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29  作者: 葵 しずく
4章 錯覚
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第4話 突然の訪問者

 10月27日 PM16時


 瑞樹はいつものように学校を終えてA駅の改札を抜けた。

 ついさっき母親から連絡があり、予定していた残業がなくなった為、夕食当番を代わってもらえる事になって瑞樹は上機嫌だった。


 急いで帰る必要がなくなった為、駅前の書店にでも寄り道しようと、駐輪所へは向かわず駅前の広場へ向かっていると、何やら様子がおかしい。


 よく辺りを見渡すと何やら大きな声でもめている3人組を、通行人が何事かと横目で見ながらヒソヒソと話している人が多数いて、何となく人の流れが悪かったからだ。


 瑞樹は興味本位でその3人組の会話が聞こえる距離まで近寄ってみた。


「だから!何であいつの住所書いたメモを忘れてくるねん!お前は!」

「アンタが家出る時、アホみたいに急かすからやんか!」

「てか!何で携帯に登録しとかへんかってん!」



 ・・・・・・・・・・・



 この周辺はベッドタウンになっている。

 だから地方から観光客が訪れる事なんてまず考えにくい。

 あるとすれば、この辺りに知り合いが住んでいる場合だけだ。

 それにこの関西弁は・・・


 もしかして・・・・・・


 瑞樹は更に3人組に近づいて、恐る恐る声をかけてみた。


「あ、あの・・・」


 瑞樹が声をかけると、言い争っていた3人は口論を止めて、一斉に瑞樹の方に視線を集める。


「なんや?あんたは・・・」

「あ、あの、人違いだったらすみません。もしかして間宮さんじゃないですか?」

 瑞樹が間宮の名前を出した途端、3人は目を大きく見開いた。


「あぁ、そうやけど、あんた誰や?」

「ちょっと!あんた!初対面のこんな可愛らしい子に、そんな口の利き方したら怖がってまうやろ!」

 父親とみられる男性の話し方に、母親とみられる女性がそう言って注意を促した。

 そして息子とみられる男性が、瑞樹に父親に代わって話しかけた。


「えと、そうですけど・・・なんで俺らの苗字を知ってはるんですか?」

「その、私、り、良介さんの友人で瑞樹って言います。」


 瑞樹は良介との関係を説明をしてから、知り合ったきっかけを簡単に話した。

 勿論、良介に惹かれている事や、助けられた事の詳細は控えてだが。


「そうか!良介の知り合いか!こんな偶然あるもんなんやなぁ!」


「それにしても・・・あいつが塾の先生なぁ・・・プッ・・・ククク・・・」


 あ~~はっはっは!!!


 父親の雅紀は堪えきれずに腹を抱えて笑い飛ばした。

 それに釣られて堪えていた、母親涼子、息子の康介も大笑い。

 3人のイメージからは想像がつかない様子だった。

 最初は大笑いしている3人に驚いていたが、明らかに良介をバカにしている笑い方に、瑞樹は段々腹が立ってきた。


「何がそんなに可笑しいんですか!?」

「え?いや・・・だって・・・良介が先生って・・・どうせ生徒さん達のええ笑い者になったんやろなって思ってな・・・ククク・・」


「そんな事ありません!!良介さんは本当に凄い講義をされて、受講者全員に信頼されていました!私も本当にお世話になったんです!!」


 剣幕に語尾を荒げだした瑞樹に、3人の笑い声が止んだ。

「い、いや!だってな・・・」


「いくらご家族の方でも、これ以上良介さんの事をバカにするのは我慢出来ません!!」


 ・・・・・・・・・


 瑞樹の迫力に押されて3人は黙り込んでしまった。

 頭に血が上っていた瑞樹は、沈黙する3人を見て徐々に冷静さを取り戻すにつれて、顔色がドンドンと悪くなっていく。


「ご、ごめんなさい!わ、私こんな事言うつもりじゃ・・・本当にごめんなさい!」


 大慌てで頭を下げて3人に必死で謝罪する瑞樹を見て、雅紀達はお互いの顔を見渡して、謝る瑞樹に各々声をかけだした。


「いや!俺達が悪かったんや!息子の事とはいえ、ちょっと悪ふざけが過ぎてもうたな。」

「そうそう!それに良介の事で、こんなに怒ってくれて嬉しかったんやし。」

「良兄が知ったら、嬉し涙が止まらへんのちゃうか?」


 あはははは!


