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天国  作者: 揺リ
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5

見舞いに行ったぐらいであるから、探偵の本当の名前を僕は勿論知っていたが、それが何だか洒落た感じのモダンな名前で彼には少しも似合っておらず、すごく腹が立ったので、僕は彼を名前で呼ぶ代わりに探偵さん、と呼ぶ事にした。その由来は言うまでも無く、彼が敬愛する松田優作が探偵物語で演じた工藤俊作からきているわけだが、何せ松田優作への愛が死ぬほどのものだった彼はそう呼ばれる事に対して「そんなん、やめてや、恐れ多いから。おこがましいから」というようなことを言って嫌がっていたこともあった。だがその嫌がり方は、生まれてこの方男に好意を寄せられた経験のない女が、酒の場で異性から変態的な話題を持ち掛けられ、満更でも無い気分だが体裁として嫌がる芝居をしているかのような感じがしたので僕は引き続き探偵と呼び続けた。

見舞いに行った日の喫煙所で、あれから探偵は手に持った煙草を吸うのも忘れてひどく興奮していた。興奮する探偵の指の間で煙草はみるみる短くなった。目尻が裂けそうな程に目を開きながら、工藤ちゃんを知っているのか、と僕に激しく詰め寄った。知っている、と僕は答えた。父親の影響だった。とは言え、父親は別段松田優作が好きだと言うわけでも無く、ただ単に昔のドラマを懐かしんで休日によくレンタルしたビデオを見ていた。ドラマは色々だった。主に千九百七十年代後半に放送されていた物で、「人間の証明」とか、「赤い激突」とか、「西部警察」とか、「怪人二十面相」とか、そんなような感じの。

僕もそれを父親と一緒に見ていた。僕は、大都会シリーズで松田優作を知った。あれは本当にスタイリッシュなドラマだった。そう言うと、探偵の興奮状態はピークを突き破り錯乱が始まった。頭を上下に振る、雄たけびを上げる、等の奇行に及び出したため、そんなに暴れたりしたら手術して間もない傷口が開くのではないか、と僕は少し心配になり、またその喫煙所と言うのが駐車場の隅に設置された物だったため、僕達の前を通り過ぎて行く人々がこちらの様子をちらちらと伺っているのがかなり気になった。

探偵物語については、父親が見ていたのは確かなのだが、記憶が古過ぎるのか、その頃の僕と父親の結びつきが希薄になっていたのか、ほとんど覚えていなかった。けれども、長身のスーツ姿と、勢いよく火のあがるライターは確かに印象的だった。できることならもう一度見たい、と僕は言った。確かに言ったが、それは150パーセント社交辞令だった。ドラマを見ているほど、僕は暇ではない。

「わかった」と探偵は言った。そして、強力な火力で煙草に火を付けた。「待っといてや、来週退院やから」


丁度一週間後、渡した名刺を便りに、探偵が僕を訪ねて銀行へきた。定期預金に関するご相談窓口で、僕らは改めて対面した。探偵はギプスをしていない方の腕に引っかけた、頑丈そうな紙袋を差し出した。中身は、探偵物語シリーズ全編分のDVDボックスだった。

「感想を聞かせて欲しい」探偵は押し殺した声で言い、サングラスを額の辺りまで持ち上げて僕を睨みつけた。目は血走り、むさくるしく伸ばした前髪はじっとり湿っていた。「電話してくれてええから、何時でも。夜中でも」

「お客様、先日はどうも。退院、おめでとうございます」僕は受取った袋を抱きかかえるようにしてこそこそとスーツの内側に隠した。客から何を受け取っていたのか、と誰かに聞かれたりしたら、非常に面倒だった。何がどう面倒なのかと言われても、面倒なものは面倒だった。「大変恐れ入りますが…、今個人的な電話というものをワタクシ持ち合わせておりませんでしてね。それから、そもそも原則としてお客様へ個人的に、ご連絡をさせて頂くというのは、ちょっと、アレで」「何やって」「ですから、持っておりませんので…ワタクシ、電話を」「電話無い?嘘こけ」「いや、嘘とかやなくって、ほんまに持って無いんでして」「どっかに落としたんか。今すぐに買って来んかい」「そんなん、お客様に関係ないでしょ。嫌ですよ」「じゃあ、どうやって感想聞いたらいいねん。また、来たらええか。ここに」「それは、ちょっと。困ります」「何が困るん」「ここは銀行ですし、てか、僕は仕事中やし。そんなダラダラ喋ってる暇ないし」「じゃあ、また電話するから、こっちから」「だから、アホか。今無いんやっつっとんねん、電話は。何回言わせんのじゃ、タコ」

