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29  作者: 葵 しずく
2章 導かれて
17/155

第10話 親友

 6日 22時前


 そろそろ自主学室が閉まる。

 周りを見渡すと殆ど人はいない。

 出口へ向かい通路の講師待機室を見ても順番待ちをしてる生徒もいない。


 今日は何とか逃げられそうだと安堵していたらスマホが震えた。

 用があるからと少し早めに部屋へ戻った加藤からlineでメッセが届いた。

 スマホを立ち上げメッセの内容を確認すると、瑞樹の顔色が変わった。


 {おつか~!さっき戻る時に中庭の通路辺りで今朝お祭りに誘おうとしてた男子軍団が、志乃の事待ち伏せてたよ!無事の帰還を願う!ww}


 と言う内容のメッセだったからだ。

「はぁ・・・・」思わずため息が漏れる。

 ため息と同時に今朝その男子軍団を煽った間宮の顔がチラついてムカついてきた。


 そういえば今日は当番だったな・・


 通路に出て部屋へ戻る方向とは逆方向に少し移動すると当番の間宮がいる部屋の前で止まった。

 中の様子を伺っても生徒がいる感じではないので、そのままノックした。


 コンコン!


 中からどうぞ!と返事があったので勢いよく部屋へ入った。


 バタン!

「・・・・・・・」


「あ、瑞樹さん。こんばんわ。」

「・・・ど~も!」

 いつもと変わらない間宮にさらにムカついて、素っ気ない返事をした。


「それでは質問を受け付けます。どこですか?」

「ありません。」

「え?」

「だからわからないところはありません!」

 首を傾げながら言ってる意味が解らない様子の間宮。

「ではここに何をしに来たのですか?」

「先生のせいで部屋へ帰れないんです。」

「どうゆう事ですか?」

「今朝先生が焚きつけた男子の集団が部屋までの通路の途中で待ち伏せしてるらしくて帰れないんです!」

 やっと状況を理解した間宮は

「あぁ!そういう事ですか!え?えっと・・・苦情ですか?」

「苦情です!」

 パイプ椅子に座り腕を組みながら恨めしそうに言った。

 流石の鈍い間宮もこれには気付いたようで慌てだした。

「あ、あはは。それは困りましたね・・・」

「ええ!大変困ってますよ!」


「では後15分程ここで待っていてもらっていいですか?」

「別にいいですけど、どうするんですか?」

「僕が瑞樹さんを責任を持って送って行きますよ。ただ今取り掛かってる事が終わってからでお願いします。」


 えっ?間宮先生と一緒に?予想していなかった自体になって瑞樹はフリーズした。

 間宮はそんな彼女を気にする事なく作業を続けだした。


 部屋の中はもちろん、部屋の周りも静かになり、間宮のノートPCのキーを軽快に叩く音だけが響いた。

 その音で我に帰る。

 勉強の事でいるわけではない。こんな狭い空間に二人きり・・・

 普通の女の子なら気になんてしない状況だろう。でも特別免疫がない瑞樹にとっては体が硬直してしまうのも無理はない。

 思わず真っ赤になって、それをバレないように俯いた。


 チラリと間宮を見た。相変わらず真剣な顔でモニターを見つめてキーボードを叩いている。

 が、突然その指が止まって瑞樹の方を見た。

 慌てて顔を下に向けたが

「僕の顔に何かついていますか?」

 やはり見ていた事はバレていた・・それを誤魔化すように話題を変えようと

「いや、真剣に何をしてるのかなって思って・・・」

 作業途中のモニターをチラっと見て

「あぁ!これですか。これは最終日に使う物語を作っていたんですよ。

 そうだ!瑞樹さんにも聞かせて欲しいのですが、まだ6日目ですけどこの合宿はどうでしたか?」


「えっ?この合宿ですか?」