 3人は瑞樹の抗議に対して怒る様子はなく、逆に感謝されてしまい瑞樹は顔を赤くして俯いたが、すぐに気になっている事がある事を思い出した。


「あ、あの、それでどうかされたんですか?」


「ん?あぁ!そうそう!ここまではあいつに秘密にしたまま来れたんはいいんやけど、肝心の住んでるマンションの住所をメモした紙を、こいつが忘れてもうてな~。」

「なんや!またウチが悪いって言うんかいな!」

「だってそうやろがい!」


「ちょっと、待って下さい!」

 また口論になりそうな流れだった為、瑞樹は慌てて2人の間に入り込んだ。


「えと、良介さんのマンションなら、私知ってますから案内しますので、喧嘩しないで下さい。」


「え?ほんまか!?」

「でも瑞樹さんも忙しいんとちゃうの?」

「いえ、今日は特に何もありませんから、大丈夫です。」

「それは助かるわ!じゃあ、悪いんやけど頼んます!」


 こうして瑞樹は間宮の家族を良介の自宅まで案内する事になった。

 道案内している最中、瑞樹は間宮一家と色々な話をして気が付いた事があった。

 さっきの良介の事を笑ったのは、いつもの感じで本気でバカにしたわけではない事を知った。間宮家ではこんな事は日常茶飯事で、それに対してボケるなり、ツッコミを入れるのが当たり前らしかったのだ。

