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29  作者: 葵 しずく
最終章 卒業
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第20話 血染めの制服

 真夜中、午前2時過ぎ


 静まり返った病院のオペ室前に設置されているベンチに、生気を失った瑞樹と隣に寄り添うように岸田が座っていた。


 間宮が倒れたマンション前から、比較的近い場所に大きな救急病院があった為、岸田が救急車を呼んでからかなり早い時間でその病院に搬送されたのは、不幸中の幸いだった。


 今、間宮は緊急オペを受けている。

 救急車を待っている間、岸田は警察に通報して現場検証を行っている最中で、この後、瑞樹と岸田は事情聴取を受ける事になっている。


「お姉ちゃん!!」


 病院の通路から呼びかけられた。

 瑞樹は体を動かす事なく、視線だけ声がする方に目をやると、息を切らせた希と瑞樹の両親がいた。


 岸田が心配するから親に連絡をするようにと勧めたのだが、瑞樹は全く耳を貸さずに間宮の側から離れずにいた為、瑞樹から番号だけ聞き出して電話に出た母親に事情を説明していた。


 瑞樹の目の前まで来た両親と希は、瑞樹の姿を目の当たりにして背筋が凍り付りついた。


 着ている制服、足、顔の頬の部分に至るまでどす黒い血が付着して、両手に至っては肌の色が殆ど見えない程に、血まみれになっていたからだ。


 搬送された間宮を担当していた看護師に、着替えて血を洗い流すように言われたのだが、瑞樹は言う事を聞かずにこの場所から一歩も動こうとしなかった。


「志乃! アンタは大丈夫なの!?」


 母親が声をかけて、瑞樹はようやく口を開き掠れる声を出した。


「……私は怪我なんてしてない……でも、私のせいで間宮さんが……間宮さんが……」


 そこまで話すと、再び瑞樹の目から大粒の涙が零れ落ちて、その後は言葉にならなかった。


「あの、初めまして。僕は瑞樹さんの中学の時の同級生で岸田といいます。今回の事は僕が付いていながらこんな事になってしまって、すみませんでした」

「君が電話してくれたんだね。志乃の事助けてくれてありがとう!」

「いえ、僕は何も……」


 両親と岸田の会話に全く関わろうとせずに、瑞樹は生気のない目から涙を流して、ずっと手術室のドアを眺めている。


「志乃ちゃん」


 再び通路の奥から自分の名を呼ばれた。

 家族に呼ばれても、視線を移しただけの瑞樹だったが、この声にはいち早く反応してベンチから立ち上がる。


 瑞樹の元へ駆けてきたのは、病院に着いて緊急オペが始まってから、瑞樹が唯一連絡をとった間宮の妹の茜だった。


「……茜さん。それに優希さんも……」

「志乃ちゃん。状況を教えてもらえる?」


 茜の声に焦りの色が混じっているのを感じたが、あくまで冷静に努めているように見えた。


 瑞樹は茜達に、間宮が助けに入ってきたところから、現在までの経緯を涙交じりに話した。

 茜は最後まで黙って聞き終えると、間宮が入っているオペ室のドアを見つめた。


「そう。ありがとう」


 茜はそう一言だけ瑞樹に告げて、瑞樹の両親に挨拶をしようと話しかけた時、瑞樹の声がオペ室前の空間に響いた。


「何がありがとうなんですか!? 何で私を責めないんです!? 私のせいで間宮さんが刺されたんですよ!?」


 いきなり瑞樹がそう叫び、周りの空気が一瞬で変わった。

 だが茜と優希だけは、そんな瑞樹を見ても態度を変える事はなかった。


「御家族の方はおられますか?」


 現在の状況の説明をしたいと、担当医が瑞樹達の前に現れた。


 担当医が現れた事に、いち早く反応したのは瑞樹だった。


「あの! 間宮さんは!? 助かりますよね!? ねぇ!?」


 担当医の白衣の胸元を掴み、縋るようにそう問いただす。

 掴んだ白衣に乾いて固まった間宮の血が付着する。

 瑞樹の血まみれの恰好を見て、担当医も状況を理解したのか、患者の状況を簡単に説明する事にした。


 担当医は、幸い大動脈には損傷がなかったが、腸の一部にまで刃物が届いていて出血が酷かったと、縋りつく瑞樹とその後方にいる茜達に説明した。


「傷は全て縫合したのですが、まだ意識が回復していません。このまま戻らないと大変危険な状況になります」

「そ、そんな……お、お願いします! 間宮さんを助けて下さい!お願いします!!」


 瑞樹が負い縋ると、担当医は出来る治療は全てやったと告げる。

 後は、患者の生きる力次第だと、ポンポンと瑞樹の肩を優しく叩いて促した。


 瑞樹は膝から崩れ落ちるように、病院の床に膝をついて放心状態に陥った。


 そんな瑞樹を横切り、担当医に自分は妹だと茜がそう告げて、両親は大阪から今、こちらに向かっているところだと説明して、別室で詳しい話を聞く事になった。


「お、お姉ちゃん」


 まるで魂が抜けた抜け殻のように、目に生気がなく体中の力も抜け落ちて跪いたまま動かない瑞樹に、居たたまれなくなった希が声をかけたが、やはり何も反応がなく床に視線を落としていた。


