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幻影の魔術師  作者: くにずき
第1章 迷った先には
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第一話 転移しましょうか


はいこの俺魔術師タグ・オラン!

旅に出ております!

いや〜本当に…どうしてこうなった⁈


【朝の事】


いや〜いつも通り朝起きたんだよ?

そうしたらさーご近所さんから、

「タグ⁈起きてっかー?広場に集合‼︎あと5分以内に来い!」

と、まぁいきなりの嬉しくないモーニングコールでさ?まだ着替えてもいないのに5分よ5分‼︎


まぁ、いつも通りに軽いローブ着て、赤のめっさ長いストールも巻いて、左右後ろにピロピロさせてハイOK‼︎

いや〜俺の服が単純で良かったとこの瞬間始めて思ったわ。

で、階段をこけそうになりながらも必死こいて降りたわけよ。

…いやまぁこけたけども。落ちたけども。

オラ、今「だっせぇw」とか思ったやつ出てこい!焼け焦げにするだけで許してやるわ‼︎


まあ、そっからは全力疾走で広場まで走ったよ。

まずさっ⁈5分もう過ぎてるよね⁈

で、そんなこんなあって広場に着きましたよ。ハァ


俺が息を整えながら歩いていくと、村のみんなが集まっていた。

朝あのむさ苦しいモーニングコールをしたご近所さん…もといコルグが、

「はい。6秒遅刻。」

だよ⁈6秒ぐらい遅刻は許してよ‼︎


そんな事を思っていると、奥の方から見慣れた顔が…

「キョウばあさん!」

そう、そこには昔からこの村にいるエルフで予言者のキョウばあさんだった。

「…………ハッ」

「「寝るな‼︎」」

まあ、本当にこのばあさんは…

黙ったと思ったら寝てるんだもん。

コルグとはもっちゃったよ…これ以上無いぐらい絶望しとるわ。


「おい、タグ今失礼な事考えて無かったか?」

「大丈夫!コルグの顔みるとほとんど失礼な事しか考えないから!いつものことじゃないか‼︎」

と、親指を立てて満面の笑みを送ってやったわ。朝のお返しじゃ。

「まあ、2人とも喧嘩はするでない。タグ。お前を読んだのは他でもない。予言だ。」

「あはー、やっぱり?」

「この世界に…マリアに終焉の時が近づいておる。」

へぇー、終焉か。そりゃたいへ…ハァ⁈

「終焉⁈なにそれ⁈」

「そこでだ!その終焉を止める為に旅に出るのがタグじゃったんじゃよ。」

あれぇー?俺の疑問スルーされた?

カナシイナースゴくカナシイナー。


いやそうじゃなくて、俺が?旅に?

「マジで?」

「マジマジ。」

「大丈夫!お前ならそうそうは死なねぇだろ!強いんだから‼︎」

「強いとかそうゆう問題じゃないでしょ⁈」

「いや、そうゆう問題じゃ。」

ああ、もうやだ…

みんなの視線が刺さるわー心に…

「ああーもう‼︎行くよ行ってやるよ‼︎」


最初に戻る


なんで行くっていっちゃったんだろ…バカ!俺のバカァァァァァァァ‼︎


「…何処に行けばいいんだよ…」

「ここ森じゃん。迷ったじゃん。

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

あれ?よく考えろ…俺はなんだ?

「魔術師じゃん‼︎転移系使えば!

よし、早速実行‼︎」


「転移魔術!我を導け!行き先は首都グランセ!ウオーカースキップ‼︎」

転移魔術の詠唱を終えると青の光に包まれた。






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