 質問には少し驚いたが、上手く会話を変えられた事に安堵した。

「はい。本当は最終日までの話は出来ていたのですが、気が変わって最終日だけお話を完全に書き直しているところだったんですよ。」

「とゆう事は今までの幻想的な物語から最終日だけリアル系で、それもこの合宿そのもののお話にするって事ですか?」

 缶コーヒーを一口飲んで一息ついてから間宮はにっこり微笑んで

「そうですよ。僕の話をさせてもらうと、実は正直今回の合宿に参加する事は、僕にとって憂鬱だったんです。

 昔すごくお世話になった天谷社長から是非にって頼みだったので、引き受けましたけどね。」


「どうして憂鬱だったのか聞いていいですか?」

 何故だか解らないが、その理由を私は知らないといけない気がした。


 間宮は少し迷った様子だったが、かけていた眼鏡を静かに外して話しだした。


「実は天谷社長からこの依頼がある少し前の話になるのですが、

 駅のホームで落し物を拾ったんですが、でも色々あってそれを駅員に渡しそびれたんです。


 ーーーーーーーーーーーーーあれ?ーーーーーーーーーー

 でも偶然降りた駅の駐輪場で落とし主に会えたんです。


 ーーーーーーーーーーーーーそれってーーーーーーーーー


 落とし主は女子高生だったのですが、落し物を渡そうとしたら


 ーーーーーーーーーーーーーそっか・・だからーーー


 謂われのない酷い罵倒されまして、その女の子の態度が凄く頭にきてしまって


 ーーーーーーーーーーーーー原因はーーーーーーーー


 それ以来かなり今の高校生を見る目が変わってしまって、印象が最悪で


 ーーーーーーーーーーーーー私かーーーーーーーー


 その高校生相手に講師をやれと言われたものだから、やっぱり構えてしまって、

 でも先ほど話しましたが、天谷社長にはお世話になったので、いつか恩返しがしたいと考えていましたから、

 その時が来たんだと自分に言い聞かせて、この依頼を引き受けたんです。」


 その話を聞いて顔を上げていられなかった。間宮の顔が見れない・・

 足の上に置いてた両手を小さな握りこぶしを作り、震える程力が入った。


「でもね」 


 と、そんな彼女の変化にはまだ気付かず話を続ける。

「初日の初講義の席で出席をとっている時に、返事だけでいいと言ったのに、わざわざ席から立ち上がって通路側まで出てきて、しっかりと顔を見せてくれて丁寧な返事を返してくれた。

 それだけの事なのですが、その事が妙に嬉しくって構えていた憂鬱な気分を溶かしてくれたんですよ。・・・瑞樹さん。あなたのおかげなんです。」

 もう涙を堪える事しか出来ない。何か一言でも話せば堪えていた涙が一気に溢れ出してしまう。

 その涙は嬉し涙ではない。それは悔し涙で、後悔の涙で、自分への怒りの涙だった。

「それに参加してる皆さんが本当に一生懸命僕の講義に耳を傾けてくれて、いつの間にか楽しんでる自分がいたから、今回の合宿の事をストーリー化して皆さんで最後の講義を行いたいと思ったんですよ。」


「・・・・・・・・・・・」

 もう黙る事しか出来ない。どんな顔をして合宿の事を語ればいいのか、いや語る資格なんて自分にはない。あるわけがない!


「瑞樹さん?どうしましたか?」

 間宮の声色が変わったのがわかる。自分を心配してくれているのがわかる。

「いえ・・」

 それしか声がでなかった。

「なので瑞樹さんのお話を是非聞かせて欲しいと思ったんですよ。」

 そう言ってくれる間宮を少しだけ目線を上げて見ると、

 いつもの柔らかくて、優しい表情で微笑んでくれていた。


 やめて!そんな顔で私を見ないで!私はそんな笑顔を向けてもらえる資格なんてない!


 瑞樹は俯いたまま静かに立ち上がり、そのまま後ろを向いて出口へ向かう。

「瑞樹さん?」


 ガチャ!