「……志乃」

「志乃」

「志乃!!!!」


 三度目に語尾を荒げて名前を呼ばれて、ようやく気が付いた瑞樹の肩がビクッと跳ねた。

 落としていた視線を上げて、目の前にいる希の後に立っている人物の方を見上げると、そこには神楽優希が仁王立ちしていた。


「立て!!」


 優希の荒げた号令に、また体が跳ねてその勢いのまま立ち上がり、優希と対峙する瑞樹の間に屈んでいた希が、呆然と優希を眺めていた。


 神楽……優希だよね。ホンモノ!? お姉ちゃんの事を名前呼びとかマジ!?


 優希と瑞樹と交互に見上げながら、そんな事を考えていた希はこの直後、もっと信じられない光景を目の当たりにする。


 パンッ!!


 優希が突然、瑞樹の頬を引っぱたいた。

 その音が真夜中の病院の通路にやたらと響く。


「しっかりしなさい! 志乃がそんな事でどうするの!」

「……優希さん」


 2人の間に挟まっていた希の体が固まる。

 自分の頭の上で、信じられない事が起こっている。

 自分の姉が、カリスマと言われる程の有名人である神楽優希に、ビンタを食らったのだから無理もない。


「腐ってる場合じゃないよ! 今、出来る事、やらないといけない事をやりなさい!」


 そう言う優希の目に僅かだが、涙が溜まっているのを瑞樹は見逃さなかった。


 きっと本当は優希さんも泣き崩れたいのを、必死に自分を奮い立たせて我慢してるんだ。

 こんな不甲斐ないライバルが目の前にいるから……


 瑞樹はそっと両手を自分の両頬に当てて、勢いよく自分の頬を左右同時に叩く。

 そうだ!しっかりしろ!私!


