムして鍋に入れておいたら、母親が水が入っているのだと勘違いして煮てしまったのです。
スライムは火にかけられ暴れだし、それに気づいた母親は鍋を火にかけたまま逃走。
猟師をしている父親が帰ってきた時には、焦げた鍋と粉末状になったスライムが残っているだけであった。
彼はスライムをテイムしていたことがバレて両親にこっぴどく叱られた後、粉末状のスライムを遺品として保存したのである。
暫くして大きくなり、再びスライムをテイムした。
ある時、そのスライムが遺品のスライム粉末を取り込んでしまったのだが、彼はそのスライムがテイムした時より頑丈になっていることに気が付いた。
そして前世の知識と研究の結果、濃縮還元でスライムは強くなると分かった彼は、スライムを捕まえては煮て、捕まえては煮てを今も繰り返している。
その結果、とんでもない強さのスライムが出来上がっているのである…
大陸の西の魔王領(と言われている)に住んでいる魔物やモンスターは集団で生活しているのですが、スライムなどの魔物は例外です。
そのことからスライムは至るところに生息しており、彼の研究の贄となってしまっている。
彼の死因は海での溺死事故。
ウルフテイマー…『テラリハ』
人狼族と言う種族に『完全転生』した女の子ですね。
大陸の北側の魔族領の森に住んでいる一匹狼です。
この森に棲んでいるホワイトウルフやブラックウルフなどの全ての狼を狼を従えています。
テイマーとして紹介していますが先程と違い、ウルフ達の方から自主的に付き従っているので、テラリハの魔力量は関係ない。
北の魔王の配下に所属してはいる。
しかし彼女にはそんなことすら気にせず、成し遂げたいことがあるのです。
それは『狼の善良さをみんなに知ってもらう』こと。
前世でも森に棲んでいた彼女はその森に棲んでいた狼と仲が良く(狼が兎肉で飼いならされていたのかもしれないが…)都会の人たちに狼の優しさを伝えていきたかったそうなのです。
その目的を達成するために森で迷った人を森の外まで案内したり、森の魔獣などの退治を定期的にしているが、そもそもあまり人目につかないのでその目的は中々達成できずにいる。
しかし、近くの村の人間からは『銀髪の天使』などと呼ばれているそう。
努力が認められてるのって見ていて嬉しいですね。
この少女は人狼族なので満月の夜に完全なる狼と化します。
それはもう美しい銀色の毛ですよ。
歳は16ですが背丈はかなり小さいですが、狼形態は中々かっこいいです。
因みにこの少女、北の魔王『キル』とつつじさんの色恋沙汰に興味津々なのである。
時折、ローブを着てつつじさんのお店に行き、魔王に内緒で花と手紙を置いていくようです。
『あなたがもしお返事をしてくださるのなら、時折来るローブの女性に手紙をお渡しください キル』と言う風に。
この少女の死因は悪い猟師に猟銃で撃たれて死亡と大変酷いものとなっている。
ハーレムテイマー…『クダン』
私がこの世界で嫌っている奴のトップ3には入るやつ。
あっ、ちなみにクダンと言う名前は私がつけたあだ名で、本名は言いたくない。
言おうとしても作者の抑止力が絶対に働く。
だから『クダン(件)』と呼んでいる。
こやつは『肉体変異型転生』の人間で『私ではない女神』が『勝手に』転生させたのだ。
女神についての詳しい話はまた今度しますが、その女神は今は謹慎中です。
んで、その女神が私に解除できない面倒くさい能力を三つも渡したのですよ。
一つ目の能力は『魅了』俗にいうチャーム。
かなり強い能力でその顔と相まってさらにその効果を高めているそう。
二つ目の能力が『奴隷化』
この世界に奴隷制度は殆どないのに、あのバカ女神はそんな能力を付けやがった。
これはクダンに忠誠を誓った者を強制的に奴隷にするという悪逆非道な能力であった。
三つ目の能力がまた変なもので『擬人化』
その名の通り、人の姿をしていないものを人の姿にする能力です。
奴の周りを囲んでいたのはこの能力で人間になった元モンスターが大半であった。
え、なんで過去形で話をしているのかって?