この世で一番無意味なやり取りの末、探偵は今週末に、喫茶店で待ち合わせる事を提案してきた。「絶対に来てや、絶対に」


結果的に僕は探偵の言う通り、約束の週末にその喫茶店へ行った。あんな非常識で、こちらの意思を完全に無視した無礼極まりない強引な誘いになど応じず自宅でゆっくりとプレーステーション4に興じる休日を過ごしても良かったのだが、この一週間、僕はプレステに見向きもせず、帰宅してからの時間全てを探偵物語に費やし、全二十七話を総覧した。

つまりそれ程に探偵物語は面白く、松田優作は最高にクールだったし、工藤ちゃんの事を心底気に入ったので、この件について誰かと意見を交換し合いたい、語り合いたい、という気持ちになった。そして、この素晴らしいドラマについて語り合う最も身近な相手として、探偵以外に最適な相手はいないだろうとも思った。それに、僕には使命があった。他でも無く、探偵の怪我のことだ。彼の怪我が完治する前に、僕は彼に真実を話し、謝罪すべきだと固く心に決めていたのだ。

シャブ中強盗と知り合いであったという事実は、僕をコケにし、屈辱的な気持ちにさせていた。それによって僕の心には深い傷がつき、傷口はじくじくに腐り異臭を放つという悲惨な事態に陥っていた。その為、僕に借りた金も返さずに勝手に死に、またその死ぬ時にまで多くの人々に迷惑をかけた奴とは違い、亡き友人(とは言いたくはないが)に代わって被害者に詫びる、という立派、を通り越してもはや偉大とも呼べる行いにより、あのロクデナシと自分は違う、と僕は僕自身に思わせる必要があった。だってそうだろう、悪いのは強盗をやった奴で、僕は奴にほんの冗談を言っただけの潔白な人間なのだ。僕は、安心したかった。

であるからして、この謝罪が意味するところの大半は、探偵に対しての悔恨の情というよりも、泥塗れの襤褸雑巾のようになった僕の自尊心を再び洗い清め保護するための重要な手蔓だと言えた。

休日の喫茶店という場で共通の話題に楽しく盛り上がれば、初対面の時よりも幾らかは、打ち明け話もし易いのではないかという思惑もあった。

その喫茶店は釜が﨑町の労働支援センターの二軒先にあり、一杯九十円という破格の値段でアイスコーヒーが飲めた。九十円のコーヒーがどんな味だったかと言うと、美味いか不味いかという点に関しては店の名誉のためにあえて言わないでおくが、バケツで汲んできた淀川の水でインスタントの豆を溶かしたといったところだった。コーヒー、というよりは泥水に近かった。

喫茶店にはレモンの匂いが充満していた。便所によく置いてある芳香剤の匂いだった。店内は意外に広く、カウンター席が五つとその奥に四人掛けテーブルが一つあった。律儀な僕は待ち合わせ時間の五分前にそこへついたが、既にテーブル席の奥に座っていた探偵は僕と目が合うと、見知らぬ土地に置き去りにされ日暮れになってようやく飼い主の姿を認めた犬さながらに身を乗り出し、その様子を見るにおよそ六時間前からそこにいたことが用意に伺い知れた。探偵の左腕には、当然だがまだ、ギプスがしてあった。

僕の尻が椅子に着く前に、探偵は口早に「どやった、どやった」言った。机の上の灰皿は、吸い殻でいっぱいだった。

「あ、めっちゃ良かったす。全部見ちゃいました、何だかんだ。あははは」確かに今日は探偵に強盗事件の全てを話し、怪我について謝罪をすることが一番の目的であるが、時間はあるわけだから事を急ぐ必要は全くなく、取り敢えず最初は相手に調子を合わせ話を切り出しやすい流れがやってくることを待つことが先決と僕は判断した。だから、彼自身のことも褒め、持ち上げることにした。「ところであれですね、よう似合うてますよね」

探偵は不思議そうな顔をした。「何?」

探偵の髪型と、サングラスについてだった。本当にそう思って言ったのかと尋ねられると、聞かんといてくれと言って消火器の栓を抜くぐらいはするが、あながち嘘、というわけでもない。

確かに彼は工藤ちゃんに憧れる故何かに躓いた青年だった。初めて見た時も着けていたサングラス。サイズが妙に大きく不格好で、安物であることが僕にでも分かる。サングラスに対して何のこだわりも、ましてや毛ほどの興味・関心も持ち合わせておらぬこの僕にでも。あと、ヘア・スタイル。量が多く暴れるようにぐるぐる巻いた黒い毛を抑えつけたような。工藤ちゃんのようなハードボイルド感は皆無で特にこの季節を考えれば妙に暑苦しくむさ苦しいだけだが、なのでまあ決して似合ってはいないが目を背けたくなるような気色の悪さ、という事も無かった。探偵が抱いている松田優作への愛は、探偵自身にべったりと染み付いているのだ。長年かけて壁を茶色く変えた煙草の脂のように。決して容易には拭えぬ物として、だ。