「優希さん。ごめんなさい! もう大丈夫です!」

「まったく、世話の焼けるライバルだよ」


 本当にカッコいい人だ。

 ライバルだけど、素直に憧れる。


 瑞樹は優希を羨望の眼差しで見つめていると、医師から説明を受けていた茜が戻ってきた。


 茜の話によると、もう後は意識が戻るか戻らないかの問題だけだから、明け方には集中治療室から出て、個室の一般病室へ移すらしい。


 自分に出来る事。

 それは間宮さんの意識が戻ると信じる事だ。


 その後、瑞樹と岸田は警察に呼ばれて事情聴取を受ける為に、一旦茜達や両親と離れた。


 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 明け方になり、間宮は予定通り個室の病室に移った。

 その時、ようやく姿を見る事が出来た茜や優希が涙を流しながら、眠っている間宮に声をかけている光景が印象的だったと、後で希が教えてくれた。


 別室で事情聴取をとりあえず終えた瑞樹が、Lineで連絡を貰っていた病室へ向かう途中に、後ろから声をかえられた。


「おーい! 志乃ちゃん!」


 振り返ると、間宮の両親である雅紀と涼子、それに弟の康介がこちらに向かってきていた。


 雅紀達がまだ血まみれの制服を着た瑞樹の姿を見て、大怪我をしていると勘違いして、大騒ぎになったのは言うまでもない。


「え!? ほな、その血は全部良介のもんって事なんか!?」

「はい……」


 雅紀達に制服に付着している血液の事を説明すると、顔色がみるみる青ざめていく。

 この制服を見れば、どれだけ出血したか想像するのは難しくないのだから、当然の反応だった。


「私のせいで、本当にすみません」


 瑞樹は雅紀達に深く、深く頭を下げて謝罪した。


「今はそんな事より、良介の所に案内してもらえるか?」

「はい、こちらです」


 瑞樹は肩を落とした雅紀達を、間宮を移動させた病室へ案内を始めた。


 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「優希、送っていくから貴方は少しでも休みなさい」

「良ちゃんがこんな時に、冗談言わないで!」


 茜が優希だけ帰宅させようとしたが、優希は頑としてその申し出を拒否した。


「冗談を言っているのは貴方でしょ! ツアーが始まるのよ!? スケジュールだって分刻みで入ってるんだから!」

「ツアーに関係ないスケジュールは全部キャンセルして、ズレせばいいじゃん!」 


 プロのミュージシャンとそのマネージメントをしている者の主張が、激しくぶつかり合う。

 そんな光景を目の当たりにした、一般人の瑞樹の両親達や、岸田が唖然として2人に意識を向けている。


「いい加減にしなさい!!」


 茜は声を荒げて怒鳴り、病室に別の意味で緊張が走る。


 岸田はここでようやくあの時、O駅のホームで間宮と一緒にいた女性の正体に気が付いた。

 同じ人を好きになった人が神楽優希なら、瑞樹ほどの女の子が激しくショックを受けて落ち込む事も納得出来た。


「昔、優希に言った事あるよね? 例え親の死に目に会えなくて、その時に仕事があれば当然、何事もなかったように仕事をこなすのが、プロなんだって」

「だったら、そのプロをやめたっていい!」


 優希のその言葉で頭に血が上った茜は、優希に向かって右手を振りあげた時、病室のドアが開く。


 病室にいる全員が向けた視線の先には、相変わらず血まみれの制服を着た瑞樹と、大阪から駆け付けた雅紀、涼子、康介の三人がいた。


「お父さん!お母さん!」

「待たせたな茜。良介の具合はどうなんや?」


 振り上げた右手を降ろして、到着した雅紀達の元へ向かう茜に変わって、優希の前に瑞樹が立った。


「あんな大きな声だしたら、他の患者さん達や病院のスタッフさん達に迷惑ですよ。かなり離れた所まで聞こえてたよ。優希さん」

「志乃には関係ないじゃん」


 間宮を巡る2人が、間宮の前で対峙する。

 あんな事件が起こらなければ、こんな状況にならなかったはずだ。

 手術室の前で2人が再会した時と違い、今の瑞樹の目には力が戻っている。

 その目で優希の目を見つめると、今度は優希が目を逸らした。

 形勢が逆転した。


「私が間宮さんの意識が戻るまで、離れずに傍にいます」

「は? それは私がするって言ってるじゃん」


 突然の瑞樹の提案に優希は勿論、周りにいた人間が目を開いて瑞樹に視線を集める。

「優希さんがそんな事したら、大勢の人に迷惑がかかるんですよ?」

「だから、そんな事どうでもいいって言ったでしょ!」


 パンッ!!!