 東京生まれ東京育ちの瑞樹には、コントのように映ったが、そこは黙っておく事にした。


「ここが良介さんのマンションです。」

 マンションの前まで案内してきた瑞樹が、そう紹介すると3人は建物を見渡してから早速オートロックの番号を入力してロビーへの自動ドアを開けた。

 自動ドアが開くのを確認して「それじゃ、私はここで失礼します。」瑞樹はそう言って立ち去ろうとした。


「あ、瑞樹さん。この後って何か用事とかあるのか?」

 雅紀がそう瑞樹を呼び止めた。

「え?いえ、特には・・・」

「それやったら、晩飯食べていかへんか?こっちじゃ食べれんお好み焼きご馳走するで!」

「でも、折角の団欒をお邪魔するのも悪いですから。」

「何言うてんねん!お好み焼きってのはな、大勢で食べる方が美味いって相場は決まってるねん!」

 ニカッと笑顔でそうお好み焼きを語る雅紀に続いて、涼子が更に押した。

「ほんまに用事とかないんやったら、是非食べていって!なっ!」

 2人から猛烈プッシュされて、瑞樹がタジタジになっているのを見ていた康介が「諦めた方がいいで。言いだしたら聞かへんから。」とトドメを刺した。


「えと、それじゃ、ご馳走になります。」


「よっしゃ!そうこんとなぁ!」

 雅紀が嬉しそうにそう言うと、4人はそのまま良介の部屋へ向かった。


 部屋の中に入ると3人は部屋中を眺めだした。

「中々、いいとこ住んでるやん。」

「でも、あんまり生活感がないなぁ。」


 3人のそんな感想を聞きながら瑞樹は、少し苦笑いを浮かべた。

 まさか、こんな形でまた間宮さんの部屋へ来る事になるなんてね。

 そんな事を考えながら、ふと良介のベッドが視界に入ってあの日の事が頭をよぎり、瑞樹は急激に恥ずかしくなりモジモジしていると、キッチンの方から雅紀の声が響いた。


「なんや!良介の奴!お好み焼きの材料が冷蔵庫にないやんけ!」

 そんな予定がないのだから、材料がないなんて当たり前だと瑞樹は思ったのだが、何でも大阪の人間は常にお好み焼きの材料は揃えておくものだと言い切った。

 本当なのだろうか・・・・


「おい!康介!ちょっとスーパーまで材料買ってきてくれ!」

 雅紀はそう言って康介に財布を投げ渡した。

 財布を受け取った康介は、スマホで近辺のスーパーを検索しながら、部屋を出ようと歩き出した。

「あの!スーパーなら私が案内します。」

「あぁ!それは助かるわ。んじゃいこっか!」


 そう言って部屋を出た康介は、瑞樹と2人で買い出しに出かけた。



「何かごめんな。無理矢理引き止めてもうて。」

「あ、いえ・・・でも本当にお邪魔じゃないんですか?」

「ん?あぁ!それは心配ないで。オトンって良くも悪くも社交辞令が苦手やからね。」

「それならいいんですけど・・・ところで今日はどうされたんですか?」

「いや、俺も春からこっちで内定決まってな。それで部屋探しとかしたくて来たんやけど、何故か親もついてきてもうてな・・・」

「そうだったんですか。おめでとうございます。」

「はは!ありがとう。」


 スーパーへ到着して、頼まれていた食材を買い込んで間宮の自宅へ戻った。

 早速、涼子が準備に取り掛かり、お好み焼きパーティーが始まった。


 お好みが焼き上がり、一枚盛られた皿を瑞樹の前に置かれた。


「え?」


 その皿を見て瑞樹は思わず凝視して固まった。

 東京生まれの瑞樹には馴染みのない光景だったかもしれない。

 こちらではお好み焼きは、食べている皆でシェアする習慣があったからだ。

 でも差し出された皿には、一枚丸々盛られていた為、驚くのは無理もなかった。

 瑞樹はこちらではシェアして食べるのだと伝えると、

「なんやそれ!ピザじゃあるまいし、大阪ではこれが常識なんやで!」

 そう言われて驚きながら、お好み焼きを一口、口へ運んだ。


「美味しい!え?何で?」

 そう感想を漏らす瑞樹に、嬉しそうに雅紀が語りだした。

「美味いやろ!ウチのは市販の粉に、間宮家オリジナルの出汁を加えて焼いてるからな!」

 既に缶ビールを一本空けた雅紀は上機嫌で、そうお好み焼きを語った。

「本当に美味しいです。こんなに美味しいお好み焼き食べたの初めてですよ。」

「嬉しい事言ってくれるやん!たくさんあるからドンドン食べてや!」

 美味いお好み焼きのおかげで、緊張がとれた瑞樹は、間宮の家族と楽しく食事を続けた。


 その席で3人から間宮の近況を聞かれて、話しても問題ない事は全部話して聞かせた。


「そうか!あいつも頑張ってるんやなぁ!

 優香ちゃんが、あんな形でおらんくなってしもうて、どうなるかと心配してたんやけどな・・・」


「え?優香・・・ちゃん・・・?」


 バシッ!!!!


 ハッと気が付いた涼子は、雅紀の頭を全力で叩いた。

「いった!何すんねん!お前!」

 いきなり頭を叩かれた雅紀は後頭部に手を当てながら、涼子に抗議した。

「あほか!何で瑞樹さんの前で、そんな事言うねん!」


 !!!!


「ごめん!瑞樹ちゃん!堪忍な!この事は忘れたってな。」

 自分の失言に気が付いた雅紀は、慌てて瑞樹に謝罪する。

 忘れてと言われても・・・そんなの無理だ。


 優香って誰?


 その事で改めて気付かされた事があった。


 私、間宮さんの過去を殆ど知らないんだ・・・・

 優香って人と昔何があったの?

 雅紀や涼子のフォローが殆ど頭に入ってこず、悶々とその名前について考え込んでしまっていた。


 だがすぐに自分のせいで空気を重くしてしまっている事に気付き、慌てて無理に明るく振舞って、その場の空気を戻した。

 悲しいかな、これまで自分を偽ってきた経験から、そんな特技が自分の中で成立してしまっていた。



 一時間程して、良介が帰宅すると部屋の中が香ばしいソースの匂いが充満していた。それに見覚えのない靴がやたらと増えていて、リビングが騒がしい。


 ・・・・・・まさか・・・


 慌てて靴を脱いでリビングへ急ぎドアを開けた。


「おぉ!やっと帰ってきたな!良介!」


 そこにはすっかり出来上がった雅紀と涼子、そして弟の康介がホットプレートを囲んで、良介を迎えた。


 言葉が出てこない。何の連絡もなくいきなり数年ぶりの家族が、自分の部屋にいたのだから、慌てるのも頷ける。


「な、何やってんねん!」

「何ってサプライズってやつやんけ!あはははは!」

「サプライズって・・・あのな・・・」

 笑い飛ばす父親に、言葉が出てこない程呆れる良介の視界に、更に強烈な光景が飛び込んできた。


「は?」


「こ、こんばんわ~・・・お、お邪魔してます・・・」


 良介と目があった瑞樹は、苦笑いして小さく手を振っていた。


 瑞樹?え?何でここで親父達と飯食ってんだ?