だがそれは僕が探偵物語を見た後だから分かったことなわけで、何も知らない人間が探偵を見たらただの陰気で冴えない、更には柄の悪い、一つも良い所のないおっさんであって、僕から言わせれば寄せ方がえらく中途半端に見えた。

「グラサンとかがね。何か、優作さんみたいですよ。雰囲気」流石に嘘だった。僕は消火器の中身をぶちまけながら、狂ったように意味不明の事を絶叫した。

「そうかなあ」僕がわざわざ嘘までついて褒めたというのに、探偵は何故か下を向き、サングラスを外して悲しそうにした。「俺は、なられへん。優作には」

「いやあ、まあ。そんな」そんなことない、と言おうとしたが続かなかった。消火器が空だった。「じゃあ…もうちょい日焼けするとか。例えばですけど」

「それはちょっとな。日焼け肌に悪いし。すぐ赤なんねん、俺」

おなごか。貴様は。僕は空になった消火器を当たり構わず振り回した。

「あ。今、女子かとか思ったやろ。絶対」「いやいや、思ってないすよ、全く。じゃあどうでしょう、服装から寄せていくっていうのは」「工藤ちゃんの服装、俺が?」

僕は頷いた。探偵は悲しそうというよりも、後頭部を鈍器により強打されたような顔をした。恐らく先ほどの消火器が当たったのだろうが、かなり痛そうだった。すまなんだ。

「そんなん似合わん、俺は。背も低いし顔もよおないしや。ん…、工藤ちゃんは松田優作のもんやから。俺はな、俺は…」探偵はライターをつけた。工藤ちゃんに憧れて火力をいじくったという、ライター。凄まじい勢いで火が上がった。「やからせめてこれだけ…」

何じゃ、この感じは。

この男の、この感じ。

僕は内心唸った。これまでの人生で、探偵のように、何かを夢中に愛好し、支持した経験が皆無だった僕の想像力はあまりにも不十分らしい、ということを自覚せざるを得なかった。芸能人信仰、偶像崇拝という物には実に色々な形があるのだ。

昨今、支持する対象に強い思い入れを抱くあまり、盲目になり、理性をすっかり失い、周りの友人たちに対象と交際したい、ひいては結婚したいといった願望を白目を向きながら広言するだけではなく、その対象が目出度く結婚、出産というニュースが報じられた際には、裏切られた等と言って逆上する、怒り狂い職場の同僚に当たり散らす、会社を一週間無断で休む、結婚相手のブログを炎上させる、という常軌を逸脱した言動をとり、またその恥ずべき振る舞いによって罪の無い対象までもが、「ファンが痛い」という理由で世間から奇異の目で見られる原因になっていることにすら気付かない、厚顔無恥な人々で溢れ返っており、更には、何が気に入らないのか、対象や、その対象を支持するファンである人々を批判するアンチと呼ばれる人々があらわれ、ファンとアンチがぶつかり合い争いを繰り広げる、もっとよくない場合には批判されたことに腹を立て顔を真っ赤にして突っかかって来るファンの反応を面白がってファンでもなくアンチでもない全く無関係な第三者がその怒りを更に煽る、という地獄絵図がしばしば見られる中、探偵は昭和の大スターの一ファンとして、然るべき道理を弁えた素晴らしい人間であり、彼の心得はファンとしてあるべき物だと僕は思った。つまり探偵は、自分のようにぱっとしない、そう顔も地味で全体的に青白く湿っぽいラムネ菓子の腐ったような男があからさまに工藤ちゃんのコスプレをしたりすれば、逆に優作さんに恥をかかせることになると重々理解した上でライターをいじったり、髪を伸ばしたりして密かに、あくまでも密かに優作さんを愛し続けてきたのだ。銃を向けられながら強盗を煽っていたあの様子からは想像も出来ないようなその控えめな姿勢に、僕はいたく感心せずにはいられなかった。

探偵は煙草を同時に二本咥え、火をつけて一本を僕に手渡した。そう、こう言った分かる人間にしか分からぬ行動をとったりして。先にも申し上げた通り僕は非喫煙者であるけれども、何か悪いと思ったので取り敢えずそれを受け取り煙を吹かすだけした。何も知らぬ誰かがこの状況を見ていたとしたら、何やら小粋な仕方で友情を交し合う男二人、或いは同性愛者か何かだと思う事だろう。