彼は私の友人らの手により、深く深く悪夢を見ているのです。
この男はあまりにも残忍で、奴隷化させた者たちを使いこの世界を征服しようとしていたのです。
しかし、神と言えど人を■□権限は無いですし、この時すでに一般人では太刀打ちできないほど、戦力は集まっていた。
そこで友人の女神に相談したところ、「私たちが何とかしましょう」と言って、彼女の変わり者の知り合い二人を紹介されたのです。
現地へは三人が赴いたのですが、、正直あっさりと決着がついてしまって驚いていた。
女神の知り合いの少女が何かを唱えると、クダンは急に倒れこみ、魅了の能力に掛かっていた人は全て解放されたのです。
名前を聞いていないので、こんな言い回しをしているが本当に感謝しているのだ。
その後のクダンは神達が管理する何もない空間で保管されている。
元の世界での彼の死因は女子に刺されて死亡となっている。
どうせ元の世界でも女癖が悪かったのだろう。
聖獣テイマー…『津田春亜』
この女性は元々彼女は20代の社畜OLで『召喚』されてこの世界に来ました。
召喚はその名の通り、こちらの世界の人間が別の世界の人を呼び出すことですが、一応転移と同じ扱いをします。
世界の均衡を保つために、召喚されないように『協力者』と策を練り、出来る限り召喚などを防いでいるのだが、今回の場合は私の監視下ではない小国で起きたことの為、防げなかったのである。
不甲斐ない…が反省はまた今度にして…
彼女が召喚されたのは大陸南の新興国『クラリ』
宗教国『クラリン』がその地域の聖獣を飼い殺しにしようとしていたのを危惧した派閥が独立し、聖獣を守ることが出来ると言われている『異世界人』を召喚ししたという訳です。
普通ならば私達が召喚を管理して召喚される人に能力を授けたりするのですが、今回の様な事態に備えて私たちもしっかり『安全装置』を設けております。
今回の場合は彼女を聖女としてそのまま転送させたようです。
クラリの人々は聖獣を保護したいと下心なく彼女に伝え、それを彼女は快く引き受けたのです。
彼女がこれを引き受けた理由としては…彼女がモフモフ動物が大好きだったことと、その土地の守護獣がフェンリルの様な毛並みのいい動物だったからでしょう。
クラリンは聖獣を引き渡させようと躍起になっていましたが、それが聖獣の怒りを買って国が荒れてしまい、今は内乱状態となっているようです。
さて、いかがだっただろうか?
他にもテイマーと言う存在はいますが、今のところ彼らの様に目を置く必要がある人はいませんね。
まぁ次は記念すべき5回目なので、少々メタい話でもしましょうかね。
私はホームベーカリーでチーズパンでも焼く準備をしますので。
それでは諸君さらだばー!
『スライムテイマー転移・転生 レア度★☆』
スライム系のみをテイムする転生者は、私は他の世界では一人しか知らないのでレア度は高いです。
しかし、テイマーがスライムをテイムするかという観点で見れば、かなりレア度は下がりますね。
テイマーが扱うスライムって万能すぎません?
『ウルフテイマー転移・転生 レア度★★☆』
狼を使役する人は陰に潜ませて眷属として扱うというのが多い気がします。
まぁこういうイメージがあるから『テラリハ』は悪いイメージの払拭を頑張っているのでしょう。
『ハーレムテイマー転移・転生 レア度☆』
増えすぎ…
人間信用していないからって、モンスターテイムしてモンスター娘増やしすぎ。
これ以上言うことは無い。
『聖獣テイマー転移・転生 レア度★』
テイマーを目指していないのに、仲間になることが多いので、その分レア度も下がってしまいますね。
聖獣っておいしい食べ物に弱すぎない?