 ドアを開けて自分の顔を見せない様、間宮に背を向けたまま

 必死に涙声にならないように、声を絞って小さい声で

「先生、すみません。私はそんな偉そうに語れる様な立場ではありません。他の生徒に話を聞いた方がいいと思います。失礼します。」


 瑞樹は部屋を出ようとしたが

「えっ?ちょっと待って下さい。部屋まで送るって言ったじゃないですか!」

 慌てて片付けを始めようとした間宮に

「いえ、やっぱり大丈夫です。1人で戻れますから先生は作業を続けて下さい。」

 と片付けだしたのを中断させた。

「いや、でも・・」

 間宮は引き下がろうとしない様子だったから、聞こえないふりをして

「失礼します。」と部屋のドアを閉めた。



 部屋を出て通路を歩く。後ろから間宮が追いかけてこない事を確認すると、我慢していた涙が一気に流れ出した。

 その止めどなく流れる涙を拭う事は一切せずにコテージへ向かう。


 待ち伏せていた男子達が瑞樹がこちらへ向かって歩いてきているのに気付いて全員瑞樹の方へ駆け寄った。


 だが誰も瑞樹に声をかけるどころか通路を塞がない様に道を開けだした。

 原因は瑞樹がもの凄く怖い表情で、しかも大粒の涙を隠す事もせず流したまま歩いてきたからだ。


 その様子を中庭から缶ビールを1人で飲んでいた藤崎が見ていた。

 男子達に囲まれて慌てる瑞樹を酒の肴にするつもりで待っていたのだが、瑞樹の態度とその涙に唖然とした。


 それから瑞樹が歩いてきた方向を見て、確か今晩の当番は間宮だった事を思い出した。


「あの子・・・・・」

 藤崎はそう呟いて歩き出した。



 部屋へ到着するとそのままシャワー室へ向かった。

 だが瑞樹がシャワー室のドアを開ける前に、中の方からドアが開いた

 バスタオルで頭を拭きながら出てきたのは加藤だった。


 加藤は部屋の前に瑞樹が立っている事に気付いて声をかけようとしたが

「おか・・え・・り・・」

 加藤は涙を流しながら険しい表情の瑞樹を見て言葉を途中で失った。

 そんな加藤をまともに見る事なく、消えてしまいそうな声で

「ただいま」とだけ言い残してシャワー室へ消えていった。


 バスルームへ入るとシャワーを全開にして頭から浴びた。

 そして声を殺して泣いた・・・

 立っていられなくて崩れる様にしゃがみこんで泣き続けた。


 1時間・・いやもっと長かったかもしれない。

 ようやく涙が枯れてシャワー室から目の周りを真っ赤に腫らして出てきた。


 もう皆眠った様でリビングの照明は出窓に置いてあるスタンドだけ点いていて、あとは真っ暗だった。


 リビングを横切り冷蔵庫がある方へ歩いていると、リビングのソファーがある方向から

「おかえり、志乃」


 振り返ると加藤が瑞樹の分のスポーツドリンクを手渡す格好で見つめていた。

 スタンドの薄暗い照明だけだったので、加藤がいるのに気が付かなかった。


 加藤へ歩み寄りドリンクを受け取りながら

「ただいま、ありがとう」

 とだけ返事を返して加藤の向かい側へ座って、俯きながら

「ごめんね。驚かせちゃったよね?」

 と申し訳なさそうに言った。

「まぁ、驚かなかったって言ったら嘘になるよね。」

「だよね、ごめん。」

 渡されたドリンクのキャップを外して熱を持った体を冷やす為にグイっと流し込んだ。


 それからしばらく無言の時間が続いた。


 その無言の時間を崩したのは加藤からだった。


「ねぇ、志乃。」

「ん?」

 瑞樹は当然この涙の理由を聞いてくると思っていたのだが、

 加藤が聞いてきたのは意外な事だった。

「私さ。こんな性格だからか、割と友達って多い方なんだよね。」

「うん。」

「でも心を完全に開いて向き合えるいわゆる親友っての?そんな友達は今までいた事はないんだよね。」

「うん?」

 瑞樹は加藤が言わんとしようとしてる事が見えなくて、首を傾げて相槌をうった。

「でもでも!私にとって志乃ってそうなんじゃないかって本気で思ってる。

 たった数日寝食を共にしただけなのに、こんな事言い出すのって変だとは思うんだけど、

 私って実はこう見えて、結構構えるタイプだったりするんだけど、志乃の前だとその構えが必要なくて素直な自分でいられてるんだよね。

 だから今、志乃に親友申請をさせて欲しいの。」

 加藤が恐らくここへ来て初めて真剣は表情で思っていた事を話した。


「はは・・私なんかのどこがそんなに気に入ったの?こんな意地っ張りで可愛くない奴なんだよ?」

 瑞樹は膝を抱いて俯きながら加藤が言うような女じゃないと否定した。

「うん、そうだね。本当に素直じゃなくて、男子を一切近づけさせない様に意地を張り続けてるよね。時々本当に何を考えているか分からなくなる時があるくらいにさ。」


「そうだよ。愛菜の気持ちは凄く嬉しいけど、こんな面倒臭い奴を親友に持ったら苦労するよ。」

 加藤から目線を外して呟くように言った。だが

「苦労しない相手が親友なの?色んな事を素直な気持ちでぶつけ合って、乗り越えられるように、側にいてくれる友達を親友って言うんじゃないの?少なくとも私は今、志乃の悩みを共有して、一緒に悩みたいって本気で思ってる!」


