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きらきら・ウォーゲーム  作者: 空空 空
きらきら・グラデーション
529/547

ランチタイム(9)

続きです。

 炎の柱に背を向ける。

しかし何かおかしい。

なにかを忘れているかのような違和感が・・・・・・。


「まさか・・・・・・」


 そこで一つの可能性に思い当たる。

本来なら、怪物を倒せばあれらは光の粒子に分解され、そしてそれはあたしの石に吸収されるはずなのだ。

だか、今はそれがない。


 何かをまずった。

しまったと思って振り向けば、もう遅かった。


 相手の形が崩れたのは、燃え尽き絶命したからではない。

炎の中から、まばらに飛び出す黒い影。


「群体・・・・・・」


 あるいは分離。

あたしの炎は飛び立つそれらを飲み込もうと手を伸ばすが、一匹でも残れば向こうの勝ちだ。


 遅れて燃やされた分のやつらの粒子がこちらに吸い寄せられる。

果たしてそれがあの怪物の全てなのか、それは定かではなかった。

続きます。

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