2.戦国時代って……。
「ここは・・・・・・」
そこには素晴らしい大草原が広がっていた。
俺は確か本屋でうえけんと・・・・・・
まぁいいや。とりあえず散策してみよう。
へぇ〜こんなところ日本にあったんだぁなと思いつつも歩いていると
ドン パン ウヒヒヒ 「あぁ〜うぁ〜」
とそこでは戦いが行われていた。
ここはもしかして戦国時代?
しばらく様子を見ていると一方の軍が勝利した。
そっと近づくとそこには見覚えのある家紋があった。
織田の家紋だ。
俺はこれはチャンスだと思い、織田信長?らしき人物に
家臣になりたいと申し出た。
するとそばにいたじいさんが
「お主は何者じゃ。この無礼者!」
と言った。
すると織田信長?らしき人物が
「下がれ、お主名はなんと申す。わしは織田信長。」
と言った。
俺は思わず叫びそうになってしまった。まさかあの信長に会えるなんて夢にも思わなかった。
「わたくしは武山信介。」
周りの反応が気になった。そわそわし始めた。
まぁそれはそうだろ見たことのない含むを着て聞いたことがない名のだから。
「お主まさか武田の者か?」
とじいさんが俺に言ってきた。
「違います。」
「まぁ良い。家臣にしてやろう。まずは身を整えろ。」
と織田信長が言った。
俺は着替え終わると着いて来いと言わんばかりに若い男が視線を合わせてきた。
俺はその男の後を追うようにして歩く。
「ここだ。大広間で織田様が待っておられる。行け。」
俺が恐る恐る大広間に向かうと家臣たちが座り頭を下げていた。
俺も思わず座り頭を下げた。
「頭を上げっ!」
信長の声で家臣たちが一斉に頭を上げた。
「殿今川の首をとったとの連絡があり、これが……。」
そこから……が出てきた。俺は息を呑む。
それを見た途端に逃げ出してしまったのだ。俺は。
とにかくとにかくとにかく逃げた。
まるで何かに追われるように。
そして俺は足を滑らせてしまった。
俺はもう終わりかぁ……。
「おい、おい、おい……。」
俺は目を覚ました。
「おい大丈夫か。」
一人の武士に呼びかけられる。
「風・林・火・山?」
俺は目を疑った。
「おい見つけたぞー」
「おっ、こいつはいい」
「さっさと連れてくぞー。」
なんなんだいったい。
俺はこれからどうなるのか……。
知る由もなかった。
読んでくれてありがとうございます。
また次回も読んでくれると幸いです。