 瑞樹は驚いた表情で加藤の真剣は瞳を見つめて

「あ、ありがとう。嬉しい・・本当に嬉しい・・・でもね・・」

 でもねと言いかけた瞬間加藤がそれを否定する言葉を遮った。

「でもねは聞きたくない!私の事を考えるんじゃなくて、志乃が私の親友になりたいか、なりたくないかだけ聞かせて!」


 そう言い切られて二の句が継げない瑞樹は照れくさそうに目を逸らしながら

「私だっていままで親友なんて呼べる友達なんて一度も持った事なんてないけど、愛菜は私が持っていないものを沢山持ってて

 いつも羨ましいって思ってたし、そんな愛菜に憧れてもいたよ。だからそんな愛菜が私なんかを親友って思ってくれてる事を知って嬉しくないわけないし、

 私も親友になって欲しいって思って・・・・ます・・。」


 それを聞いて加藤は満面な笑みを浮かべて

「ありがとう!志乃!私すっごく嬉しいよ!」

「私の方こそありがとう!これからもこんな私だけど宜しくね。」

 瑞樹は今は満面の笑みってわけにはいかない心境だったが、精一杯の笑顔を作って応えた。


 するとさっきの満面な笑顔は一瞬で影を潜めて真剣な表情で瑞樹に訴えかけた。

「じゃ!早速志乃の笑顔を取り戻すために、親友からお節介やかせてもらうよ。」

「え?なに?」

 加藤はひと呼吸おいて

「志乃がその男子を寄せ付けなくなった本当の理由を聞かせてくれないかな。」


「・・・・・・え?」


「志乃の事だから、今まで一度も誰にも話した事ないんでしょ?

 でも私には話して欲しい。一緒に悩ませて欲しい。」

 今まで以上に真剣な眼差しで瑞樹の目を見て言った。


 その眼差しをまともに見つめる事が出来ずに視線を逸らして

「だ、駄目だよ。そんな・・・だって今は受験で一番大事な時期なんだよ?そんな時に私の事なんかで愛菜の邪魔したくない!」

 瑞樹は辛そうな表情で加藤にそう告げたが

「邪魔なんかじゃないよ!私にとっても大事な事だもん!だって私達親友なんだよね?親友が邪魔になんて絶対にならない!だからお願い。私に何があったか話して。」

 あれだけ泣いて枯れたと思っていた涙がまた溢れてきた。

 この涙は紛れもなく嬉し涙だ。


「愛菜・・・・ありがとう・・」

 掠れるような声で、でもしっかり伝わるように加藤の目をしっかり見つめて言った。


「お礼なんかいらないよ。」

 加藤は笑顔で返した。


 涙を拭って深く深呼吸する。

 瑞樹はゆっくりと話し出す。


「あのね、中学3年の頃に・・・・・」


 ================================


 間宮は瑞樹が部屋を出て行ってから作業を再開せずに戸惑っていた。


ドアの前で立っていた瑞樹の後ろ姿が今にも消えてしまいそう程小さく見えたのに、その背中を追えなかった。

追えば何かが壊れてしまいそうな気がしたからだ。


 



 コンコン!


 講師の待機時間はとうに過ぎていた。

 もう誰も来ないはずなのに、ノックする音が聞こえる。

 もしかして・・・


「瑞樹さん?」


 ガチャ!

 ゆっくりドアが開いた。


「残念!ハズレです!瑞樹さんじゃなくてすみません。」

 クスクスと笑いながらそう言って入ってきたのは藤崎だ。

「藤崎先生・・・・あ!すみません。あの何か御用ですか?」

「やっぱり瑞樹さんここに来てたんですね?」

「え?ええ。さっきまでいましたけど。」

 藤崎が言った意味が理解できずにいた間宮に藤崎が続ける。

「彼女、間宮先生に何か言ってこなかったですか?」

「いえ、ただ僕がこの合宿へ参加する事になった経緯を話しただけですよ。そうしたら・・」

「そうしたら?」

「瑞樹さんの態度が急変して部屋から出て行ったんですよ。」

「そうですか・・」

 藤崎は腕を組みながら出口の方を見ながら少し考え込んでいた。

 藤崎はてっきり謝らないといけない事を謝罪して、間宮が許さなかった状況を予想していたのだが、どうやら見当違いだったようだ。

 だが全く関係ないとは思えなかった。


「あの・・藤崎先生?何かご存知なのですか?」

 間宮は珍しく少し気弱な表情で藤崎に質問した。

 そんな間宮の表情を見て

「瑞樹さんが相手だとそんな表情もされるんですね。」

「え?」

「少し妬けちゃいます。」

 そう言って藤崎は間宮の反応を待たずに部屋を出て行った。


 1人取り残された間宮はモニターに写っている新たに制作していた物語を暫く見つめて、そしてその物語を全て消去してPCを閉じた。


 こんな気持ちではこの物語は作るべきではないと制作を諦めた。














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