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言葉より大切なもの  作者: 結城麗漓
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第2話





学園都市にある私立聖桜学園。


その高等部にそびえ立つ、樹齢数千年とも噂される桜の巨木。


今年も満開の桜を咲かせた巨木の袂、樹を見上げるようにして立った、一人の少女がいた。



白いワンピースに、鍔の広い帽子。


ワンピースと揃いの白い帽子には、彩り豊かな花の飾りがついていた。


そして、動きののあるセミロングの黒髪に映える、鮮やかな青い瞳には、満開の桜の花弁が映っている。




「帰ってきたよ、要……」




春風に舞い上がる薄紅の花弁と共に、少女の言葉も、晴天の空に溶けていく。

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