「ほんでどういうとこが良かった?」

そわそわとした感じで探偵に聞かれ、DVDボックスを受け取った時と同じ紙袋で返してから、僕はぽつりと言った。

「何から言おかな、何から…」何からどう言っていいか、分らなかった。「面白かったんですよ、そりゃあ。でもどっから感想言うていいんか…何せ、かっこよかったですよ。熱狂してる人がいっぱいいるのがよお分りましたよね、オープニングからしてまず痺れましたよね。あ、そう、エンディングも好きやなあ。立ってるだけで、絵になる俳優。今の時代おらんなあ、ああいう人。男が憧れる男…僕も思いました、あんな風になりたいなあ、とかって。あはははは、何つって。まあ無理なんですけども」

気がつくと探偵が泣いていた。僕はぎょっとした。

探偵は拳を鼻にあてがい、じっと俯いて、ぴったり閉じた目からしょろしょろと涙を流していた。何も聞きとれなかったが、唇がせわしなく動いていた。僕はそれを見ながら、このおっさんを今すぐ病院へ連れ戻した方がいいような気がしてならなかった。

「嬉しいよお。う、嬉しい、俺。やっと出会えた、話の出来る奴に」探偵はとうとう大声を上げて泣き出した。

僕は店の中をぐるりと見回した。幸い客は誰もいなかった。僕達の他にいる唯一の人間である老齢の店主は耳が遠いのかこちらをぴくりとも動かず、カウンターに腰かけたまま首を突き出して無音のテレビを眺め続けていた。

探偵は嗚咽を上げて泣き続けている。「寂しくってな、しんどくてな。話が合わんくてな、誰とも。ありがとう…、う。俺と同じくらいの若い奴が分かってくれて、優作のこと知ってくれて、俺、嬉しいんや」

茶店内は異常に冷えており、しばらく座っていると凍える程で、言うまでも無く冷房の効きすぎであり、旧式の冷房機は終始がたがたと音を立てていた。だが今日は真夏日、洒落たカーディガンやジャケットなどといった気の利いた物は持ち合わせておらず、薄着の僕たちは仕方なくコーヒーのお代り、それも暖かいホット淀川を注文し、カップにしがみつくようにして暖をとった。だが室内は真冬のごとき寒さ。瞬く間に冷えていくコーヒー。かつて淀川が、ここまで冷たく凍てついた事があっただろうか?探偵の興奮状態は、ビル火災が鎮火されてゆくようにゆっくりと静まった。

「しんどかったんや。ほんまにな」

探偵もまた僕と同じように、若い頃に父親の影響で松田優作を知ったという。僕は探偵の年齢を知らない。だが、僕と差ほども変わらないくらいだろうと思う。僕も探偵も、立派なおっさんである事には違いはないが、僕らの様な若者の間で探偵物語が流行ったまさにその時代の、後になって生まれた。学生の時分、周囲と話しが合うはずもなかった。

成程、と僕は思った。探偵のような人間は皆、総じて孤独なのだ。

「あんたが分かってくれて、嬉しいわ」ありがとう、と探偵は言った。幸せな生涯を終え、家族に看取られながらゆっくりと息絶えていく猫のような顔だった。

「いや、そんな。僕でええんやったら、何ぼでも」それに、あんたに謝らんとあかん事もあるし、と僕は言おうとしたが、口には出せなかった。僕はこの時はっきりと分かったが、本当の事を言うのが怖いのだ。僕はビビっていた。何故僕が怖がらなくてはいけないか、と考えるのが億劫で、それを考える代わりに、国民的演歌歌手の代表曲が頭の中を通り過ぎた。風、散々とこの身に荒れて。ああ、何でや、おい。関係無い。今その歌、関係無い。でも良い歌やなあ。人はかよわいものですね。

「あのう」と僕は言った。「怪我は、どうですか。治ってきてますか」

「怪我?ああ」探偵は、今の今まで自分の左腕に負った負傷のことを綺麗に忘れていたかのようだった。また、突然話題を変えられたことに対してあからさまに不機嫌になった。渋い顔で暫くギプスをじっと眺めた後、首を傾げながら言った。「普通ちゃう」

「あ、そうすか。普通」普通。またぞろ、曲の続きが流れてきた。人生って嬉しいものですね。嬉しいことあるかい、どあほ。

そして僕は、聞こえるか聞こえないかくらいの声で「お大事に」と言った。お大事に。

それから、探偵と僕は松田優作について喋り続けた。店には何人かの客が入ってきたり、出て行ったりした。僕は相槌を打ったり、気づかれないよう腕時計を眺めたりしながら、目の前で飼い犬が溺れているのを何もできずに見ているような気分になった。時々。その日、僕は強盗事件についての真実を打ち明ける事ができないまま、とうとう閉店の時間を迎えた。


その翌週から、テーブル席にはもう一人加わった。それが平成26年夏の、二人目の友人であった。


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