 病室で勢いよく頬を叩く音が響いた。

 その音で、ピンと張りつめていた空気の中にいた雅紀達の肩が、ビクッと跳ねる。

 跳ねなかったのは、眠っている間宮と、対峙していた瑞樹と優希だった。

 優希は振り落とされた瑞樹の右手を、何が起こったのか分からない顔で見つめている。


「さっきのお返しですって言いたいところですが、これは間宮さんの代わりです」


 商売道具でもあるタレントの顔に傷をつけるという、あってはならないタブーを瑞樹は躊躇なく犯した。


 一瞬状況が呑み込めずに、立ち尽くしていた茜が、慌てて優希の元へ駆け寄ろうとしたが、優希が茜に手をかざして制止させる。


「良ちゃんの……代わり?」

「はい。間宮さんが起きていたら、きっとこうやって優希さんを叱ったと思うから」

「……良ちゃんが……私を」


 2人は眠っている間宮をジッと見つめる。

 ずっと表情を変えていない間宮の顔が、2人には少し優しく微笑んだように見えた。


「以前、間宮さんに聞いた事があります。優希さんの生き方は俺の憧れだって照れ臭そうに話してくれました」

「私が良ちゃんの憧れ?」


 そう聞かされた優希の頭の中で、出会ってからこれまでの色々な表情をした間宮の顔が、次々にまるでスマホに保存している写真の様に流れていく。


「そっか。憧れられてたのか私」

「はい。だから私達が大好きな人の憧れを、壊さないで下さい。お願いします!」


 色んな人間がいる前で、堂々と告白した瑞樹の顔は照れる事なく、ただ真っ直ぐに優希の目を見つめていた。


「そっか。それは裏切る事は出来ないね! じゃあ、ここは志乃に任せていい?」

「はい! 勿論です! 任せて下さい!」


 優希は軽く呼吸を整えると、茜の元に歩き出して頭を下げた。

「茜さん、さっきはごめんなさい。帰って少し休む事にするね」

「ええ! それがいいわ! それじゃ、車を正面に回してくるよ」

「ううん、いい。タクシーで帰るから、茜さんは少しでも良ちゃんの側にいてあげて」


 でもと食い下がる茜に、優希は大丈夫だからと促して、最後に明日からまた忙しいけどよろしくねと茜に言い残して、病室を立ち去っていった。


 優希と茜の姿にプロというものを感じた。

 いや、何も芸能人だけがプロと呼ぶわけではない。

 仕事をして報酬を受ける事が、プロなんだ。

 眠っている間宮も、会社を経営している雅紀も、そして会社員をしている父だって、各業界のプロフェッショナルなんだ。


 私はまだ学生で、親に大学へ通わせてもらっている身で、報酬を受ける立場ではない。

 大学を卒業してプロになる時、初めて間宮達と同じ土俵に立つ事になる。

 だから、今はその為に学べる事、吸収出来る事は貪欲に欲して、少しでも間宮や優希に追いつけるように頑張ろうと、立ち去る優希の背中を見て誓いを立てた。


 だが、その前に瑞樹にはどうしてもやりたい事がある。


 瑞樹は優希が出て行った後、両親に話があると、2人を病室の外に連れ出した。


「お父さん、お母さん。私、間宮さんの意識が戻るまで、泊まり込みで傍にいさせてほしい」


 瑞樹がやりたい事。

 それは意識が戻らない間宮を、泊まり込みで見守る事だった。


 瑞樹がそう頼み込むと、両親はある程度は理解を示してくれたが、もう大学が始まるからと、予想通り反対された。

 正論を突き付けられたが、これまで間宮にどれだけ助けられた事、そして今回の事件が自分のせいで起こった事などを真剣に話して聞かせて、大学の遅れは必ずすぐに挽回する事を約束した。


「だから、お願いします!」


 最後は深く、深く頭を下げた。


「分かった。お前を助けようとしてくれた人だからな。志乃の気の済むようにしなさい。ただし! これが原因で大学生活に支障をきたしたら、間宮君が責任を感じてしまうんだからな!」

「うん! 分かってる! 絶対にそんな事にならないよ! ありがとう! お父さん」


 瑞樹の頼みを了承した両親は、雅紀達に改めてお礼を述べて娘をここにいさせて欲しいと願い出た。


 雅紀達は驚いていたが、ここには涼子が茜の部屋から通う事になってる。

 雅紀と康介は間宮が頼んでいた引っ越し業者のキャンセルを済ませて、間宮が住んでいるマンションの契約が切れてしまう為、康介がこっちで新生活を送る為に契約した部屋へ間宮の荷物を運び込む事になっている。

 その為、涼子が一人で間宮の看病につく為、瑞樹がいてくれたら話し相手になって気が紛れて助かると歓迎した。


 とはいえ、泊まり込むのなら準備が必要だから、一旦帰宅するように両親に促され、一度はこのままここにいると拒否したのだが、間宮の血があちこちに付着していて、どっちが患者なのか分からないと雅紀に冗談交じりに指摘されて、泊まり込む荷物を準備するついでにシャワーを浴びて着替える事にした。


 ここの病院からなら歩こうと思えば、歩いていける距離に瑞樹の自宅があるのだが、今の瑞樹の恰好だと近所に妙な勘違いをされていまう恐れがあるからと、病院前で待機していたタクシーで帰宅する事にした。


「あの人が前に、希が言ってた間宮君か」


 帰宅中の車内で、流れる外の景色に目をやっていた父が、独り言のようにそう呟いた。


「……そうだよ」


 聞き流しても構わない状況だったが、心なしか父の横顔が寂しそうに見えた瑞樹は応える事にした。


「意識が戻ったら、改めてお礼を言わないといけないな」

「……そうだね。間宮さんが助けてくれてなかったら、間違いなく私が刺されてたよ」

「中々出来る事じゃないわ。凄い人だと思う」

 2人の会話を黙って聞いていた母親が、割って入ってきた。

「だよね。口では綺麗ごと並べる男は腐る程いるけど、本当にやってしまう人なんて初めて見たよ」

 希の会話に交じって、母親の話を肯定した。


「志乃は……その、なんだ……彼の事が好き……なのか?」

「……」

「いや、言いたくないのならいいんだ。言ってしまったら、また父さんが煩いもんな」

「ううん! 違くて、間宮さんに対しての、今の私の気持ちをどう言葉にしていいのか、分かんなくて……」

「そうか……まぁ、お前も大学生になって、半分大人の仲間入りをしたんだし、自分の思うようにやってみなさい」

「うん……ありがとう。お父さん」


 大人の仲間入りなんて言われても、正直ピンとこない。

 大学が始まったら、少しは実感出来るのだろうか。


 でも、今はそんな事はどうでもいい。

 今は間宮さんの意識が戻る事を信じて、自分に出来る事をするだけだ。

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