 自分の部屋で行われている事に、良介の頭がついていけなくなった。フリーズしながら、目線は弟の康介に向けられていて、その目が説明を求めているのを康介はすぐに理解した。

 康介は頷いてから、こうなった経緯を良介に説明した。


「なるほどな・・・って!何考えてんねん!この子は今、受験生で大事な時期やねんぞ!それやのに、こんな事で時間取らせて迷惑とか考えろや!」

「何が迷惑やねん!ウチのお好み焼き、美味いって喜んでくれたんやぞ!気分転換も大事やろがい!」

「気分転換ってのはな!リラックスしてストレスを発散する事や!見ず知らずの連中にこんな場所に連れ込まれたら、ストレスを溜め込むだけやろうが!」


「ま、間宮さん!私は別にストレスなんて感じてないよ!」


 親子で段々喧嘩腰になってきて、瑞樹が慌てて仲裁するように無理はしていないと、良介の心配を否定した。


「とにかく!もう遅い時間だし送っていくから、支度が出来たら降りてきて。俺は先にロビーで待ってるから。」

 そう言って間宮は、部屋を出て行った。


「あ、あの、片付けも出来なくてすみません。お好み焼き凄く美味しかったです!ご馳走様でした。」

 慌てて支度を済ませた瑞樹は、雅紀達に礼を述べて玄関に向かった。

「瑞樹さん!ちょっと待って!」

 ローファーを手早く履いて玄関のドアノブに触れた時に、涼子に呼び止められた。

「これ!こっちでしか売ってない肉まんなんやけど、よかったらご家族と食べて。」

 そう言って涼子は、肉まんが入った箱を瑞樹に手渡した。

「いえ、夕飯までご馳走になって、お土産なんて受け取れないです。」

 突然、お土産を手渡されそうになった瑞樹は、両手を左右に振りながらそう言って、遠慮しようとした。

「これは私らをここへ送ってくれたお礼やから、是非受け取って。」

 涼子はそう言いながら、本人の意思とは関係なく無理矢理に箱を持たせた。

「あんな子やけど、これからも仲良くしてやって下さいね。」

 箱を強引に渡した涼子は、瑞樹に息子をよろしくと頭を下げた。

「え?ちょ、ちょっと待ってください。お世話になっているのは私の方ですので、顔を上げてください・・・」

 焦りながら、両手をブンブンと左右に振って、涼子に顔を上げてもらうのに、必死になっている瑞樹を見て、涼子は優しく微笑んでいた。

 その微笑みが間宮に笑顔とそっくりで、何だかホッとする自分がそこにいた。


 瑞樹は挨拶を済ませて、ロビーで待っている良介と合流して、2人で瑞樹の自宅に向かって歩き出した。


 さっきまで凄く賑やかな場所にいたせいか、妙に静かに感じる。

 時折、国道を走り抜ける車やバイクのエキゾースト、それと電車が走る線路の音

 、それに秋の虫の鳴き声がいつもより耳に飛び込んでくる。


「何か、悪かったな。身内のせいで瑞樹の貴重な時間を潰してしまってさ・・・」

 良介が横目でこちらを見ながら、両親達に代わって謝ってきた。


「潰すなんて・・・凄く賑やかなご飯で楽しかったよ。お好み焼きも本当に美味しかったしね。」

 良介の謝罪を全否定して、楽しかったんだと主張した。


「あ!大阪ではお好み焼きを1人一枚食べるのが当たり前ってほんとなの?」

「ん?あぁ!小さい時からそれが当たり前だったから、こっちに来てからピザみたいにシェアしてるの見て違和感しかなかったな。まぁ、流石にそれも慣れたけどね。」


「やっぱりそうなんだね。それと、お好み焼きをおかずにご飯食べるってマジ!?」

「それも普通だな。なんならたこ焼きをおかずに飯食ったりもするし。」

「マジで!?」


 あはははは!


 久しぶりに良介と砕けた会話が出来た。

 やっぱり楽しい・・・・・だけど・・・


 喉元まで出てきそうになっている事がある。

 いや、正確には名前が出そうになっている。


 『優香』


 その名前が頭にこびりついて離れない。

 間宮に誰なのか、どんな関係なのか聞きたい・・・


 でも聞いたらイケない気がする。聞いてしまったらきっとこの人を困らせてしまう気がしてならない。


 良介の背中を見て当たり前の事に気付かされる。

 この人は大人だ。話してもらった事なんてないけど、きっと色々な人が関わっている。

 友人だったり、同僚だったり、取引先だったり、そして恋人だったり・・・

 確かに今はそんな関係の人はいないかもしれないけど、これまで色んな女性が彼の事を好きになったり、愛されたりしてきたはずだ。

 それに比べて、私はまだ親に育ててもらっている立場で、狭い世界で子供は子供なりに悩んだり、傷ついたり、苦しんだりしているが、

 良介のような大人からすれば、狭い世界で悶えているようにしか見えないだろう。


 初めてだ・・・・

 こんな事を感じたのは・・・・


 間宮と自分の年齢差の事で黒い感情が渦巻いている・・・・



 『悔しい』


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